概要
正式タイトルは『ポンコツクエスト〜魔王と派遣の魔物たち〜』。
魔王に仕えるポンコツな魔物カクとイムラの、グダグダな日常を描いたコメディアニメ。世界観はRPG風となっている。
制作はvap。2013年からYoutube上で毎月新エピソードを配信するスタイルで公開されていたが、
シーズン3以降はBS11の『ANIME+』にて、枠と枠の合間に放送されている。
また、AbemaTV内のAbemaアニメチャンネルでも配信中。
更にはTOKYOMXでシーズン3とシーズン4が2022年4月に放送される事になった。4月は4月1日(金曜の放送はこの1日のみ)、それ以降の月曜と水曜の週2回、5月からは月曜の週1回という変則放送となる予定。
監督脚本は『ヤイヤイ森のコミー』の松本慶祐。プロデュースは『かよえ!チュー学』などの会話劇アニメを得意とし、様々なキャラクターコンテンツを手がけるPie_in_the_sky。
「YouTube上でアニメ作品を公開する」というスタイルは2020年代頃から地位を確立したYouTubeアニメの先駆けとも言える。
キャラクター(メイン)
声は全員松本慶祐が担当している。(ボイスチェンジャー使用。)
頭に2本のツノが生えた魔物。レベル3。基本的にボケ役。本作品の主人公的な存在だが、極めてだらしない性格で、仕事をいつもめんどくさがっており実際サボリも多い。
めちゃくちゃ弱い癖にギャンブルにハマりやすいという破滅的な面もあり、スロットでボロ負けした挙げ句イムラとクロヌマに土下座と泣き落しで金を貸してもらった事もある。
また、立派なツノは見た目に反して非常に脆く、何かがぶつかると砕け散ってしまったり精神的なショックを受けると砕け散ってしまう。
戦闘能力は極めて低く、勇者との戦闘では瞬殺されてしまう事が多い。
特技はスッキリするだけで特に何の役にも立たない「泣きわめく」や0.4ダメージしか与えられない「みだれうち」など役に立たないものばかりでアイテムもスポーツチャンバラの剣や楽器などしか装備できない。
スライム。レベル1。基本的には常識人であり、カクと一緒に行動してはツッコミ役となっているがスライムのため環境に影響を受けやすく、湿度が高いと大きくなったり、逆に乾燥すると縮んだり(ただし水分補給しないと乾燥しすぎてカラッカラになる)する。
手足が無いために行動に制約が多く、現場に来たは良いものの手も足も出ないという事もしばしば。
戦闘能力はカクと同じく低いが、特技として自爆する事ができる。
また薬品を飲むことによって毒や炎など様々な属性に変化することができるが、その代わり性格まで変わってしまう。
勇者にしょっちゅう殺されるせいなのか、イムラを筆頭としてスライム系の魔物は精神状態が若干おかしい部分が見受けられる。
ローブをまとった魔法使い型の魔物。声が高い。
良く言えば優しい、悪く言えば気弱な性格で周囲の押しに負けやすい。
魔法使い型のため、いくつか魔法を使う事ができる。
得意魔法は氷の攻撃魔法「ヒョード」、相手を眠らせる「ラリーホーリーラ」、ニシノに無理やり弟子にされ伝授された相手の魔法を跳ね返す魔法の「マジカンタ」と相手にちょっとだけ鼻血を出させる魔法「アマラガルグフォイキンドレイス」。
戦闘能力はカクとイムラよりほんの少し高く、勇者にそこそこダメージを与えた事がある。
三つ目で翼の生えた魔物。
かなり鬱陶しい性格の持ち主で、カクとイムラの事を「ズッコケコンビ」「俺が居ないとダメ」などと言っているが、何かあるとすぐ寝返って勇者一行に取り入ろうとしたり、僻地での仕事を仮病でサボったりする。
そのため、カクとイムラからもクソミソに言われており、メガネをかけていないのに「クソメガネ」というあだ名で呼ばれたりしている。(その度に「メガネかけてねぇわ!」「裸眼だわ!」などと言い返している。)
