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忍者と極道

にんじゃとごくどう

『コミックDAYS』で連載中の、近藤信輔による漫画。
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決めようか

『忍者』と『極道』

何方が生存(いき)るか、死滅(くたば)るか

概要

講談社系漫画アプリ『コミックDAYS』で2020年より連載中の、近藤信輔によるアクション漫画。
かつて『週刊少年ジャンプ』で『烈!!!伊達先パイ』『ジュウドウズ』を執筆していた近藤の初めての青年漫画となる。
単行本はモーニングKCから発売。現在2巻まで刊行中。

もともとは近藤の描いたネームの作画執筆権を講談社が募集するという企画であり、金木令氏が作画担当となるはずだったが、諸事情により企画倒れに終わり、連載版では近藤自身が作画を手掛けている。
なお、連載開始当初は主人公たちの名前を取って「しのはときわみ」という読み方だったが、誰もそう読んでないという理由で単行本化に際し「にんじゃとごくどう」読みに改題された。

タイトル通り東京を舞台に、裏社会で生きる忍者と極道との熱い戦いを描く物語。青年誌だけあってスプラッタな描写も多い。
また、昔の不良漫画を思わせる独特の仮名遣いでも知られる。

  • 「真実<マジ>か!?」
  • 「極道は米軍<ヤンキー>と手を組んだ!」
  • 「有難<アザ>っす」
  • 「神<オレ>が暴走<ユメ>をみせてやる…黄金時代<あのころ>の暴走<ユメ>の続きを!」

また、10話から15話にかけて、昭和20年の東京を描いた外伝『獅子の華』が短期集中連載された。
同作はペン入れが行われていないラフの状態で掲載されたが、好評につき単行本2巻発売を記念して1週間無料公開が行われている。

あらすじ

300年以上昔の江戸時代から、日本では忍者極道が敵対していた。かつて極道は太平洋戦争の最中、米軍と結託して忍者を殲滅し、戦いは終わったかに思えた。しかし90年代、突如忍者は復活。極道狩りが始まった___。

それから20年が経った2020年。首都・東京の街角で、笑顔を奪われた少年・多仲忍者(たなか・しのは)と、笑顔を絶やさないエリートサラリーマン・輝村極道(きむら・きわみ)は出会った。
表向きは女児向けアニメ好きの「友達」。
裏では互いの顔も知らぬ「宿敵」。
忍者と極道、最後の戦いが幕を開ける。

登場人物

以下、紛らわしいので人名の場合は「しのは」「きわみ」と記す

忍者(にんじゃ)

多仲忍者(たなか・しのは)

多仲忍者


主人公。幼い頃に家族を極道に殺されて以来、笑顔を失う。
普段はクラスでも浮いている高校生だが、その実態は凄腕の忍者『帝都八忍』の一角。
他の忍者と異なり特殊体質こそ持たないものの、その鍛え抜かれた忍手〝暗刃〟を用いて敵を討つ。
互いの素性を知らぬまま、自身と同じくプリンセスシリーズ好きのきわみと友情を結ぶ。
陽日を「陽兄」と呼んで慕っている。

璃刃壊左(あきば・かいざ)
しのはの育ての親で、銀座カフェ『でいびす』のオーナー。94歳の老紳士。
その正体は『帝都八忍』のNo.2で、両腕を自由自在且つ神速で伸ばす特異体質【如意暴】の使い手。
外伝『獅子の華』では主人公を務め、まだ20歳のころの彼が戦後の焼け跡のバラック小屋でタンポポ珈琲屋を営む姿や暗刃開発までの経緯、そして親友との輝かしい日々が描かれている。

神賽惨蔵(かさい・ざんぞう)
『帝都八忍』の長でありNo.1。
なんでもできる、なんにでもなれるを体現する特異体質【全姿全能】による姿形性別体質の変身及び他の忍者の特異体質のコピーを行うことができる最強の忍者。
少なくとも齢400歳を超える最古の忍者でもあり、「明暦の大火」は彼と江戸一の極道・幡隋院長兵衛の戦いが元になって起きた。
趣味は野球観戦及び女性に変身しての「ヒポマイ」談義。

祭下陽日(まつもと・のどか)

