概要
マイナス電子があぶれるかなんかでうっすら帯電すること。その電気、帯電した人が金属に触れると、一気に放電してバチッとなる。蛍光灯を一瞬だけ光らせる事もできたりする。
日本の気候では、冬になり空気が乾燥すると静電気が起こりやすくなる。車やドアノブなど金属に触るとバチッとした経験のある人は多いだろう。
よく下敷きを擦って頭の上に持っていくと髪の毛が下敷きに吸い付くのも静電気の作用である。
セーターを脱ぐ時にバチバチいうのも静電気である。暗闇で脱いだ場合は静電気の光がうっすら見える事もある。
静電気がパソコンに溜まると最悪電源が入らなくなることも。自作PCユーザーにとっては特に大敵であり、組み立てる際に身体に帯電していると静電気のせいでマザーボードやチップに深刻なダメージを与えてしまう事がある為、事前に放電しなければいけない。
また、静電気が原因で火災が起こることもあるため要注意。
静電気の存在は古代ギリシャ時代から知られており、琥珀を毛皮で擦ると埃を引き寄せたり火花が散ったりする事が知られていた。また、英語で電気を意味するelectricityの語源はギリシャ語で琥珀を意味する ηλεκτρον (elektron)である。