「オレだよオレオレオレオレ☆ オレだよ、ガムテだよ」
概要
『忍者と極道』に登場する殺し屋で、「割れた子供達」のリーダー。
父は輝村極道(以下きわみ)だが認知されていないため非嫡出子である。
当時きわみは14歳で当然認知などできるわけが無かったため、シングルマザーの実母の元で育てられたが、壮絶な児童虐待を受けており、そのお蔭で「無呼吸で30分活動」「(痛覚と共に)鋭い感性(カン)が磨かれる」など、常人離れした身体能力を持つに至った。しかし一方で、チンチン切除や不眠症といった重度の後遺症が残るほどの身体的虐待をも受けていた。
彼が(あらゆる意味で)ブッ壊れて殺人狂になったのも、父親であるきわみの監督不行き届きによるものである。そのためガムテは病的なマザコン兼サイコキラーになり、血縁上は父であるきわみを蛇蝎のごとく嫌っている。
自身が嫌われている事はきわみも気づいており、現在この親子は一応名目上は上司と部下の関係に留まることで縁は切れていないものの、肉親の情は皆無。
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きわみとしのはを総理官邸で抹殺する計画を立てているが最後のピースが見つからず悩んでいた。
そんな中、ガムテはしのはが読書感想文コンクールで総理大臣賞を授与されることになったのを偶然聞いてしまい、総理官邸で総理大臣や米国大統領ら日米のVIPを巻き込んだデスゲームを無断で始める。官邸に列席していたきわみは「底なしの悪意は100点だが、このタイミングは0点」としのはを巻き込んだことに対して憤慨している(この時点ではきわみはしのはが忍者だとは知らなかったため、「友人を巻き込んだ」と認識した)。
これから先2021/10号の本誌のネタバレ
輝村照の父親は輝村極道である・・・と思われていたが、本誌にてDNA判定の結果二人の間には血の繋がりは一切なかったということが回想にて発覚した。
彼の実母は魅力的な容姿を武器に非常に数多くの男性を(性的な意味で)食べた希代の娼婦であり、その数は10年で5000人に上り(最低でも毎日いたしている上に複数人の乱交プレイもかなりやっていた計算になる)、その「もしかしたら実親かもしれない人物」の一人がきわみだった、ということらしい。ついでに生前の実母は容姿は良いものの元々性格が悪かったようで、ガムテが幼少の頃にはついていたパトロンにも見放され、困窮に苦しんだ末に息子への児童虐待を行うようになった。
過去の回想から「輝村極道以外の他の4999人のパパにも同じように会いに行った」という事実が示唆されており、実父は彼自身が殺している可能性があるが、「自分は他の4999人のうちの誰かではなく輝村極道の実子である」と思い込むことで完全に壊れてしまいそうな自分の精神の支えにしているところがある様子。
ちなみにガムテに対して親らしい対応を全くしていないと思われたきわみであるが、「表向きの演技」でなく本当の自分で真摯に対応し、似たような境遇の子どもたちが集まる暗殺集団「割れた子供達」に入れることで彼に友達を作る場を与える等の対応をしていることから、虐待を行った血の繋がった実の親よりも(普通の親としては最低レベルではあるものの)親らしい接し方をしていたことが判明した。