概要
漫画『【推しの子】』の作中で登場する映画。
プロローグ「幼少期」で五反田泰志が監督した映画として断片的に言及され、第9章「映画編」でメインとなる映画作品。
元々は星野アイ自身が生前、旧B小町のドキュメント映画の撮影と監督を五反田に依頼したことが本作のベースとなっており、彼女の息子・星野アクアがアイ殺害の黒幕とされるカミキヒカルへ復讐の為にアイの殺害事件をモチーフに脚色し直したものとなっている。
調査が困難な10年以上前の出来事も描かれているが、黒川あかねは本作の内容を8割ないし9割は実話だと推測している。
アクア、ルビーなどの若手芸能人らがプロローグ「幼少期」に登場したアイの関係者たちの役を演じる。ルビーとMEMちょは本作が役者デビュー作である。
アニメでは、第2期24話(最終話)で企画稿が先行登場している。
関係者
スタッフ
キャスト
役名 | 役者名 |
---|---|
アイ | 星野ルビー |
少年A | 星野アクア |
幼少期アクア、ルビー | ツクヨミ |
旧B小町・ニノ | 有馬かな |
旧B小町・高峯 | 黒川あかね |
旧B小町・めいめい | MEMちょ |
姫川愛梨 | 不知火フリル |
上原清十郎 | 姫川大輝 |
雨宮吾郎 | 鳴嶋メルト |
斉藤ミヤコ | とまと・ジャン |
貝原亮介 | 綾部トモ |
斉藤壱護 | みたのりお |
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ネタバレ注意⚠️
公開までの経緯
アクアがカミキヒカルと共に刺し違えて亡くなったことで一時公開中止の危機に陥る。
しかし、
五反田「あいつの遺作を世間の声なんかでお蔵にできるか!」
鏑木「何かあれば僕が責任を取る。」
五反田の決死の説得と鏑木が自ら責任を取る旨の発言をしたことで無事公開に漕ぎ着けた。
その結果、年間動員数6位というセンセーショナルな内容に反して脅威の興行成績を叩き出し、文字通りヒット作となった。