CV:川上とも子
概要
『風のクロノア2 〜世界が望んだ忘れもの〜』で初登場。以降はシリーズにおけるヒロイン的立場となっている。
口の悪い相棒のポプカを連れている。
性格は心優しくおっとりしているが、何事にもひたむきに取り組むがんばり屋。礼儀正しく、基本的に誰にでも敬語で話す。
また、かなりのドジっ子で、シリーズを通して何もないところでよく転んでいる。
一方で敵キャラに対しては毅然とした態度に出るなど芯の強い一面も見られる。
登場作品
ルーナティアの聖地ラ・ラクーシャでクレア母神に仕える巫女見習い。巫女を目指しているが、試験に落ちてばかりな為、周囲から落ちこぼれのレッテルを貼られていた(劇中では彼女の過去を映し出したものとして周囲から嗤われる彼女の姿が見れる)。それにより、自分自身に劣等感を抱いている。本作では、彼女が風のリングに入ることで風玉を出せるようになっている。
お化けが苦手で、ジョイラントのお化け屋敷に入った際、リング越しにかなりビビっていた。
『クロノアビーチバレー 最強チーム決定戦!』(PS)
バランスタイプ。
必殺技は「ラブリーアタック」で、癒しの霊力によって食らった相手はメロメロになる。
エンディングでは、自身のドジっぷりを遺憾なく発揮している。
『風のクロノアG2 ドリームチャンプ・トーナメント』(GBA)
ポプカと共に選手として参加。時系列的に『2』の後の話なので、クロノアとの再会を喜んでいた。クロノア達と違い、トーナメント参加には消極的であったが、ポプカのサポートと対戦相手の不調により、2回戦まで勝ち進む。しかし、準決勝でガンツと対戦した際に彼の妨害を受け敗退。
『クロノアヒーローズ 伝説のスターメダル』(GBA)
これまでと違い、ブリーガルに住むクロノアの幼なじみという設定。ドジなのは相変わらずだが、頑張りが認められ本編の序盤で天空寺院に留学することとなる。その後、旅の途中で天空寺院に立ち寄ったクロノアと再会するが、ガーレンの企てによりジョーカーに捕らわれてしまう。
ブリーガルを発つ際、クロノアから幸運の証であるヒカリサクラを贈られ、以降は大切に持ち歩いていたようだが、それが後に重要な役割を果たすこととなる。
本作では、無茶をしがちなクロノアの為に「無事に戻る」という約束を交わさせたり、敵の陰謀によって拐われたりとヒロイン色が強く出ている。
また、両親は健在している模様(姿は見せないが、彼女の台詞から旅立ちの際にクロノア達と共に見送りに来ている。)。
ちなみに、本編ではボイスがないが、CMでは川上とも子氏によって声があてられている(ただし、叫び声のみ)。
『namco×CAPCOM』(PS2)
NPCとして登場している。大まかな設定はヒーローズと同じ。
漫画版
別冊コロコロコミックに連載されていたかとうひろしによる漫画『疾風天国 風のクロノア』にも登場し、ここでは徹底して酷い天然大ボケキャラである(この漫画では、主人公のクロノアも含め、ほとんどの主要キャラが大ボケだが…)。