ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴
北島マヤとは、『ガラスの仮面』のキャラクター。

担当声優/女優

エイケン版テレビアニメ(1984年)勝生真沙子
トムス・エンタテインメント版テレビアニメ(2005年~2006年)小林沙苗
ガラスの仮面ですがシリーズ(2013年)中根久美子
『3ねんDぐみ ガラスの仮面』(2016年)阿澄佳奈
テレビドラマ(1997年)安達祐実


概要

主人公。神奈川県横浜市出身。初登場時13歳(中学一年生)。

2月20日生まれ。


下町のラーメン屋で働く母と暮らす少女で、貧しい暮らしの中でテレビの世界に憧れながら育つ。

何事も平均的な「平凡な少女」なのだが、こと演劇の才能は“ダイヤの原石”といえる突出した素質を隠し持っていた。この素質を月影千草に見出され、彼女の主催する劇団「つきかげ」で女優としてデビューし、師から課せられる過酷な課題をクリアしていき、その類い稀な才能を開花させていく。

目標に向かって一心不乱に努力するひたむきさは周囲を驚愕させ、時には声も出せぬほどに圧倒する。


容姿

ボリュームのある背中ほどまで伸びた黒髪の長髪が、特徴と言えば特徴。

それ以外は突出した個性がなく、見目は整ってはいるが特筆して美人でもない。

周囲からはたびたび「どこにでもいる平凡な少女」と評されている。


性格

明るく素直で優しい普通の少女。初期には内気で引っ込み思案な面が強調されていた。

ただし一度スイッチが入ると並外れた胆力と根性を発揮し、とことん突っ走る情熱型。そのひたむきさゆえに思いつめがちで、目的のために常軌を逸した行動に走ることも度々。


感受性が豊かで、あらゆる刺激を吸収し、その中からその役を演じるための突破口を見い出す力を持つが、感情の振り幅が大きいため不安や動揺に弱く、大きな失敗を犯すこともままある。


才能

一度役に入ると、役柄をその体に降ろしてきたかのように成りきる、いわゆる「憑依型」の役者。その役に成りきるためには、苛烈な特訓を自身に課すことさえ厭わない。


勉強は苦手で学校の成績は本人曰く「地面すれすれの低空飛行」。その上ドジでおっちょこちょい、スポーツも苦手。

しかし大好きな演劇の事となると話は別で、一度見た芝居や映画のセリフは一字一句間違いなく諳んじる。

役のためとなれば薙刀の型やお手玉も練習の末に習得し、なんとなればリズム感を鍛える訓練の中で役に入り込み、避けるはずのボールをドヤ顔ではじき返すことさえやってのけた。


ただしその天才の裏では、演出の意図や他の役者との呼吸を知らずに舞台の調和を乱してしまうといった欠点も指摘されていた(後に『人形の役を演じる』ことで舞台全体や芝居の流れに気付き克服。)。

また、劇団「つきかげ」に入団するまでバレエダンスパントマイムの訓練を受けておらず、美しく身軽な動作や高度な表現方法が身についていない。そのためライバルである姫川亜弓の演技を見ては、その技術力の差に打ちのめされる場面がしばしば。


紫のバラの人

彼女を語る上で外せないのが、謎のファン「紫のバラの人」であろう。

劇団「つきかげ」で活動を始めて以降、彼女の苦難に際してひっそりと紫色の薔薇の花束を送り、学資の提供や月影の入院など支援を続けるパトロン的な存在で、マヤは「紫のバラの人」と呼んでいる。

マヤは長らくその正体を知らずにいたが、女優への道を支えてくれたこの人物に、マヤは大きな感謝の念を抱いていた。


対人関係

月影千草とは師と教え子、姫川亜弓とは宿命のライバル。

紅天女の上演権を巡って劇団と対立していた速水真澄には好意を持てず、彼のプロダクションに所属することになっても反発を隠さずにいた。さらにある事情からはっきりした憎悪さえ抱くようになっていたが、思いがけない出来事が二人の関係を変えることになる。