君を灼き ブッ殺そう…‼︎


イケメン大学生。20歳。
その正体はしのはの弟弟子で『帝都八忍』の一角(最新参)。誰よりも熱く、優しき忍び。
特異体質は超高熱を放つことで周囲を焼き払い、又飛行を可能とする【灼華繚乱】

病田色(やまだ・しき)
目元が隠れた巨乳OL。28歳。「ヒポポタマス・マイク」という作品が好き。
その正体は『帝都八忍』の一角で、コンピューターに精通し事務仕事を一挙に承っている。陽日の姉貴分で、しのはの事が大好き。
右龍「年下趣味<オネショタ>かよ
掌の汗腺から香を放ち、嗅いだ者を〝最も幸福な夢〟に包む【睡掌髑髏】による広範囲攻撃を得意とする。この特異体質は修行によって後天的に得たものであり、彼女が前髪で顔を隠しているのもその後遺症が理由である。

覇世川左虎(はせがわ・さこ)
妖艶な美貌を持つ聖帝大学病院の天才外科医で『帝都八忍』の一角。
江戸時代から続く医学の大家・覇世川家の跡取り息子で、一族代々忍者として活躍していた。
特異体質は覇世川家の当主が一子相伝で受け継ぐ「毛髪を神速で複数揺らして複雑怪奇な気流とそれに伴い超低温を発生させる」秘儀〝凍剣執刀〟

邪樹右龍(やぎ・うりゅう)
いつも朗らかな超巨漢のロン毛男。
普段は六本木のNo.1ホストだがその正体は『帝都八忍』の一角。
左虎の実弟だが、勘当され養親の姓を名乗る。
二人合わせて〝呪血の忍者兄弟(ブラザーズ)〟。兄と共に〝とある極道〟を探している。
特異体質は常人の数万倍の骨密度による異常な耐久力と、その骨に暗刃や敵の攻撃により圧力を加えることで発生する圧電を放電する〝不死身の電撃男(エレキマン)〟

斗女(とめ)
『帝都八忍』の一角。現在は米国にいる天才技術者。WithBを従えている。

極道(ごくどう)

破壊の八極道

きわみが率いる極道最強の八人衆。全員が地獄への回数券の服用者。他とは一線を画する戦闘力を有する。

輝村極道(きむら・きわみ)
大手企業ダイバンの商品企画部部長を務める若きエリート社員。イケメンで人懐っこい性格で、交友関係が広い。
スマホを落としそうになった所をしのはに拾われたことからプリンセス仲間となり、彼の初めての友人となる。
その正体は音羽組傘下・二代目竹本組の裏組長で、『破壊の八極道』を束ねる極道の中の極道。幼い頃の家庭環境と頭に負った傷の影響で感情を失っており、上記の「性格」は表向きの演技でしかない。
残虐にして豪胆な悪のカリスマであり、仲間の「居場所」を守るためなら手段を択ばない。
「F☆プリンセス」の推しはヒース様。

夢澤恒星(ゆざわ・こうせい)
〝仁義の大侠〟の異名を持つ二代目竹本組組長
『破壊の八極道』の一人で、きわみの懐刀。オレオレ詐欺グループを率いる凶漢だが面倒見が良い性格で、舎弟には20歳になるまで殺人をさせない、堅気は殺さない、などの自分ルールを決めている。その一方で、敵には冷酷な態度を崩さない。
極道技巧“【進撃の極道電車道】<しんげきのヤクザライナー>”によって決して止まらぬ突進を行う。
極道は追悼にあたり「F☆プリンセス」のオトコングと重ね合わせて称えている。

ガムテ

忍者と極道まとめ


『破壊の八極道』の一人で生粋の殺し屋。子供だけで構成された殺し屋軍団「割れた子供達(グラスチルドレン)」のメンバー。極道は実の父だが親子関係はとうに破綻しており、本人も母親から壮絶な虐待を受けていた。
その名の通り全身にガムテープを張り付けた少年で、なぜかいつもジャージの上からスカートを履いている。双刃刀を武器に使う凄腕だが、かなりのバカで、ちょっとしたことですぐに他人を殺傷する。
極道技巧は【疒(やまいだれ)】。相手の肝臓を刺して「ズラす」ことで肝不全を引き起こし、末期の肝臓癌と同じ状態にする。
本名はこちら
極道から「F☆プリンセス」のガキミーラに例えられている可能性がある。