戦闘能力はカクとイムラとどっこいどっこいで、目を光らせる必殺技があるがそのせいで逆に勇者に見つかったり、戦闘中に使うと遠赤外線効果で逆に回復させてしまったりもしている。
一本角のずんぐりした獣タイプの魔物。
大きな木槌を持っており、腕っぷしは強いが知能はあまり高くないらしく、基本的には「あー」「うまい」「ハンマー」など簡単な言葉しか喋れない。
一方で、ものづくりが好きなのかかまくら作りに夢中になったりカクとブロックで作品を作るのに興じていた回もある。
戦闘では自慢のハンマーと腕力で勇者に殴りかかるが、攻撃力はメインキャラクターの中ではかなり高いものの命中率が致命的に低く、空振りしている事が多い。(味方にはよく当たる)
魔王
魔物たちの上司。ラスボス的存在であり、部下がきちんと働いているかを千里眼的なもので監視している。
戦闘能力はラスボスらしくかなり高く、勇者一行と戦った際には凄まじいダメージを与えあっていたが、追い詰められ第二形態に変身しようとしたところで破壊神マザーの古代兵器ソージーキがこの世界に衝突、滅びの呪文バグールが発動し勇者たちの魂セーブーデターが消失するというメタいアクシデントで戦闘が終了したため見られなかったが72章ではパワーアップした勇者一行(とイムラ)を第二形態に変身し瞬殺した。
キャラクター(ゲスト)
スミ以外は、メイン同様松本慶祐が声を担当している。
魔女の姿をした魔物。
非常に癖の強い性格の魔女で、マイブームの毒作りで作った毒入りのものを毒と宣言した上で他人や動物に食べさせようとしたり無理やり会話の中でギャル語を使いだしたりもする。
エンジニア的な部分もあり、ダンジョンの仕掛け作りとオペレーションを担当していたり、めちゃくちゃ複雑なコマンドを入れないとマトモに動かせない船を操舵したりもしている。
たまに毒かと思わせてドルファヘキセンダーを食べさせたり、サンダーアンダーギーを食べていたりとかなり自由。
ヤブキ
4本腕の骨の魔物。
魔物用の武器屋を営んでいるが、レジで飯を食いながら店番していたりと割と適当。
長年武器屋をやっているので見ただけで装備可能な武器がわかると豪語するが、しょっちゅう間違える。
弱点は心臓で、心臓をやられると体が爆発するらしいが、爆発しても死にはしない。
コロ(名前の由来は「敵はなるべく殺(コロ)せ」)という骨犬を飼っている。
タツカワ
洞窟の奥に住んでいる巨大なドラゴン。BOSS(ビーオーエスエス)を自称しており、一度勇者に勝ったことがあるなど、魔物の中でもかなりの実力者。
炎のブレスを吐く事ができるが、意図していない時におね火やおもら火してしまうことがあり、
恥ずかしいと思っているものの、青い炎の場合は逆に出したほうがオシャレという不思議な美意識を持っている。
魔王から渡された薬を飲んで「ヘルフレイムアークシャドウドラゴン」にパワーアップするほか、風邪を引くと寒気のあまり「コールドドラゴン」になり、氷属性になる。
ニシキノ
アラサー(Lv33)のゴーゴン。
誘惑と石化を得意とするが、最近は誘惑が不調になってきたらしい。いつも酒場や喫煙所、カジノなどに居る。
酒癖が悪く、酔っ払うとかなり絡むタイプで、下ネタを言ってセルフツッコミするというキツい言動が特徴。
おばさん扱いされると激怒するが、褒められるとかなりわかりやすくテンションが上がってしまう一面も。
ツルマキ
ニシキノと仲が良い、植物モンスター。
恋バナ、スウィーツ等に目がないが、彼氏に対する理想がとても高くカクには高望み過ぎるその性格が彼氏が出来ない原因とツッコまれている。
興奮すると口から状態異常ブレスを吐く癖があり、上記のエピソードではカクとイムラにこれを浴びせている。
クサダ
洞窟に住んでいるゾンビ。東北訛りが強く、すぐネガティブになるが立ち直りも早い。
手足がすぐバラバラにもげるが、もげた手足は糊でくっつければすぐに治る。
人間の肉が大好物と思われがちだが、本当はスーパーで売ってる牛肉の方が好きらしい。
