あらすじ
モルカードライバーに憧れる、モルカー大好き無免許中学生が
マジカルエンジェルモルカーと契約し、魔法天使に大変身!
街中のモルカーを操り、 交通安全を脅かすデビルドライバー達との死闘を繰り広げる。
概要
『PUIPUIモルカー』第10話『ヒーローになりたい』にて描かれた、作中世界のアニメのタイトル及び同作の主人公キャラクター。
タイトルのロゴには「MAGICA MORUMI」(強いて言えば「魔法のもるみ」といったところか)と表記があり、サブタイトルと思われる。
タイトル、作中のアニメ映像から、いわゆる魔法少女ものであることが推測される。
外見
全体的に、モルカーを擬人化したような姿をしており、可愛らしい丸顔にピンク系の色の垂れ目が特徴的。口元はいわゆる猫口で、前歯が長めである。
髪型は明るいブラウンのボブカットで、前髪の真ん中にオレンジ系のメッシュ、耳の下あたりから白っぽいメッシュが入っている。
頭には濃いブラウンの獣耳が生え、耳にはリングタイプの耳飾りをしている。
服装はイエローのワンピース(ベアトップタイプ)で、そのワンピースの下には獣耳と同じ色のスパッツを着用、オレンジのファーでできたブレスレットに、足元はファー付きのブーツ(ブレスレットよりやや色が赤っぽい)を履いている。
首にはピンクまたはレッドのジュエルがついたチョーカーを付け、ジュエルはパトモルカーにも似た形のフレームに取り付けられている。
ハート型のジュエルが施された魔法の杖(ネックレスと似たデザイン)を持ち、変身時には金色に輝く翼のような装飾が現れる。
また、傍らにはパートナー(使い魔?)と思しき天使風の小さいモルカーがいる。
作中での描写
アビーの運転手のオタク青年(3話に登場した女性や5話に登場したドライバーとは別人。)がこれのファンらしく、アビーの体にペイントを施して痛車に作り変えてしまった。
アメコミヒーローのような、”力強くカッコいいヒーロー”に憧れていたアビーは非常に大きなショックを受けてしまい、外に出た際には”自分が他のモルカーや人間に笑われている”という被害妄想に囚われることとなった。
その後、気恥ずかしさのあまり路地に隠れていたアビーであったが、木の上から降りられなくなっている猫を見つける。
すると、体に描かれていたペイントが意思を持って動き出し、アビーを魔法少女ならぬ魔法モルカーへと変身させた。
翼が生えたアビーは、枝が折れて地面に落ちそうになった猫を助けることができたのであった。
ちなみにアビーを含む劇中の登場人物はこの奇跡を知らず、ペイントのもるみが画面にウィンクをすることで視聴者だけがその真実を知る、という構図になっている。
DS編第4話ではVR教習を受けていたアビーとペーターの横でオタク青年が遊んでいたゲーム機の中にいたが
ポテトが齧った配線の跡を発見したオタク青年が思わずゲーム機を放り投げた事で、齧られた配線を通してVR空間にダイブ。
バグが生じたVR空間で猫を救おうとしたアビー達に助け舟を出す。その後は無事ゲーム機の中に帰還している。
余談
電気街のあちこちに巨大な街頭看板(ポスター)があることや、アニメショップの外壁に設置された大型モニターでアニメ映像が流れていることから、劇中世界ではかなり有名な作品であることが推測される。
また、もるみとおそろいのイヤリングを装着したモルカーと、もるみのヘアカラー風のボディカラーのモルカー(もともとそのような色なのか、塗装されているのかは不明)が登場している。
電気街の様子に加え、服の下に隠れているはずのスパッツが大きく描かれているイラストや、セクシーなポーズをとっているイラストが映っているあたり、子供向けではないことが窺える。
さらに、放送後に公開された設定イラストでは、ペイントがスパッツではなくパンツのようなものが見えているものになっている。
なお、設定イラストでは「MOLMI」表記となっている。
設定イラストは「アビー(痛車)」のような表現ではなく「痛車モルカー」という表現であり、アビーと違って背中(屋根)の部分の毛が盛り上がっていないことから、元々はアビーとは別のモルカーとして登場する予定だった可能性がある。
関連イラスト
関連項目
ぴんぴくピンクちゃん、モルカーと異世界ドライブ:同話に登場した劇中劇
魔法の天使クリィミーマミ:タイトルが類似する魔法少女アニメ。
鋼鉄天使くるみ:タイトルが類似するアニメ。