「オレ以外に 笑えねー人作ってんじゃねーぞ…極道!!!」
概要
『忍者と極道』における主人公。幼い頃に家族を極道に殺されて以来、笑顔を失う。
普段はクラスでも浮いている高校生だが、その実態は凄腕の忍者『帝都八忍』の一角。
普段から飄々としているが「喜怒哀楽」の「喜」以外の感情は普通に使いこなせており、非道を働く極道には一切の情けをかけないが、「人を殺したことが無い奴は命までは取らない」というスタンスで、未成年に関しては情けをかけようとする。しかし、それでも「己」を貫くために向かってくる「侠」には敬意を表し、本気で立ち向かう。
一見すると不良っぽい佇まいだが、女児向けアニメ「プリンセスシリーズ」(どう見てもこれ)の超マニアで、第6作『フラッシュ☆プリンセス』が1番好き。あまりに好きすぎて、ノベライズの読書感想文で内閣総理大臣賞を受賞するほど(事前のエピソードで官邸を抜け出した総理にプリンセスシリーズを布教したのはしのはであるが、総理は賞を与えたのは公私混同ではなく優れた文章力だとしている。実際、東京都代表作品にまで選ばれて総理が目を通す最終選考まで残ったのはしのは自身の力である)。
互いの素性を知らぬまま、自身と同じくプリンセスシリーズ好きのきわみと友情を結ぶ。
八忍の中では古株ながら最年少であり、一番の新人である陽日を「陽兄」と呼んで慕っている。
能力
他の忍者と異なり特殊体質こそ持たないものの、その鍛え抜かれた忍手〝暗刃〟を用いて敵を討つ。
その威力・精度共にダントツであり、特技は1mmのブレも無い連打により強固な相手をも貫通する「愛羅穿硬」。
異能は持たない代わりに、極限まで鍛え上げられた身体能力と冷静な戦術眼、そして悪を憎む正義感に裏打ちされた強靱な精神力を武器にしている。総じて言えば人間としての地力が非常に高いと言える。
謎
両親を亡くした事件については、しのは自身が深いトラウマを負っているせいか記憶が曖昧であり、全容を思い出せていない様子。
壊左の過去回想では彼としのはが出会った時に、惨蔵から「名は〝しのは〟と付けた」を言われており、しのはは彼の本名ではない可能性が示唆されていた。
そして『割れた子供達』による総理官邸襲撃事件の際、きわみが咄嗟にしのはを「慎太郎」と呼び、さらに二人揃って上記の事件の光景を思い出す謎の事態が発生。
そしてこの予想外の展開に歓喜する謎の人物の影があった…。
関連タグ
全部同じじゃないですか:初心者にプリンセスシリーズに関して享受したシーンでパロディされた。