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担当声優/女優編集

作品名担当声優・女優
TVアニメのパイロット版(1984年)小山茉美
エイケン版TVアニメ(1984年)松島みのり
トムス・エンタテインメント版TVアニメ(2005年~2006年)矢島晶子
OVA(1998年)松井菜桜子
『3ねんDぐみ ガラスの仮面』(2016年)大久保瑠美
テレビドラマ(1997年)松本恵/中村愛美(完結編)

概要編集

『ガラスの仮面』におけるもう一人の主人公

当初は悪役令嬢に近い立ち位置だったが、すぐに気高く誇り高いお嬢様系ライバルへと変化した。後にはその過去と内面を語る特別編が掲載され、作者自ら「一番好きなキャラクター」と明言するほどになっている。


有名映画監督の姫川貢と大女優の姫川歌子を両親に持ち、容姿端麗頭脳明晰な「演劇界のサラブレッド」。


美貌才能と家柄に恵まれ、世間や周囲からは「何一つ不自由なく成長したお嬢様」と思われがちだが、実際は子供の頃から「親の威光に依らず自身の実力で評価されたい」と渇望し、名声の裏側で、人知れず血のにじむような努力を積んで周囲に自分を認めさせてきた。


演劇の鬼ともいうべき性格であり、役の本質をつかむためにはあらゆる手段を模索し、どんな苦労や負担も厭わない。

完全な天才肌である北島マヤとは対照的な「努力する秀才」タイプであり、技術ではマヤに勝っているという自負はあるものの、その差を軽く飛び越えてしまう彼女の才能に4度も敗北感を味わっている。


登場当初はマヤに対して小馬鹿にした言動や意地悪な態度を取ることもあったが、すぐにマヤの天才性を見抜き、『自分の唯一のライバル』として、敬意とある種の友情を抱き始める。


乙部のりえが卑怯な手段を使ってマヤを陥れ、芸能界から失脚させたことを知った際には「役者の風上にもおけない」と激怒し、あれ程嫌っていた親の七光りを使ってまで役を手に入れて彼女と同じ舞台に立ち、『小細工なしの本物の演技』による鉄槌を下して仇討ちを果たした。


また、精神的に打ちのめされたマヤが演劇を放棄したと知ると、「私の前から消える事は許さない」と激しい感情を見せている。その後、立ち直ったマヤが再び紅天女を目指すことを聞いたときには心からの笑顔とともに「(マヤが自分と肩を並べる様になるまで)待ってるわよ」と言葉をかけた。


マヤを誰よりも理解し、誰よりも近い立場にあるがゆえに、マヤの才能の大きさに人一倍の戦慄と驚嘆の情を抱いている。

世間的にはマヤに先んじた評価を受けているものの、亜弓自身は1度も上に立ったと感じたことはない。

もちろん、マヤ自身も亜弓に劣らぬ努力を重ねているのだが、亜弓が苦労の末に獲得とした「役との一体感」をなんの苦も無くものにしてしまう天性の才能、それが大きな壁となって、常に彼女の前に立ちはだかるのである。


それゆえにその内心には、多大な嫉妬心と羨望が人知れず渦巻いてもいる。

紅天女の試演で滞在していた梅の谷を去ろうとした時、壊れかけたつり橋を通ろうとするマヤを見た際には、一時とはいえ彼女さえいなくなればという、彼女らしくない邪念に捕らわれてしまった。


実力だけを頼りにしてきたはずの自分が、自らが軽蔑していたはずの「役者の風上にもおけない」卑怯な手段を使おうとしたこと、そんな醜い感情を持っていたことに打ちのめされた亜弓は、負け犬のまま終わりたくないという思いで踏みとどまる。

そして、マヤと本音をぶつけ合い、キャットファイトに至るまでの激しい喧嘩を繰り広げた末に、改めてお互いをライバルと意識し合い、正々堂々と戦い抜くことを誓って奮起した。



関連タグ編集

ガラスの仮面 女優

北島マヤ 月影千草 桜小路優 姫川歌子

百城千世子…どちらかというと努力タイプの女優。ライバルが天才肌という共通点も。

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