関連タグ

ガラスの仮面 演劇 紅天女

月影千草 姫川亜弓 速水真澄 桜小路優


紫のバラの人

担当声優/女優

エイケン版テレビアニメ(1984年)勝生真沙子
トムス・エンタテインメント版テレビアニメ(2005年~2006年)小林沙苗
ガラスの仮面ですがシリーズ(2013年)中根久美子
『3ねんDぐみ ガラスの仮面』(2016年)阿澄佳奈
テレビドラマ(1997年)安達祐実


概要

主人公。神奈川県横浜市出身。初登場時13歳(中学一年生)。

2月20日生まれ。


下町のラーメン屋で働く母と暮らす少女で、貧しい暮らしの中でテレビの世界に憧れながら育つ。

何事も平均的な「平凡な少女」なのだが、こと演劇の才能は“ダイヤの原石”といえる突出した素質を隠し持っていた。この素質を月影千草に見出され、彼女の主催する劇団「つきかげ」で女優としてデビューし、師から課せられる過酷な課題をクリアしていき、その類い稀な才能を開花させていく。

目標に向かって一心不乱に努力するひたむきさは周囲を驚愕させ、時には声も出せぬほどに圧倒する。


容姿

ボリュームのある背中ほどまで伸びた黒髪の長髪が、特徴と言えば特徴。

それ以外は突出した個性がなく、見目は整ってはいるが特筆して美人でもない。

周囲からはたびたび「どこにでもいる平凡な少女」と評されている。


性格

明るく素直で優しい普通の少女。初期には内気で引っ込み思案な面が強調されていた。

ただし一度スイッチが入ると並外れた胆力と根性を発揮し、とことん突っ走る情熱型。そのひたむきさゆえに思いつめがちで、目的のために常軌を逸した行動に走ることも度々。


感受性が豊かで、あらゆる刺激を吸収し、その中からその役を演じるための突破口を見い出す力を持つが、感情の振り幅が大きいため不安や動揺に弱く、大きな失敗を犯すこともままある。


才能

一度役に入ると、役柄をその体に降ろしてきたかのように成りきる、いわゆる「憑依型」の役者。その役に成りきるためには、苛烈な特訓を自身に課すことさえ厭わない。


勉強は苦手で学校の成績は本人曰く「地面すれすれの低空飛行」。その上ドジでおっちょこちょい、スポーツも苦手。

しかし大好きな演劇の事となると話は別で、一度見た芝居や映画のセリフは一字一句間違いなく諳んじる。

役のためとなれば薙刀の型やお手玉も練習の末に習得し、なんとなればリズム感を鍛える訓練の中で役に入り込み、避けるはずのボールをドヤ顔ではじき返すことさえやってのけた。


ただしその天才の裏では、演出の意図や他の役者との呼吸を知らずに舞台の調和を乱してしまうといった欠点も指摘されていた(後に『人形の役を演じる』ことで舞台全体や芝居の流れに気付き克服。)。

また、劇団「つきかげ」に入団するまでバレエダンスパントマイムの訓練を受けておらず、美しく身軽な動作や高度な表現方法が身についていない。そのためライバルである姫川亜弓の演技を見ては、その技術力の差に打ちのめされる場面がしばしば。


紫のバラの人

彼女を語る上で外せないのが、謎のファン「紫のバラの人」であろう。

劇団「つきかげ」で活動を始めて以降、彼女の苦難に際してひっそりと紫色の薔薇の花束を送り、学資の提供や月影の入院など支援を続けるパトロン的な存在で、マヤは「紫のバラの人」と呼んでいる。

マヤは長らくその正体を知らずにいたが、女優への道を支えてくれたこの人物に、マヤは大きな感謝の念を抱いていた。


対人関係

月影千草とは師と教え子、姫川亜弓とは宿命のライバル。

紅天女の上演権を巡って劇団と対立していた速水真澄には好意を持てず、彼のプロダクションに所属することになっても反発を隠さずにいた。さらにある事情からはっきりした憎悪さえ抱くようになっていたが、思いがけない出来事が二人の関係を変えることになる。



