「アイ……、ドーム公演おめでとう。双子の子供は元気?」
概要
CV:田丸篤志
アイの熱狂的なファンの青年。22歳、大学生。
第1話ではある日、崖で辺りを見回していたゴローを突き落とし殺害する。
その後の登場はしばらく無いのだが…。
関連タグ
※ここから先は第1章のネタバレとなっております。
ネタバレを避けたい方はブラウザバックをお願いします。
ネタバレ
続く第8話では、花束を持ってアイの新居へと向かった。
次の瞬間、持っていたナイフでアイの腹部を刺傷した。
アイ「私にとって嘘は愛。私なりのやり方で愛を伝えてたつもりだよ。」
「いつかそれが本当になると願って、愛の歌を歌ってたよ。」
「今だって君の事、愛したいって思ってる」
リョースケ「嘘吐け…、俺の事、覚えても居ないだろ…。」
アイ「リョースケ君だよね。よく握手会に来てくれた。」
上記のアイの台詞を受けたリョースケは、遂に自分がしてしまった行いとその罪悪感に怖気付き、逃走。
リョースケ「んだよ…、それ…。」
「そういうんじゃ…!」
10話ではニュースで自殺を図った事が報道。
その後、リョースケに襲われて死亡した雨宮吾郎の記憶を持つアクアは、二度もアイの居場所を突き止めたのは不自然として、リョースケを利用した情報協力者が居る事を考える。
果たしてアイを殺害した真の黒幕は誰なのか。
『貝原亮介』という役名が『15年の嘘』で便宜上使用される。本名は菅野良介(原作155話で判明)。
更なるネタバレ注意⚠️
その後、情報提供者がカミキヒカルだったことが判明。ただ、カミキ曰く「彼がアイを殺すとは思わなかった。」らしい。
ニノこと新野冬子が黒幕の可能性が出た今、良介もまた実は自殺ではなく、ニノに殺害されたのでは?と考察する読者も居る。その後158話にてニノから「良介を死なせたあの時から」という台詞があり、ニノと何らかの親密な関係があったことが示唆されている。
アニメでは、アイに病的に入れ込んだ理由として、母親とうまくいっていなかった設定が追加され、そういう意味ではアイと同類であったとも言える。
159話にて、ニノとは恋人同士だったということが明かされた。また、上記の「良介を死なせた」という言葉の真意はニノが彼に「死んでよ」と言った結果、彼がその場で首を吊ったということだった。
そして、あかねの言葉によって彼とニノのアイに対する執着心を意図的に燻っていた人物がいたことが明らかになった。
また、同話より、リョースケはニノという恋人がいながらアイにうつつを抜かしていた、ということになる。しかも、アイには「子どもなんかつくりやがって」と悪態を吐いていた割に自分はアイドルと交際しているという、むしろ羨望(と嫉妬)の眼差しを受けても仕方ないポジションにいながら、なおかつその気になればニノと肉体関係を持てたはずなのにその悪態は筋違いにも程がある上、そもそも恋人ならニノを大事にしろよというツッコミ待ったなしである(本編ではアイの人を惹きつける絶対性についてはアイの母の交際相手に発揮されてはいたという描写はある。しかもこのような所謂「推し変」に関してはヲタクの中ではごくありふれたものであるためこのような事態になるのも時間の問題といえる。しかし、それにしても傍から見れば独り善がりに過ぎず、完全な一般人での推し変ならともかく、恋人にアイドルがいながら同グループのメンバーに推し変とはなんとも贅沢な身分ではある)。
結果として、『完全な逆恨みであるが、母親との不仲などの精神の均衡を崩す要因を持っていた同情の余地が僅かにあった青年』から『自分からニノという拠り所を捨てて勝手に追い込まれ、手の届かないアイという偶像を盲愛した挙句に凶行に及んだ身勝手な青年』に成り下がったと言える。
余談
実写版ではアクアがリョースケの顔を見た瞬間「お前は!」と気づいていたことから、ゴローは彼の顔をしっかり見ていた事がうかがえる。
二次創作作品
二次創作作品ではアイではなく、カミキヒカルを襲ったり、アクア、またはオリ父等のオリキャラを刺したりした事で逆に返り討ちにされるか、または正気を取り戻し、自身を陥れた相手と刺し違えるか、改心し自首し贖罪する展開もある。
それならまだしも、作品によっては事もあろうに逆にアクアか、または双子の子供を惨殺する凶行を行い、アイを闇堕ちさせる鬱展開の作品もある。