相手をゾンビにする「ゾンビブレス」という技があり、魔物であってもゾンビ化させてしまう。
アマノ
仮面を被ったおばさん。蘇生・解毒・解呪を行う店にパート店員として勤務しているが、普段の仕事は正社員に頼り切っており、店に一人になると無茶苦茶な事をしてしまう。
その上定時になると客がいようが何だろうが、必ず帰ってしまう。
後に病院でもパート勤務していたが、やっぱりやっている事はめちゃくちゃだった。
口癖は「そうね、そうね、うんうんうん...」
イマヅカ
魔物使い型の魔物で、モンスターの事を業界用語で「スタモン」と呼び、スタモンマスターになる事を目指している。
スタモンと心を通わせる能力を持っていると自称しているが、実際にはカクやミツイを買収して仲間にしようとしたり、スタモン捕獲の際に粗末な罠で捕まえようとしたりするなどやってる事はめちゃくちゃである。
また、スタモンをゲットすると「スタモン!ゲットなん↓やぜぇ~↑!」という独特の節回しの決めゼリフを言う。
しかし捕まえたモンスターに基本的に懐かれておらず、逃げられたり、引っかかれたりしている。特別編で「スタモン」とは別の「タルスタ」を捕まえた際もイラつかれて攻撃を食らっていた(上記の「ゲットなんやぜぇ~」を言おうとすると攻撃を食らっていた)。
後に登場したその他のスタモンもデンデグー、ヒイモリ、ミドリガメ、不思議…なカエル(キパキパ)等かなり危ない橋を渡っている。
召喚時の合言葉は「オマエに、決定したんやぜ!」だが、1回「キミに…」と言いかけてしまった。
ウオタニ
釣具レンタル店を営む魚型の魔物。胡散臭い関西弁で喋り、取ってつけたような「ギョギョギョ!」という語尾が特徴。
釣具は基本的に無料で貸してくれるが、良いエサや道具は課金制でじゃぶじゃぶ課金させようとしてくる、装備するだけで世界チャンピオンになれる(何のチャンピオンかは不明)開運グッズを売りつけようとするなど悪徳商法の常習者である。
ニイヅマ
最近魔王軍に入った新人魔物。ネズミにツノと羽が生えたような見た目をしている。
大きな黒いフォークを装備している。
仕事の出来る魔物で、マジメに働いており素早さも高い。
カクよりも後輩という事で、しばしば威張り散らされているが全く効いていないどころか
逆に「それパワハラっすよ」で手球に取る現代っ子。
キカイジマ
魔王軍の宝物庫の警備をしている。
ドリルなどの武器を搭載しておりロボットにしか見えないが、何故か否定している(本人曰く「生物」らしい)。
大砲、電子レンジ、お地蔵様、ドローン、耕運機など多くの姿に変形できる。
オバタ
テンガロンハットを被ったゴースト。
陽気でアメリカンな性格で、洋画の吹き替えのような喋り方をする。
本人は人を怖がらせたいと思っているが、明るすぎ(カク曰く今まであった誰よりも明るい)て全く怖くないのが悩み。
気に入らないことを言われると物凄いマシンガントークで捲し立てる。
特技はポルターガイストや念力。発動しようとするとようやく怖くなる。
ノムラ&下のスライム
明らかに様子がおかしいスライム(「下のスライム」と呼ばれている)にまたがった騎士の魔物。
一見優しそうな態度で話すおじさんのようだが、下のスライムが「タ…ス…ケテ…」と言っていたり、イムラが「ノムラさんには逆らえない」と言ってるあたりかなり闇が深い。
挙句の果てには、下のスライムが絶叫を挙げて逃げ出してしまった。
オオムラ
王冠を被った巨大なスライム。
自分を王様だと思いこんでおり、常に上から目線で威張り散らしていて、普段は路上でダンボールでできた玉座に座っている(が、貧乏ではなくそれどころか普通にお金持ち)。
またゲームセンターのメダルに目がなく、見ると目が逝ってしまうほど。
メダルを持ってくと10枚目から5枚毎にアイテムと交換してくれる。ただし日によって景品が変わり、価値もバラバラ。
このように他のスライムたちからも呆れるほど常軌を逸しているが、戦闘力はそこそこある。
