概要
「ガラスの仮面」に登場する劇中劇のタイトル、または主人公(紅梅の木)の名称。
平安時代を舞台に、乱れる世の平安のため天女像の作成を命じられた仏師・一真と、梅の木の精の阿古夜の恋を軸とした時代劇。
作中では紅天女を演じることのできる唯一の女優であった月影千草の事故・事実上の引退に伴い再演が不可能となった「幻の名作」とされている。上演権を持つのは月影千草のみ。北島マヤと姫川亜弓、ならびに多くの役者はこの「紅天女」を演じることを目指している。
2006年2月には、この作品を原作とした新作能が上演されている。
作中に登場する梅の里、紅梅村は奈良県吉野郡天川村がモデルとなっている。