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概要編集

姫川愛梨とは、『推しの子』のキャラクター。


姫川大輝母親

上原清十郎で、大輝が5歳の頃に夫婦心中している。


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推しの子の登場人物 上原清十郎




















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その実態は、上原清十郎と、息子である姫川大輝に血の繋がりがないことが何らかの理由でわかり、絶望した上原が愛梨諸共心中した……ということらしい。(あくまで現時点では斉藤壱護の推測の域を出ない説の一つに過ぎないが)

しかし、愛梨の不倫(大輝を妊娠した時点ではフリー、もしくは浮気の可能性もあるにはあるが)については、星野アクアと姫川大輝の父親が同一かつ、星野アイの墓参りの際に彼らの父親であるカミキヒカルが「君と僕の子だ」と発言していることから明らかである。特に大輝を孕んだ時、愛梨と肉体関係にあったカミキはまだ11歳なのだから末恐ろしい。












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センシティブな作品

『十五年の嘘』に姫川愛梨(演:不知火フリル)が登場。最後のコマでカミキの背中を愛撫する姫川愛梨の姿が映し出される。これにより彼女から誘惑したことが明らかとなり、それどころか、不倫は元より、カミキが当時、性交同意年齢(旧制度ですら13歳。現在は16歳まで引き上げられた)に達していないことも加味して考えるとより深刻な状況下に置かれていた可能性すら出てきたのである

また、カミキの回想より小児性愛者であると断言された。これによりやはり、彼女からカミキに言い寄り、事に及んだと考えられる。そのため、カミキの人格形成の一端を担っているとされる姫川愛梨こそカミキヒカルを超える【推しの子】中の真の黒幕説も浮上した。


しかし、(あくまで愛梨の言を信じるならばという前提だが、)愛梨もまた性被害者であったということが示唆される。すなわち、業界全体の闇である。

昭和後期から既に存在する、女性に男性をあてがうという行為。当時はコンプライアンスというものもなく、セクハラパワハラ上等の時代であり、力が弱い若手は、富も権力もある大御所にされるがままにされ、それが正しいことであるとされてきた。時が経ち、コンプライアンスが遵守されるべきという風潮の現代ですら、そういった話が後を絶たない。


負の連鎖


悪習による洗脳とも言える。自分がされてきたことなんだから、下の者がそれをするのは当たり前。そんな前時代的な価値観の継承。そして、性被害者は自己の正当化や性の尊厳を取り戻す狙いも含め性加害者になることもあるという。

無論どんな背景事情があるにせよ、彼女がやったことは歴とした性犯罪であり、それに巻き込まれた息子の心中は計り知れないものがある

いずれにせよ、彼女がカミキの境遇を理解し、大人としての良識を持ち合わせてさえいれば、カミキが道を踏み外すこともなかったであろうことは想像に難くない。事実それはアイの指摘するところでもあり、例えカミキが先述の業界全体の闇に屈した形であったとしても、愛梨側で制止する必要があった(実際に作中で鳴嶋メルトは中学入学間もない時期に3年生の先輩から喰われた過去があるが、むしろナンパされていた寿みなみに助け船を出している。尤も、そもそも当時の彼女がそのような発想に到れるのかどうかは未知数になってしまうが…)。また、カミキの描写から鑑みるに、愛梨自身の虚言という可能性も捨てきれない。

そう考えると、金田一敏郎の言ってたように、彼女もまた息子やカミキヒカル、そしてアイやその息子のアクア同様に、(主に良識モラルが)欠けていた人間だったのだろう。

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