CV:長谷川育美
概要
片寄ゆらとは、漫画『推しの子』の登場人物。原作109話(単行本第11巻)に登場した。
「ミキさん」と呼ぶ知人と飲みに来ており、ミキさん曰く「天下の大女優」。
実際、街中の広告や雑誌などに彼女の姿があり、ドラマ・映画でも主演級の扱いを受けていることがうかがえる。
しかし、鏑木勝也Pが持ってくる仕事を含め自身の扱いを「知名度だけを見ている」と認識しているようで(それ以外にも卓越した演技力を加味されていると思われるが)、自身が酷使されている状況には不満を感じている模様。
一方で、不知火フリルや星野ルビーなど芽を出しつつある若者に期待の眼差しを注いでいる。
こういったこともあり、「大人の事情に振り回されないような役者へと成長して、100年後にも残る名作で主演を張りたい」という夢をミキさんに吐露していた。
「来週山登りに行く」とミキさんに告げ、その通り山登りに出かけたが、ミキさん…、もといカミキヒカルにより暗殺される。
その後、カミキの口から暗殺の動機が語られた。
それは彼女のスター性が星野アイを超え得る可能性のあるものだったことであり、【星野アイを超え得る者を殺める事で星野アイの重みが増す】というカミキの身勝手な妄執の為だけに無惨にも殺されたことが判明した。
何も目立たず突然登場し、暗殺される典型的な死亡フラグを立ててしまったキャラクターとなってしまった。
アニメ版
24話(第2期最終回)のCパートにて、原作より大幅に前倒しして登場。
カミキとのバーでの談笑シーンは描写されず、死亡シーンのみとなっている。青髪(水色髪)だったことが判明しているほか、目の星は原作では片目のみだったがアニメでは両目で輝いている。
また、崖の上のカットをよく見てみると……。