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姫川亜弓

ひめかわあゆみ

『ガラスの仮面』に登場するキャラクター。
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ガラスの仮面」の登場人物。
最初は主人公北島マヤライバルポジションだったが、話が進行するにつれ作者の美内すずえの思い入れが深まっていき、所謂「もう一人の主人公」となっている。

CV


演者

  • 松本莉緒
  • 中村愛美(完結編の代役)


概要

母親の姫川歌子は大女優、父親の姫川貢は有名映画監督
容姿端麗頭脳明晰な「演劇界のサラブレッド」と呼ばれている。

美貌才能と家柄に恵まれ、世間や周囲からは「何一つ不自由なく成長したお嬢様」と思われがちだが、実際は子供の頃から「親の威光に依らず自身の実力で評価されたい」と渇望し、名声の裏側で、人知れず血のにじむような努力を積んで周囲に自分を認めさせてきた苦労人。
演劇の鬼ともいうべき性格であり、役の本質をつかむためにはあらゆる手段を模索し、どんな苦労や負担も厭わない。

完全な天才肌である北島マヤとは対照的な「努力する秀才」タイプであり、技術ではマヤに勝っているという自身はあるものの、その差を軽く飛び越えてしまう彼女の才能に、常に敗北感を抱かされている。
もちろん、マヤ自身も亜弓に劣らぬ努力を重ねているのだが、彼女の場合は役の本質を理屈でなく、本能的に理解するという特性が最大の武器であり、亜弓が苦労の末に獲得とした「役との一体感」をなんの苦も無くものにしてしまうだけの天性の才能の持ち主である。それが大きな壁となって彼女の前に立ちはだかっているのだ。

北島マヤの天性の才能をいち早く見抜いており、初期は手ごわい相手が現れたことへの焦燥感と対抗心から意地悪な言動を取ることもあったが、徐々に彼女の素質を認め、『自分の唯一のライバル』とみなすようになる。それと共にある種の友情ともいえる絆も(本人は無自覚なようだが)芽生えていった。

乙部のりえが卑怯な手段を使ってマヤを陥れ、芸能界から失脚させたことを知った際には、あれ程嫌っていた親の七光りを使ってまで役を手に入れて彼女と同じ舞台に立ち、『小細工なしの本物の演技』による鉄槌を下して仇討ちを果たした。
マヤが精神的に打ちのめされ演劇を放棄していたときには、その身を案じながらも「私の前から消える事は許さない」と一種の怒りにも似た感情と共に叱咤激励した。
その後マヤが立ち直り、再び紅天女を目指すことを聞いたときには心からの笑顔とともに「(マヤが自分と肩を並べる様になるまで)待ってるわよ」と言葉をかけた。

マヤを誰よりも理解し、誰よりも近い立場にあるがゆえに、マヤの才能の大きさに人一倍の戦慄と驚愕を抱いている。世間的にはマヤに先んじた評価を受けているものの、亜弓自身は1度も上に立ったと感じたことはない。そしてマヤの才能を認めつつ、内心では多大な嫉妬心と羨望が人知れず渦巻いてもいる。
梅の谷での紅天女の試演では、マヤの見せた演技に圧倒されてしまい、紅天女を諦め谷を去ろうとする。その時、梅の谷のつり橋から落ちそうになったマヤに気づくが、彼女さえいなくなればという思いが沸きあがり、一時は見殺しにしようとしてしまった。
実力だけを頼りにしてきたはずの自分が、そんな醜い感情を持っていたことに打ちのめされた亜弓は、負け犬のまま終わりたくないという思いで踏みとどまる。そして、マヤと本音をぶつけ合い、キャットファイトに至るまでの激しい喧嘩を繰り広げた末に、改めてお互いをライバルと意識し合い、正々堂々と戦い抜くことを誓って奮起した。


関連タグ

ガラスの仮面 女優
北島マヤ 月影千草 桜小路優 姫川歌子

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