技は「キングス体当たり」や「キングスのしかかり」など何かと「キングス」がつく。
ナオムラ
回復魔法を使うことができる特殊なスライム。
物腰柔らかな口調で、ケガしてる仲間を見過ごせない優しい性格のスライムだが、治療する事が好きすぎて、そのために人を負傷させるサイコパスな面もある。
また、直す際もたまに死ぬギリギリまで待ってから回復しようとしたりする変態的な発想をしたりする。
特にある理由でそこにいた全員がケガしていたのを発見した際は、物凄く歓喜していた。
貴重な回復役ということもあってか、他のスライムたちに比べ出番は多い。なんの理由もなくその場におり負傷したカクを回復するという舞台装置じみた登場回もある。
カナムラ
困り顔した金属のスライム。
倒すと膨大な経験値を得られるため、レベル上げをしたい勇者たちに執拗に狙われており、見つかったら容赦無くボコボコにされている。
毎日そんな生活が続いてるせいか臆病かつ気弱な性格で、やや挙動不審気味。
彼以外にも金属スライムは多数おり、みんな同じ目にあっている。
ダンダ&ダンダダ
半魚人風のモンスターがダンダで、豚風のモンスターがダンダダ。
ダンダは足に自信がある。
スミ
CV:東山奈央
カクの妹。兄とは対照的にしっかり者で、自分に絡んできたダンダとダンダダを返り討ちにするなど戦闘力も高め。いわゆるよくできた妹。
兄に対しては口が悪くよく口喧嘩になるが、他のモンスターには丁寧な口調で話す。
本作で初となる四天王以外でプロの声優が声を担当したキャラクターである。
キリエダ
腹巻をした切株の老齢トレント。
江戸っ子気質の剽軽者で、ほかの老齢モンスターに比べ溌溂としている。
老人同士あつまった際は老人特有のジョークを言って場を和ませたりなどする。
口癖は「ちがうかwちがうか~w」
キシワダ
ナメクジのような老婆のモンスター。
初見だと男性なのか女性なのかわからない風貌をしている
割と落ち着いた性格をしているが他の老齢モンスター同様超マイペース
自撮り棒で撮影するなど若い感性も持ってるが、カメラは二眼レフカメラ。
第八十章ではカクとカナムラがパチンコしてる奥でパチンコをしていた。
タカラギ
宝の部屋の番人をしているミミック。
部屋に入ったものに脱出のための3つの謎解きをさせる。
失敗するとくさいガスを吹きかける。
割と高圧的な態度で接するが、謎が解かれそうになったら露骨に焦る癖がある。
また、謎解きが破壊されて続行不可能になった場合、クリアしたことにして強引に続行させるなど謎解きも割といい加減。
キャラクター(四天王)
声は全員プロの声優、お笑い芸人が担当している。
CV:小野賢章
魔王直属の部下四天王の1人。ナルシスト。
必殺技は「炎の力をアレした剣」系のものが多いが、「煉獄不死鳥殺」という物騒な名前の蘇生技もある。
当初は一人しか居ないのに四天王にされてしまったため、人数でイジられる事にとても敏感。
「四天王のキザ担当」「獄炎の魔剣士」を名乗っており、カクやイムラ等の雑魚モンスターに対しては若干尊大な態度を取る事もある。
後輩のカザミに対しては態度を注意したり合体技の主導権を譲ってあげるなど先輩らしい面もあるものの、自分よりも年上の相手は苦手らしくヤマダのおっさんの素行を注意しかねていたりもする。
CV:悠木碧
魔王直属の部下四天王の紅一点。鳥人系の魔物で、背中に翼が生えていたり鳥脚だったりする。
キャッチコピーは「疾風の女王」で、お色気担当を自称しているものの恥ずかしいからという理由で露出度は非常に低く、唯一出している生足(鳥脚)をイジられると思わず吐きそうになってしまう。
必殺技はおそらく風を利用したものが多いと思われるが、その技名はネットの翻訳サイトで調べた適当なフランス語でネーミングされており、「フランボワーズ・ドゥ・エスポワール(希望の木いちご)」などかなりいい加減な名前のものもある。
カイドウ
CV:内田真礼
