概要
日本の漫画家。本人のTwitterでの発言によれば2019年時点で36歳。
学生時代は柔道をやっていた。
早稲田大学卒業後、会社員をやりながら『週刊少年ジャンプ』に漫画を投稿する日々を送っていた。そんな矢先に東日本大震災を受け、仕事でストレスをためすぎてキレてしまい30本もギャグ漫画を投稿し、意外にもウケて読切『烈!!伊達先パイ』が掲載されることに。直後に会社で残業が多い部署への配属が決まったため、漫画家を目指す夢の為退職する。
WJでは戦国武将パロディギャグ『烈!!!伊達先パイ』、超次元柔道バトル『ジュウドウズ』を連載するも短命に終わり、悪戦苦闘する。
そんな中、2018年に講談社に移籍したのがきっかけで、漫画原作者に転向を図るも、諸事情により自力で作画することとなる。
こうして現在では超次元忍侠アクション『忍者と極道』を連載している。
極度のプリキュアファンであり、度々プリキュア主人公たちをモブとして出したり、プリキュアに因んだセリフ回しを発現させたりしている。特に『忍極』では「プリンセスシリーズ」という作中作でプリキュアをパロディしており、本作の重要な演出となっている。
ちなみに『邦キチ!映子さん』の服部昇大と「信じられないくらい」プリキュア談議で盛り上がったこともあったらしい。
絵柄は濃い目で、『伊達』連載開始前は「お前の描く女は全く可愛くない」と担当に言われたこともある。ヒロインは巨乳が多い(例外もいるが)。
自画像はかなりゴツイ姿の男性で、モブに似たような顔のキャラが多く登場している。
代表作
烈!!!伊達先パイ
「妹どけい! そやつ殺せぬ!」
2012-2013年『週刊少年ジャンプ』掲載。全2巻。
戦国武将オタクの心配性おにいちゃん・伊達まさしと、その妹愛の彼氏・片倉武士の破天荒なボケとツッコミを描いた学園ギャグ。
本作の武将パロディキャラは『ジュウドウズ外伝』にスターシステム的に出演している。
ジュウドウズ
「じゃ やろっか」
2014-2015年『週刊少年ジャンプ』掲載。全3巻。
隠れ里・八破羅村で行われる柔術バトルロイヤル「柔道頭」に挑む少年・柳華の戦いを描いた柔道漫画。柔道漫画なのに殆ど畳が出てこない。
完結後に『ジャンプLIVE』で主要人物たちの先祖を描いたプロローグ『ジュウドウズ外伝 柔も轟に』が連載された。
忍者と極道
「忍手『暗刃』 ブッ殺した」
「忍者ブッ殺したり!!!」
2020年から『コミックDAYS』『マガポケ』連載中。今までで最長。近藤の作品では初めて一周年を迎えた作品でもある。
350年もの抗争を続ける忍者と極道の最終決戦を描いたアクション漫画。忍者の少年多仲忍者と極道のボス輝村極道が、互いの素性を知らぬまま友情を築いていく。
作者としては初の青年誌掲載。