「極道風情が如何に謀りやがれど 裏社会で悪事かませばブッ殺すのみで御座います」
プロフィール
概要
『忍者と極道』の登場人物。
親を極道に殺された主人公・多仲忍者の育ての親で、銀座のカフェ『でいびす』のオーナー。右目にモノクル(単眼鏡)を付けている。
笑うことの出来ない忍者(しのは)を気にかけ、彼に笑ってもらうため度々一発ギャグを披露しているが、「布団が吹っ飛んだ」などの低レベルなオヤジギャグばかりなため当然ながら成功した試しがない。
その正体は『帝都八忍』のNo.2で、長である神賽惨蔵に次ぐ古株。
柔軟な発想力を有し、「忍手暗刃」をはじめとした様々な必殺技や技術を開発した。
かつて忍者に壊滅的な被害を与えた東京大空襲から惨蔵共々生き残り、戦後にかけて組織を立て直した大功労者であり、祭下陽日からは「東京忍者すべての師」と称えられている。
赤坂の料亭で会合を開いていた極道を襲撃して虐殺を行ったが、会合の主催者たる輝村極道が「地獄の回数券」を服用し交戦したことにより、銃撃とドスを受けて瀕死の重傷を負う。死を覚悟し、仕込んでいた爆弾で自決して極道を一掃、帝都八忍最初の犠牲者となった。
外伝『獅子の華』では主人公を務め、まだ20歳のころの彼が戦後の焼け跡のバラック小屋でタンポポ珈琲屋を営む姿や暗刃開発までの経緯、そして親友・輝村獅門との輝かしい日々が描かれている。
能力
【如意暴】(にょいぼう)
両腕を自由自在且つ神速で伸ばす特異体質の使い手。
これにより、振り回すだけで敵を一瞬にして皆殺しにすることが可能。
威力も高く、料亭を吹き飛ばす爆発にすら無傷で耐えた「地獄の回数券」服用時のきわみを持ってすら、傷を治すには至らなかった程。
関連タグ
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