CV:なし
「きさまらか、わが帝国でぬくぬくと夢をみるよそものは。
そんなヒマがあるなら遊び、はたらき、恋でもすればよい」
概要
ジリアスとは、「風のクロノア」シリーズの1作『風のクロノア 夢見る帝国』(GBA、2001年)に登場するキャラクターで、「夢見る帝国」の皇帝。
自らが眠れない病を患ったために、国民が夢を見ることを禁止した。
帝国に迷い込んで夢を見て眠っていたクロノアを引っ捕らえて、御前に引き出し、バクウと共に夢を見ることの無益を語るが、
「そんなのまちがってる。/なんで夢をみちゃいけないんだ!!」と堂々と抗弁するクロノアの態度に感心し、
本来なら極刑に処するところを、それに代えて帝国に現われて四つの街それぞれで暴れ回る4匹の怪物を倒すことを命じる。
バクウによれば、その過程で夢を見ることの愚かさが理解出来るという。
その振る舞いは一見暴君だが…
〔※なお、公式設定によれば、クロノアは、本人は無意識だが夢の世界の調整者であり、彼が別の世界で夢から目覚める(夢を見て目覚めると別の世界にいる)ということは、彼が数ある夢の世界の一つに呼び寄せられたということである。そしてクロノアがその世界で目覚めたと言うことは、その世界で夢を見ていたということでもある。〕
漫画版『疾風天国 風のクロノア』におけるジリアス
クロノアの家の隣に城を建てて引っ越してきた隣人。
不眠症に苦しんでおり、クロノアを「有名な正義のヒーロー」と言って快く迎え入れ、その悩みを相談した。
そのせいで酷い目に遭う。
巨大なハンマーで殴られても、ハンマーが砕けるほどの石頭。「わたしは石頭である」
語尾が「~である」「~のである」であるせいか、その喋り方にはぎこちない印象を受ける。