苺プロへようこそ。
CV:Lynn
演:倉科カナ
概要
芸能事務所「苺プロダクション」の代表取締役。
過去、苺プロの社長であった斉藤壱護と結婚すれば日常的に美少年と絡むことができる」と彼と歳の差婚を果たすが、結婚当初は星野アイのマネージャーと彼女の実子であるアクアとルビーのベビーシッターを兼務させられていた。
作中初期からアイが未成年で双子を出産した未婚の母であると知る数少ない1人。
ベビーシッターをやらされていた初期の段階では文〇に暴露する為にアイの母子手帳を撮影し、「これを売ったお金で本担を月間一位に押し上げるのよ…」など腹黒い発言もあったが、これはただでさえ人気アイドルのマネージャーという多忙な時期に重なった育児ストレス(彼女も育児経験はない)によるものと思われ、実際、急逝したアイに代わって孤児となったアクアとルビーを正式に引き取った後は我が子同様に愛情を注いで育てている。
なお、暴露記事については赤ちゃんながらはっきりと言葉を発したルビー・アクア両名の「天の使い」「神」を自称した説得によって未遂に終わり(これも育児疲れによるバイアスがかかったと思われる)この後しばらくは2人に対し敬語で接していたが、2人の成長後は母代わりになった事もあり至って普通に接している。
アイの殺傷事件により壱護が失踪してからは苺プロの社長を引き継ぎ、売れっ子YouTuberの「ぴえヨン」を輩出するなど、結構な辣腕の模様。また苺プロ内はもちろん他事務所やテレビ局などと軋轢がない等、前社長にも引けを取らない優秀さを発揮している。
難点として腹芸を用いた交渉能力やキャスティングやスケジューリングといったプロデュース能力、外部とのコネクションの形成といった人脈構築能力等といった外交手腕の点では夫の壱護に遠く及ばず、それらの弱点が災いして過密スケジュールに陥ったルビーが一時期心身共に追い込まれるまでに疲弊させてしまった事もあった。
その為、かつての壱護の敏腕ぶりを改めて再認識させられると同時に劣等感を感じており、彼女も本来は社長としての業務を行うより得意のマネジメント能力が最も活かせる現場でタレントを直接支えるマネージャーに戻りたいと愚痴を零している。
このように壱護とミヤコの夫婦関係はお互いの足りない物や欠けている物を上手く補い、支え合うことのできる公私両面で欠かせない大切なパートナー同士だったのである。
13巻では表紙絵にもなっており、自身の経緯などが描かれている。
彼女は大学に進学するために上京。スナックやキャバクラで働きそれなりに人気だったようだが東京にそのような女性は何人も居て、テレビに出るようなアイドルには届かず大学を卒業し、人気が減っていく中に壱護と出会い「ドームの景色を見せてやる」と言ったことで、苺プロで働くようになったという。彼女自身も「裏から見る景色もなかなか良い」と苺プロに入って満足している見込み。
また、同巻では失踪していた壱護と再会。壱護を殴りながら、「私はまだあきらめていなかったのに」と涙を流して話している。
その後、苺プロのバイトとして無理やり引き戻した壱護から「これは自分にはできなかったことだ」と事務所内外問わない人間関係を巧みに調整するマネジメント能力の技量を始めとする内政手腕を絶賛され、彼女が不得手であった上記の業務を請け負ってくれたことでルビーの過密スケジュールの問題は解決。以降はアクアとルビーのマネージャーとして直接支えることに専念できるようになったことで彼女の本領を発揮できるようになった。
余談
ミヤコの年齢は現在非公表だが、作中の描写からある程度推測する事が出来る。
のちの夫となる壱護と出会った時点で「呼ばれなくなった港区の女は」と自称する年齢になっており、その時点で若くとも25歳は超えているものと思われ、そこからアイとの出会い、そしてそのアイが双子を妊娠するのもその後。
そして、生まれた双子は映画編現在で18歳まで成長している。
…となると、映画編現在ではミヤコは25+18でもっとも若くてよんじゅう…おや、誰か来たようだ。
ルビーから「ミヤえもん」と言われたことでファンの愛称としても定着してしまった。何なら作画担当の横槍メンゴ先生も使用している。