魔法の天使クリィミーマミ
まほうのてんしくりぃみーまみ
スタジオぴえろ(現:studioぴえろ)制作の看板魔法少女アニメシリーズ「ぴえろ魔法少女シリーズ」の第1作(スタジオ側は単に「魔法少女シリーズ」と呼称しているが、他の魔法少女アニメシリーズとの区別のため便宜上こう書く)。
1983年に放映が終了した「魔法のプリンセスミンキーモモ」の企画を立ち上げた読売広告社が、新たな魔法少女ものの企画として持ちかけたことにより制作された。
当初は前期の放送で終了する予定だったものの好評につき放映延長され、1983年7月1日から1984年6月29日まで2クール全52話が放映された。
後のシリーズにも受け継がれる、「現代的な世界観を背景に、魔法により生み出された虚像の自分と本当の自分との狭間で揺れ動く主人公の少女の想いを描く」というコンセプトはすでにこの作品で確立されており、放映当時の1983年の日本の風俗が劇中の背景に取り入れられている。
更に、魔法少女というコンセプトに芸能界という要素をプラスし、物語の舞台をよりいっそう現実的で身近なものにしている。
2018年12月よりノース・スターズ・ピクチャーズの運営しているWebコミックサイト「タタン」にて綾瀬めぐみを主人公に据えたスピンオフ(アニメ本編の裏エピソード)作品『魔法の天使 クリィミーマミ 不機嫌なお姫様』が連載されている。
くりみヶ丘に住む森沢優は、元気で明るい10歳の女の子。
ある日、優は魔法世界フェザースターの舟を助け、お礼として「願いが叶う魔法」を授けられた。
優は呪文で美しい女の子に変身し、その姿で街を歩いているところを芸能プロダクションの社長にスカウトされる。
たちまちアイドル歌手・クリィミーマミとしてデビュー。
優は普通の女の子とアイドルの二重生活を送ることになる。
自分の思いと裏腹にアイドルスター「マミ」としてのし上がってゆく虚像の自分、そしてマミに一目惚れしてしまった片想いの相手である幼なじみの俊夫とのすれ違いに戸惑い、悩みながら……。
表記揺れ
本作品は「ー」と「ィ」を取り違えた表記揺れが数多くみられる。
例えば、
「魔法の天使クリーミーマミ」や
「魔法の天使クリーミィマミ」であったり
または
「クリーミーマミ」や
「クリーミィマミ」といったものである。
ちなみに、キャラクター名の表記としては、
「クリィミーマミ」が正しい。
生みの親である高田明美さんも、Twitterのつぶやきでこのように告知している。
なので、頑張って表記を「魔法の天使クリィミーマミ」に統一しましょう。
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