コメント

コメントはまだありません

pixivに投稿されたイラスト

すべて見る

pixivに投稿された小説

  • ガラスの仮面

    物語を紡ぐ*

    ガラスの仮面の二次小説です。AIの「Story」を聴いてできた作品です。 本作は原作者様ならびに出版社様とは一切関係ないので、個人の責任に於いて閲覧して下さい。
  • ガラスの仮面 東京編

    To the Ballroom―舞踏室へ―3

     ダンスレッスン2回目は、スタンダード。特にワルツとヴェニーズ・ワルツです。とはいえ、後半は『嵐が丘』のストーリーに絡めて、真島くんの立場から見たお話になりました。マヤちゃんの恋の相手が少しずつわかってしまったかも?  今回のシリーズのために『嵐が丘』の原作を少し読みましたが、なんと『紅天女』なみに「魂のかたわれ」話だったと判明。キャサリンが「あたしはヒースクリフなの」という有名な台詞を原作で言っていて、物語の最後では、魂同士が結ばれる的な描写もありました。  キャサリンにとって、ヒースクリフは魂のかたわれで、常に心で一つになっている。だから、彼女にとって「結婚」という「形式」には意味がなかったのでしょうね。もっとも、ヒースクリフにしてみれば、実体を伴った愛も欲しかったはずで。そこが男女の差ということなのかもしれません。  さらに、世代をも超えるヒースクリフとキャサリンの魂の愛。かつての『ガラスの仮面』ならば、真澄とマヤの恋愛も、阿古夜と一真、さらには月影先生と尾崎一蓮並みの悲恋展開もありだったのでしょうが……。もはや令和の時代ですし、その手の「魂だけが結ばれて実体なし」とかいう展開だけは、なしにしてほしいものです。さすがに数十年待たされた身としては、ちょっと悲しすぎますので……。  こちらとしましては、単に昔にマヤが演じた役で不本意だったのをリベンジさせてあげたくて選んだ作品だったのですが、『紅天女』と意外なつながりがあって、面白いです。
  • な忘れそ

    な忘れそ 1

    マヤが紅天女となり3年。紫のバラはすでに卒業し、真澄は紫織と結婚。ほとんど会うこともなく過ごしていたマヤの元に、突然真澄が現れ…。 記憶と忘却に翻弄される二人のお話。 ※不倫関係が苦手な方はお避け下さい。 旧HP樹下幻燈会で既出(第1、2話)を、再UPしました。
    13,949文字pixiv小説作品
  • 抱かれたい男1位に脅されています。×ガラスの仮面

    邂逅

    抱かれたい男1位に脅されています。とガラスの仮面のクロスオーバーです。 『紅天女』の稽古場に抱かれたい男ツートップのちゅんたかが見学に来ました。 マヤの稽古場でちゅんたかが感じたのは 閲覧 いいね ブックマークありがとうございます🙇
  • ガラスの仮面 東京編

    To the Ballroom―舞踏室へ―9

     前夜祭が終わって、やっとダンスパーティーが始まります。ダンスの曲は、相当迷いましたが、結局有名どころで選びました。  真澄さんがマヤと踊るタンゴは、『セント・オブ・ウーマン』や『トゥルー・ライズ』などで使われたものです。最初はゆったり目で優雅なのですが、途中に情熱的な部分もあり、とても素敵だなあと。ちなみに、パーティーでは桜小路君に先を越されてしまいますが、これは採用曲のその名の通り、「首の差一つ」で抜かれてしまったという意味も込めての選曲です。本当は「リベルタンゴ」との二択で最後まで悩んだのですが、こちらの曲は相当テンポが速いので、マヤちゃんにはさすがにきつかろうと、泣く泣く断念しました。  ダンスをしている真澄さんは、リチャード・ギア(若い頃の)っぽい雰囲気になるのではないかと勝手に思ったのですが、いかがでしょうか。くせ毛な感じも似ていますよね。偶然『シャル・ウィ・ダンス』の米国版を見たのですが、そこでのリチャード・ギアが気障すぎで。タキシードに赤いバラをもって奥さんのところに来るシーンなんて、あざといくらいでしたよ。  ダンス編はもっとロマンティックに描きたかったのですが、私の筆力不足ゆえにこんな感じで一旦終了です。次は真澄さんお誕生日記念のお話に入ろうと思っています。
  • Paradise Lost