殺島飛露鬼(やじま・ひろき)

暴走族神は神


講男會傘下長澤組若頭。『破壊の八極道』の一人。39歳
男女共に好かれる絶世の美貌を持ち、若かりし頃には暴走族神<ゾクガミ>と称される暴走族たちのカリスマ的頭目であった。
極道技巧は〝【狂弾舞踏会】<ピストルディスコ>〟。タングステン合金製の高熱にも耐える特殊な銃弾を跳弾によって自在に曲げる腕前を持つ。
極道は追悼にあたり「F☆プリンセス」のヤンキラーと重ね合わせて称えている。

暴走師団『聖華天

かつて殺島が率いていた日本最強の暴走族。最大10万人のメンバーを抱え、周辺の民家に放火して警察の虚を突き爆走を繰り返していたが、90年代末に忍者により半数があの世に送られ、壊滅。
竹本組壊滅後、殺島により帝都高大爆走計画が始動、5万もの兵隊が世界中から集められ破壊の限りを尽くす。

有羽汰駆(ありは・たく)
胸元にαの傷痕を持つ大男。
かつては聖華天』副総長「α」。組織壊滅後にドラフト会議(!)を受けて極道に入るも組内での人間関係のトラブルで破門され、以後は仕事も家庭も上手く行かず自殺寸前まで病んでいた時に殺島からの招集を受け、帝都高大爆走に加担する。
極道技巧は大型輸送車を殴り飛ばすほどの強力な暴走族拳法〝【仏破砕拳】(ブッパブロウ)〟

詩隈殴偉斗(しぐま・ないと)
長髪で左目に刻まれたΣの傷痕を隠した男。
かつては『聖華天』副総長「Σ」。αと同じくドラフト会議を受けて極道に入るが、このままではいけないと辞めて就職するもうまくいかず、ブラック企業社畜扱いされていた時に殺島からの招集を受け、上司に暴行を働いて退職し帝都高速大爆走に加担する。
極道技巧は現役時代に100台のパトカーを斬って鍛えし暴走族流剣術〝【官憲斬棄】(ポリスラッシュ)〟

逢魔賀広偉(おうまが・ひろい)
顔にΩの傷痕を持つメジャーリーガー
かつては暴走族神率いる暴走族『聖華天』特攻隊長「Ω」であったが、忍者によってチームを半壊・解散させられた後は単身渡米し、野球無経験から大リーグの本塁打王にのしあがった。
本塁打数799本の大記録を持ち、〝旋風(かぜ)を呼ぶ男〟〝OH! MY GOD HERO〟の異名で呼ばれ、日本でも国民栄誉賞候補の英雄だったが、ある経験から自身を救ってくれた野球を信じ切ることが出来なくなり、虚無感に苛まれていた時に殺島からの招集を受け、帝都高大爆走に加担する。
極道技巧はバットのスイングのみで凄まじい突風を巻き起こす〝【黄金の旋風】(おうごんのかぜ)〟。

その他の極道・極道関係者


流島椿沙(ながしま・つばさ)
第一話で忍者をおびき出すために都知事を拉致し、SPを皆殺しにした極道。
極道技巧は構えをとらない状態から自身の顔面に構えられた拳銃の引き金より速く反応し、サラシに挿した拳銃で相手の眉間を打ち抜く"早撃ち"
作中最初に登場した極道であり、その存在をもってこの作品における〝極道〟が如何なるものなのかを読者に見せた。

魔津田黒雨(まつだ・くろさめ)
『天国への回数券』密売と売春を斡旋していた極道。
極道技巧は弾丸をも切って落とす"【極道居合】"だが、きわみから下賜されていた麻薬の効果を疑って使わなかったため、抜刀した瞬間しのはにバラバラにされてしまった。
外見、名前共に『ブラックレイン』に登場する松田優作演ずる佐藤浩史がモデル。

粋田恵介(いけだ・けいすけ)
夢澤が育てている忍災孤児の少年の一人。仏茶、高志の二人と組んでおり、将来の夢は三人で武本組の組長をすること。
極道技巧は両腕に鋼鉄に匹敵する硬度を持たせ、それによるボクシングを行う“【鉄腕男志】”。

