冗談はさておき
アメリカのストックカーレースをモチーフとするカーレースゲーム。1994年稼動開始の時点でバーチャレーシングから引き継ぐレースカーのコクピットを模した筐体を用意し、BGMに歌声を取り入れる(歌っているのはもちろんセガが誇る日本一歌の上手いサラリーマン、光吉猛修氏)というブッとび振り。
単純明快なオーバルコースから極めてテクニカルな市街地コースまで設定され、変速もMTとATが選べるなど思った以上に間口が広く、他車からの追突での加速・車体が壊れてもゲーム続行可能・なんと逆走してもOK(警告音は入るが。それが概要にある叫びである)と「笑いながらも真剣に」走りを極められるレースゲームである。最近の「頭文字D」シリーズにも繋がるシステムをすでにこの時点で築き上げていたあたりがいかにもセガである。
セガサターン・ドリームキャスト・PS2・PS3・XBox360と非常に多くの家庭用ゲーム機に移植されている。