    Blue rose

    このままもう二度と会えないのだろうか。 もう自分は必要無いのだろうか。
  • 桜花抄

    桜花抄 3

    夕暮れの世界に閉じ込められた真澄と会えたマヤ。現実世界へ引き戻されて……。 第2話と更新順序が前後したので、入れ替えました。先に読んでいた方々、申し訳ございません。
  • 回りくどくなる男の苦悩

    回りくどくなる男の苦悩 6 (完結)

    どうにも意図をくんでくれない天然マヤに内心苦悩する真澄。 果たして真澄は自然にマヤとLINEを交換できるのか……? 「回りくどくなる男の苦悩 1」→https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=8630603 「回りくどくなる男の苦悩 2」→https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=8636950 「回りくどくなる男の苦悩 3」→https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=8665025 「回りくどくなる男の苦悩 4」→https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=8669811 「回りくどくなる男の苦悩 5」→https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=8696140 ※表紙素材はhttps://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&illust_id=44846658よりお借りしました。
  • 線香花火

    線香花火 4【完結】

    真澄視点と、エピローグで完結です。 ありがとうございました。
  • collaboration with 上谷

    夜空の散歩~stroll through the night

    上谷さんの絵板に投下したコバナシ。*大好きな絵師・上谷さんの描かれたイラストを元に妄想シリーズ
  • 酔っ払いシリーズ

    酔いに任せて一杯目

    ・社長は婚約してない ・両片思い ・酔っ払い共の宴 ・髭面のキューピッド
  • Another world

    月魄

    桜の花びらは闇に息を潜め 閑かに真夜中の月を抱く *同人誌版(『Lunatic Moon』に収録)に変更しました *『Lunatic Moon』C82にて再版
    13,633文字pixiv小説作品
  • 月下美人

    月下美人 7

    結婚式を飛び出した紫織は、別荘へと向かう。 ※旧HP樹下幻燈会でUPしていたものを、少し手直ししました。内容は変わりません。
  • 陽炎

    完売した同人誌『Stellar Ball』(https://www.pixiv.net/artworks/27856602)星空三部作の中から『陽炎』を。 先日読み直してみて、やっぱりこの話は自分らしくて好きだなと思ったので、全文アップします。 元は某夏イベント用に書いたものですが、その後自サイト用にマスマヤのシーンを付け足して公開したところ、素敵なマヤちゃんのイメージイラストを描いてくださった方がいらしたりして、思い出深い一作です。 先代のPCがクラッシュしてデータを取り出せなかったものが多数あり、こちらも同人誌からもう一度書き起こしました。
    16,868文字pixiv小説作品
  • ガラスの仮面 京都編

    古都へ:24.「黒髪」

    色々と調べることが多く、更新が遅くなりました。やっとこさ先笄を迎えたマヤちゃん。いよいよ舞妓卒業です。

このタグがついたpixivの作品閲覧データ

おすすめ記事

pixivコミック 週間ランキング

  1. 1

    【表紙】雪広うたこ 【漫画】朝賀 庵/ASH/ウエハラ蜂/蝦夷森わに/小道明奈/samesuke/シータコマーチ/嶋次郎/世禕/タロ名/ととふみ/外岡もったす/ながべ/はかた/花森玉子/榛名ハル /ホームラン・拳/梁阿渣

    読む
  2. 2

    一桔群青

    読む
  3. 3

    漫画:柑奈まち 原作:りったん,漫画:月結草 原作:花散ここ,漫画:こっこ 原作:有沢真尋,漫画:夜渡よる 原作:丹空舞,漫画:黒渕かしこ ネーム構成:薄灯森 原作:ミズメ

    読む

pixivision

カテゴリー