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CV:島津冴子


概要編集

芸能プロダクション・パルテノンプロ所属のトップスター。

「ミルキーウェイ・プリンセス」の通り名を持つ18歳のアイドル歌手。


当初は鳴り物入りでデビューを果たしてからトップの座を取って代わったマミによって事務所内や社長で片思いの相手である立花慎悟にぞんざいに扱われるようになり、嫉妬とライバル心から謎に包まれた彼女の正体を暴いてやろうと目論んだこともあったが、いずれも不発に終わり以降は詮索はしなくなった。

共に仕事をこなすことも増えたこともあってか、アクシデントで集合場所に遅刻寸前だったマミに取り乱し諦める慎吾を「あの子はいつだって何とかしてきたわ」と諫め、アイドル稼業に悩む彼女を先輩らしくフォローするなど面倒見の良さが見られるようになる。

(もっとも本人はあくまで「慎吾のため」という建前を崩しておらず、愛する人のためにライバルに塩を送ってあげなければならないことへの複雑な内心を吐露してもいる)


最終回では、コンサートを一人でやりたい(途中めぐみが場繋ぎで歌を歌う予定だった)と訴えるマミの気持ちを尊重して、反対する慎悟に「本物のスターはわがままなものよ。そのわがままにいちいち驚いていてはあなたは大物にはなれないわ」「あたしは観客にまわるわ」と言いくるめて、マミには「がっかりさせないでね」とエールを送り、自身は観客に回ってコンサートを見守り、雨でコンサートを途中で中止しようとする慎悟に平手打ちをして「慎吾!あなたたち一体何を見ているの?」「バカ!よくご覧なさい、誰も帰ろうとしてないじゃない!」と叱咤して、マミの最後のコンサートを支えた。


パルテノンプロの社長に就任したてて間もない頃の慎吾に見いだされてデビューしたという経緯があるため、アイドルと芸能界社長という雇用関係ながらかなりの近しい立場にあり、デビュー前当時と違って慎吾を呼び捨てにしている他、慎吾に対して度々激怒の平手打ちを見舞っている。


TVシリーズ最終回のED中で慎悟と正式に婚約し、OVA「ロンググッドバイ」では、紆余曲折を経て無事、慎悟と結ばれる。同作では既に年齢は20代(TVシリーズ最終回から3年後のため)となっているが、アイドル業を続けているかどうかは不明)。マミというライバルがいなくなったこともあってか、TVシリーズのように表情がオーバーに崩れたりヒステリックな態度をとることもほとんどなくなり物腰も穏やかになっているが、相変わらずマミの幻影を追い続ける慎吾の姿を見て深く嘆いている。


魔法の天使 クリィミーマミ 不機嫌なお姫様編集

2018年より展開されているスピンオフ作品。三月えみ氏が漫画を担当。今作ではめぐみが主役


マミの登場による焦燥や、めぐみが慎悟と共にトップスターに上り詰めるまでの研修生時代からの頑張り・挫折・再起・努力がつぶさに描かれている。(が、その分、慎悟の外道ぶりが際立つとともに、マミ()の無邪気な夢がどれだけ無自覚に人の必死な努力を魔法というチートであざ笑い傷つけていたのか、という部分を描き出す物語となっている)。レビューでもそのことについてふれられている感想が多い。


2022年3月18日で最終回を迎えた(三月えみ氏のツイートより)。


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