へろへろくん
へろへろくん
月刊コミックボンボンに1994年から連載された。
現在は『テレビマガジン』(講談社)にて過去のエピソードの傑作選が連載中。
主に破天荒なへろへろ一家と、それに巻き込まれる人々を中心にした、2頭身の登場人物が繰り広げるギャグマンガ。少年誌らしい軽い下ネタやお色気、単純な駄洒落から不条理なネタまで様々な内容。短編・長編を取り混ぜ、ときにはキャラクターの頭身さえ変更されることもある。
元々は、同作者の『OH!Myコンブ』に劇中劇として登場したキャラクターであり、コンブ達の住むぺろりん村で大人気のアニメ作品でもある。主人公のコンブが大人になった未来世界でも放送され続けている超長寿番組となっている。
『ウル忍』の御童カズヒコとかみやは仲が良かったようで、しょっちゅう作中でネタの交換をしていた(ウル忍の表紙をかみやが描いたり、「みどう販売機」など)。
『ロックマンX』の岩本佳浩とも親交があり、作中で岩本が漫画(岩本が尻に挟んだペンでハンサム顔のへろへろを書き上げる内容)を寄稿した。
へろへろ一家
- へろへろ(CV:川合千春)
*主人公について解説。
この物語の主人公で、ウキウキ小学校に通っている。誕生日は4月1日。血液型はAB型。
趣味はぼ〜っとすることである。好物はあんぱん。チャームポイントは目で、嫌いな所は鼻。怖いものはハテナマーク。常に萩本欽一の欽ちゃん走りのような「へら〜ん へろ〜ん走り」という独特な走り方をする。祖母のへろへろババがやっている描写はないが、一家揃って「へら〜ん へろ〜ん走り」をする。
後にへろへろ独自で逆立ちして髪の毛を揺らしながら進む「カミノケアルキーン」(ジョジョ命名)という独特な歩き方を編み出す。
とぼけた性格であり、他人の言葉を聞き違えたり、おかしな解釈をしてトラブルを引き起こし、周囲の人々をへろへろな状態にして「う〜ん、とってもへろへろ〜」と言わせている。また、常識では考えられない不条理な行動も起こす。勉強に関しても、おかしな解釈のために全教科のテストで0点を取っている。0点を取ったという自覚はあるらしい。一方で、寝ぼけたときなどは頭の回転が速くなったり、予測のつかない行動で常に友達や周囲の人間を翻弄する。エイプリルフールでは、本人は嘘をついたつもりで、いつもの彼からは考えられないくらい真面目で(勉強でおかしな解釈をせず、ちゃんと問題に正解していた)、ニコニコ先生やクラスメイトを驚かせていた。
ウキウキ町の住人
- キラキラちゃん(CV:田村ゆかり)
- バリバリ(CV:亀井芳子)
- ゲロゲロ(CV:井上彩名)
- へろへろ虫(CV:天神有海)
- アレアレ(CV:天神有海)
- ウタウタ(CV:天神有海)
- フケフケ(CV:水原リン)
- ぴゅーぴゅー(CV:水原リン)
- ボロボロ
- ニコニコ先生(CV:平松晶子)
- ムカムカ(CV:森訓久)
- ユラユラ(CV:そのざきみえ)
- クレクレ(CV:水田わさび)
- チョロチョロ(CV:水田わさび)
- メロメロ(CV:ダーブロウ有紗)
- ホレホレ
- ピカピカ
- モリモリ
- もしもし(CV:ふじたれいこ)
- バブバブ(CV:並木のり子)
- ドロドロ(CV:並木のり子)
- ミコミコ
- パタパタ
- サラサラ
- ナビナビ
- ペタペタ
- ドキドキ
- ハナハナ
- メラメラ
- パチパチ
- もじもじ(CV:町井美紀)
- キルキル(CV:町井美紀)
- モチモチ(CV:町井美紀)
- タビタビ(CV:津村まこと)
- うるうる(CV:津村まこと)
- みるみる(CV:後藤邑子)
- ゴーゴー
- バキバキ
- こわこわ(CV:永野善一)
- ジナジナ(CV:河原木志穂)
- ヅラヅラ(CV:渡部まゆみ)
- へろ科な医者(CV:宮澤正)
- デルデル社長(CV:横尾博之)
- ガチャガチャ
- プスプス
- ダンボット1(CV:後藤邑子)
- ダンボット2
- ダンボット3
- ダンボット4
- ダンボット5
- ヘロボロボロット
- スコッティーナ
- ワクワク
- デビデビ
- ジョジョ
- ウラウラ
- マジマジ
- メラメラ
- ゼニゼニ
- ホソホソ
- あみあみ
- とるとる
- スケスケ
- 夢幻
- モリモリ
- ガリガリ
その他のキャラクター
2000年4月から2001年2月まで全104回が天才てれびくんワイド内にて放送された。