仏茶、高志(ブッチャ、たかし)
夢澤が育てている忍災孤児の少年たち。3人ともプリンセスシリーズが好き。

輝村獅門(きむら・しもん)
『獅子の華』に登場する〝獅子口の極道〟の字名を持つ極道。語尾に常に「よう」と付ける癖がある。
幼い頃に、貧しき母からプレゼントされた珈琲の味を求め、互いの正体を知らぬまま壊左と友情を結ぶ。
二丁の機関銃を手足のように操り、また極道技巧"【超絶対味覚】"で半径約50mを味覚によって感知し、さらに共感覚によってそこに秘められた人間の感情を味として見抜くことで不意打ちを受けないという凄腕の殺し屋。

堅気

都知事
しのはを誘い出す「餌」として、孫と共に流島に拉致される。どう見ても小池百合子

壱円(いちまる)
警視庁の暴力団対策を担当する警視。クールな性格。その正体は意外な人物。

傍田(おかだ)
壱円の部下の刑事

愛田間七(あいだ・かんしち)
内閣総理大臣。生真面目で公明正大な傑物。友人(アメリカ大統領)が好きなプリンセスシリーズを全く知らなかったため、その辺のオッサンに扮して玩具屋に行ったところでしのはから教授を受け、仲良くなった。

幡随院弧屠(ばんすいいん こと)
「フラッシュ☆プリンセス」の脚本家。インタビュー直後に火災で死亡したとされている。

用語解説

忍者
ご存知忍者。闇に隠れ、闇に生きる武装勢力。元は諜報員として活動していたが、やがて極道との抗争が盛んになり、武士の時代が終わった後には権力から手を引き、闇に行き、闇に隠れて人の世に仇為す極道者を狩る「仕事人」としての役割が強くなっていく。
あらすじで書いたように戦時中に極道に滅ぼされるも、密かに再興を遂げ、極道狩りを開始する。

帝都八忍
首都を守護する忍者。戦後は武器の枯渇から、暗刃(あんじん)と呼ばれる徒手空拳で、近代兵器をも凌駕する身体能力により極道を狩る。その速度は音速を軽く超える。通信手段としてカラスに人語(ギャル語)を覚えさせて活用している。

極道
ご存知極道。殺人密輸売春脅迫拉致詐欺とあらゆる悪事で人の世生き血を啜る暴力集団。

  • 女子供を10人拷問するくらいは善人の部類
  • 警官虐殺や一家皆殺しは日常茶飯事
  • 忍者をおびき寄せるために都知事の拉致、半グレ集団100名斬首などを敢行
など悪事は枚挙に暇がなく、例えるなら『ドーベルマン刑事』とか『快傑ズバット』に出てくる悪の組織である。
近年では忍災孤児の雇用も行っているが、勿論シノギは全部悪事。たまにまともな倫理観を持ってそうな奴もいるが、やってることの非道さは大して変わるものではない。

極道技巧(ごくどうスキル)
「道」を「極」めし者にのみが持つ特殊なスキル。

天国への回数券(ヘブンズ・クーポン)
きわみが密造しているペーパードラッグの一種。高い中毒性を持ち、禁断症状によっては死に至る。

地獄への回数券(ヘルズ・クーポン)
天国への回数券の改悪版。服用することで短時間のみ、忍者に匹敵する身体能力と、傷がみるみる治る再生能力料亭を粉々にするほどの爆発にも耐える強固な皮膚を得る。その強化率は、一欠片喫うだけでネズミがヒグマを倒すほど。

プリンセスシリーズ
作中世界で17年にもわたり放映が続いている、国民的人気を誇る女児向けアニメ。しのはときわみも大好きなシリーズ。
元ネタは勿論講談社のドル箱であり、作者・近藤がファンの為かなりディープなネタまで掘り下げられている。
作中で判明しているのは以下の通り。

ちなみに単行本カバー裏にはMikipediaなる解説や、シナリオライター幡随院弧屠のインタビューが掲載されている。

関連イラスト

にんじゃとごくどう!ちびキャラオールスターズ



関連項目

コミックDAYS 裏社会 ヤクザ
幡随院長兵衛:作中で明暦の大火を起こした張本人とされる。勿論史実ではない。
 
ニンジャスレイヤー:同じくニンジャとヤクザが戦う話。

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