セーブデータ
せーぶでーた
テレビゲーム(ビデオゲーム)において進行状況やスコアを記録するため情報のこと。ロールプレイングゲームでは最も重要な要素。ゲーム廃人にとっては生命線に等しい。その記録、設定時点の状態を保持したデータベースとも言われる。
かつては家庭用ゲーム機やカートリッジ、ゲームカードタイプのゲーム機器のみに存在する概念であったが、現在はICカード(ポイントカードの様な磁気カードICチップ)を用いて自身のセーブデータを残しておくことが可能なアーケードゲームも増えている。
コンシューマーに至ってはSDカード及びmicroSD(ニンテンドー3DSシリーズ/Nintendo Switchシリーズ)、ビジュアルメモリ(ドリームキャスト)、メモリーユニット(Xbox 360)、メモリースティック(PlayStation Portableなど)に記録するものになっている。
一部ソフトにて家庭用とメモリーカードを共用し、負けたステージの途中から再開可能なネオジオMVSはこれの先駆けと言えるだろう。
最近では、セーブデータ消滅対策に、インターネットクラウド上でバックアップを取っておくサービスが開始されているなどある程度セーブデータに関する心配をする必要はなくなった。(ポケモンやスプラトゥーンや他社のSony製など対象外のソフトある。)作品によってはコピーすらできない場合もあるので、中古で売却で保持できないといったハードルがやや高め。
また、元に戻せない上に、ゲームの進行(ストーリーなど)状況に応じて自動セーブ(オートセーブ)機能をOFFにした方が良い場面があったりもするので注意。
ロールプレイングゲームではプレイヤーの遊び方次第で個性が反映される物が多く、特にポケットモンスターシリーズはそれが顕著である。ポケモンには他のゲームのようにバックアップがないうえに、期間限定のポケモンがいる為、データを消されるという事は思い出やポケモンに掛けてきた時間をズタズタにするに等しい行為である。端的に言えば『前と同じデータを再現する事は2度と不可能』という事である。やり直しが簡単に効くとか、そんな甘っちょろいものではないのだ。(これについては、現在のものではパスワード或いは復活の呪文の機能廃止でなくなっている為である)
なお、初心者に勘違いされやすいが、『ポケモンバンク』はポケモンを一時的にネットに預けて保護するソフトである為、厳密にはデータの移動いわゆるムーブと言う扱いなのでバックアップではないし、そのおまけにどうぐはそこへは預けられない。
ちなみに、複数の記録媒体(SDカードや専用のメモリーカードなど)へコピーする事がバックアップと言うものであるので、ゲームにおけるバックアップの意味と上記のこれらとは全くの別物なのである。
(親兄弟や他人を含めた)他人が勝手にセーブデータを破壊しようものなら、絶交またはリアルファイトに発展にする可能性があり、また余談ではあるが海外ではセーブデータが原因ではないが、父親が息子を惨殺するという殺人事件に発展した例もあるので、冗談抜きで絶対にやってはいけない行為の一つである。
※殺人事件に関する参考動画
※テレビ局の公式チャンネルからニュース動画への差し替えをお願いします。
その他のパターンの参考動画
犯罪の範疇にあるのかの参考動画
バカデミー賞受賞動画
その他参考動画
もしハードやソフトを貸し借りしている場合には責任を持って管理を厳重に。
タイトル画面の『はじめから』を選択してはいけない。
もし押してしまっても電源を消せば後戻りは出来る。
間違えてもはじめからやり直したデータでセーブをしないように。あとついでに、セーブデータ消去のコマンドを入力しないように。決して『はい』を押してはいけない。
等のコマンド入力や上記の例外のオートセーブにも注意。当然、紐づけたアカウントと完全な本体の初期化もお忘れなく…。
バッテリーバックアップ(任天堂のゲームボーイアドバンスでは初期のカートリッジから2002年頃に時計機能以外が廃止された)
メモリーカード:PlayStation(PlayStation 2まで)、ゲームキューブでの保存方法。
メモリーユニット:Xbox360での従来の保存方法→クラウド(新型Xboxseries)
microSD:ニンテンドー3DS(バックアップ(複製不可を含む)は1枚のSDカードにつき30個まで残せる)/Nintendo Switch(※クラウドへのバックアップは有料だが、一部のソフトは本体にしかセーブデータが置けない仕様)
SSD:PlayStation 5(本体限定を除きクラウドへのバックアップ有料)
パスワード:セーブ機能が無かった時代の記録方法。仮にソフトが壊れてしまっても同じタイトルの別ソフト(もといカートリッジ)でやり直すことができるというメリットがある。ロックマンシリーズやドラゴンクエストシリーズがこの方式を採用していた。