曖昧さ回避
小説『デカメロン』
「あなたは今までにどんな女とも淫乱の罪を犯していないですか?」
「我が神父様、わたくしは自分の母の体からからでたままの、童貞でございます。」
「ああ!神のご祝福に恵まれますように!」
ー第1日 第1話より。ー
14世紀前期にイタリアの詩人ジョヴァンニ・ボッカッチオにより執筆された。
ギリシャ語で「10日」という意味の「deka hemerai」から題が取られ、『十日物語』と和訳されることもある。
『千夜一夜物語』や『七賢者の書』からの影響を受けており、のちにこの時代に流行した「語り部を介したオムニバス形式」の嚆矢といえる小説でもある。
ペストの大流行から逃れ、フィレンツェ郊外に引っこもっている三人の男と七人の女たちが、退屈凌ぎにそれぞれに10の物語を、10日かけて語る形式で進んでいく短編小説集。
最初はそれぞれ、とりとめのない話を語っていったが、二周目からはテーマを出題し、それに沿った物語を語っていくようになる。
その500年ほど後に、この小説をモチーフとした楽曲『デカメロン伝説』が世に出た。
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コント番組
レギュラー出演者は竹中直人・東京スカパラダイスオーケストラ・ビシバシステムなど。
内容は支離滅裂でもうわけがわからない。
例えば「クイズ!テキーラは誰だ」というコントでは、音楽に合わせて「テキーラ」と言えばいいだけで、解答の一人が司会者に対して説教し、司会者の行動がおかしくなる。このように言葉だけで説明しても意味不明で、実際に見るともっと理解できないコントが目白押し。ほぼ竹中の暴走でしかない。あらすじは一応あるので完全に意味不明というわけではない。ゲストは玉置浩二や加山雄三など豪華。
登場人物の名前も「白長須鯨淳」「胸峰代」など滅茶苦茶。宮藤官九郎も作家に加わっていた。ほとんど黒歴史同然の番組かと思いきやTBSチャンネルで何度か再放送されている。
主なコント
- 喫茶BON
- クイズ!テキーラは誰だ
- クイズ!山びこを返して
- クイズ!瓦を割って
- 連続中河ドラマ・階段は知っている
- クイズ!若大将は誰だ
日本人に見つかった結果
前述の番組名もさりながら、響きが「デカいメロン」っぽいこともあって何となく「大きなメロン(の物語)」のような印象を持たれがちな名である。
pixivでは本来の意味として使われているイラストは無く、『メロン(さん)』の何某かが「デカい」作品ばかりである。
関連項目
藤林キミ:大体彼女のイラストが多いので、検索除けを推奨。
メロン(トレーナー)(ポケットモンスター ソード・シールド):やっぱりデカい。
ティア・グランツ(テイルズオブジアビス):こちらも散見される。作中でメロン呼ばわりされたばかりに……。