概要
三番目のボス。ボルクホールに配備された警備マシンで、正式名は機動戦車ビスカーシュ。
見た目は緑色のモノアイを持つ赤いマシンで、見ようによってはタコにも見える。
地上と地下のエネルギー炉を止め、レオリナのにせリングを回収しようとボルクホールに戻ってきたクロノア一行に襲いかかる。
戦闘時は高くジャンプして押し潰そうとしたり、ホーミングミサイルを放つ。
第二段階になると画面奥から左右いっぱいにローラーを広げ、押しつぶそうとする攻撃が加わる。
弱点は頭上の通気口のような部分。
ホーミングミサイルが厄介だが、それに気をつけていれば苦もなく倒せるはず。
倒すと他のボス同様爆発するが、このボスのみ消滅せずに壊れた格好でその場に残る。
撃破後は、この時の戦闘のエネルギーでレオリナのにせリングが完成。
怒りのエレメントを奪われたばかりか、地下のエネルギー炉が爆発した影響でボルクが炎上し、
一行は地上のエネルギー炉の暴走を止めに向かう。
そんな中、ボロボロになったビスカーシュのアップが映る、どこか不穏さを感じさせる流れでイベントシーンは終了するが…
おそいくる恐怖
案の定、これで終わりではなかった。
燃え盛るボルクの市街地で、クロノア一行の前に再びその姿を現し、襲いかかってくるくるのである。
先の戦いで壊れたパーツを切り離してきたようで、ボス戦時より小型化した印象であり
武装も真下に向けて放つ、レーザーのみとなっている。
行動もクロノアを追跡するのみ。
こうして見ると弱体化したように思えるが大間違い。
この時放つビスカーシュのレーザーに焼かれると、なんとクロノアが即死してしまうのだ。
その上、ボス戦時と違ってビスカーシュを倒す手段は一切ない。
つまり、強制スクロール系列の仕掛けと思って逃げる他ないのである。
移動スピードも早く、レーザーで地面を焼きながら追いかけてくる姿は恐怖そのもの。
終盤になるとレーザーのエネルギーが尽きてか、体当たり攻撃に切り替えてくるが、
避けてもすぐに方向転換して向かってくるので鬱陶しいことこの上ない。
最期はボルクの蒸気機関車に激突して大破。ここでようやく完全に沈黙する。
なお、通常の横スクロールのヴィジョンにまで押し掛け、クロノアたちに牙をむいたボスは、このビスカーシュのみである。
そういう意味でも、本作で一番のインパクトを残したボスと言えるだろう。
関連タグ
ゲルグボルム・・・三面ボスで攻略法も共通しているが、こちらは単なる1ボスに留まっている。