魔王直属の部下四天王の一人。海産物系の魔物で、タコのような下半身を持つ半魚人タイプ。
トライデントを装備している。
キャッチコピー「激流の悪童」の通り、かなり子供っぽいというかもはや男子小学生そのものであり、自身では否定しつつも言動は小学生のそれである。
勇者と戦うための物資にかこつけてお菓子や漫画などを送らせたりもしていたが、カクにそれを告げ口されそうになると本気で焦って口止めしようとした。
必殺技は「超ウルトラスーパー水スラッシャー」という小学生並のネーミング。
ヤマダ
CV:有野晋哉
魔王直属の部下四天王の一人。なぜか穴にハマっている事が多い、黄色い巨人のおっさん。
武器は棍棒。
キャッチコピーは「激震の大巨人」。
穴にハマって上半身だけ地上に出た状態で某国民的RPGを携帯ゲーム機で遊んでいたり、そのまま食事・睡眠を取るなどかなりマイペースな性格。
後に四天王の1人として4人揃って登場したが、その際も携帯ゲーム機で遊んでいたりとかなりのゲーマーらしい。
マイペースすぎるものの、戦闘能力は作中でもトップクラスに高く、野生の僧侶を空の彼方まで吹っ飛ばしたり、カメラに写っていない間に勇者を踏んづけて倒したりしていた。
謎の男
四天王の5人目の謎の男。自称四天王のミステリアス担当でカツラギ曰く「最謎」。
キャッチコピーは「めちゃくちゃ悪い男」。
フードを被っており、正体や目的などが一切わからないが、うっかり喋りがちな自称1万歳の50代のおじさん。基本的に素性を隠そうとするものの、趣味のゴルフの話になるとキャラが崩壊するぐらい饒舌に喋ってしまう。
四天王に続いて登場するが、ヤマダのおっさんに誤って踏まれて死んでしまった事もある。
キャラクター(勇者側)
声優はおらず、会話はRPG風のテキストウィンドウで表示される。(勇者は一切喋らない。)
魔物たちが戦うべき相手にして、人間達の英雄。
村の樽を割りまくったり、岩を池に投げ捨てたり、店や民家からお金などをパクったりと本当に勇者なのかと疑いたくなるほど素行は悪い。
また本人もこれらの行いに対して何も感じていない。
戦闘能力に関してはカクやイムラら雑魚魔物たちとは次元が違うものの、横スクロール風の画面で仲間と共に穴に落ちる、ヤマダのおっさんに倒されるなどでちょいちょい死ぬシーンはある。
勇者の仲間で、女の子。
テンプレなツンデレ(カクは何故か必ずツン↑デレ↓と発音する)で、勇者一行の中では比較的まともな性格。
しかし戦闘に関しては結構容赦なく、スタモンのいない無力のイマヅカをボコったり、オーバーキルされたカクにさらに追い打ちをかけたりしている。
シーズン6では賢者に転職した。
勇者の仲間であるヒゲのおっさん。
割と鬱陶しい性格で、すぐに疲れて休もうと言い出したり親父ギャグを連発するため、ほんやく(する)こんにゃく(のゼリー)で会話内容を盗み見たイムラとカクに「しょうもない」とツッコまれている。
特にカクは、その後も彼が親父ギャグを言う度にキレ散らかしている。
何故か単独行動していた回が何度かあり、穴にハマっているヤマダのおっさんに風の魔法で少しダメージを与えたが、逆に投げ飛ばされ遥か彼方に飛んでいった。
シーズン6ではパラディンに転職した。
勇者の仲間。
口走る内容は「ヒゲむしりとるぞ」「ひきずりまわすぞ」などかなり物騒。
酒癖も悪く、登場すると大体酔っているが仲間たちはあまり動じていない。
盗みの腕の方は確かなようで、魔王との戦闘中に現金の入ったセカンドバッグを奪っている。
シーズン6では忍者に転職した。
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- せいぜいがんばれ!魔法少女くるみ:監督、制作会社が同じ作品。こちらは本作と違いほとんどのキャラを林勇や久保ユリカなどプロの声優が担当している。
- あはれ!名作くん:同じ制作会社の作品で、43話にカクとイムラが一瞬登場している。