「私達 俳優の使命は観客を虜にすること」
「素顔を晒して ありのままに演じることを人間と言うなら」
「だったら私は 人間じゃなくていい」
プロフィール
誕生日 | 4月1日 |
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身長 | 157cm |
好きな食べ物(公式) | 生クリーム、ビスケット、マシュマロ |
好きな食べもの(非公式) | なまこ、このわた、松前漬け |
好きな昆虫(非公式) | オキナワオオカマキリ、ヤエヤママルヤスデ、ロイコクロリディウム |
好きな映画 | 晩春、ローマの休日、時をかける少女(1983)、花とアリス |
※好きな昆虫は検索しない方が無難。(少なくともロイコクロリディウムは、検索してはいけない言葉扱いされている)
概要
漫画「アクタージュact-age」における、所謂ライバル的ポジションのキャラ。
大手芸能事務所「スターズ」所属の若手トップ女優で、社長の星アリサ曰く「必ず大衆の心を虜にする私の最高傑作」。
夜凪景とはさまざまな面で対照的なキャラで、髪形(ショートとロング)と髪の色(黒と白)を始めとして、(役者の)原石と世代トップというポジション、演技方法(後述)などの面で正反対。
人物
“天使”の異名を持つ若手トップ女優。scene.1から広告にて登場。ふわふわの白いショートヘアーに中肉中背、美人可愛い系少女。
一見無邪気な天才だが、自分の身体・振る舞いを調整、自分を撮るカメラの性能等を熟知して、エゴサーチから自分の印象を把握・軌道修正しているトンデモ女優。
非常に諦観的で、"作品"のため ひいては"大衆"のため自身や芝居を完全に商品として割り切って生きている。
女優という仕事そのものはかなり気に入っている模様。
役者としての才覚
上述の通り"自己を俯瞰し客観視する力"に長け、その力量は黒山にも「あいつの技術は異常」と言わしめる程。
夜凪が役の感情をがっつり掘り下げてそれになりきるのに対して、千世子は役の感情を一切掘り下げない。その代わりに誰よりも自分の魅せ方を把握し、完璧な身体のコントロールと俯瞰力で「そのときあるべきシーン」を完璧に作り上げる。
悪く言えば上っ面の芝居、よく言えば自分自身の魅力を表現することで勝負するという方式。
事前に共演者の出演作を前もって全部チェックして実力を計り、いざ撮影中にNGを出されそうになったらカメラアングルを把握したフォローを行うなど、人間離れした活躍をすることもしばしば。
夜凪がみせる周囲の役者を食いがちで暴走するリスクもある演技と違い、常にスタッフが求める通りの演技ができるため、かなり扱いやすい役者であるといえる。
その為か芸術家肌の黒山墨字から評価は低くあまり好ましく思ってない模様。
顔が売れていて演技力が高いためかあまり評価の高くない脚本の作品を「とりあえず商品として価値がある」レベルにする事を周囲から望まれることが多い。
人間性
非常にプロ意識が高く、PCを複数台所持し、僅かなオフの時間も共演者の作品や自身のテイクを見直しに充てる程ストイックな性格。
千世子のカリスマ性に委ねた脚本・演出に対しても「また私頼みか」と言いつつ求められた以上のクオリティで返す。
しかし一度仕事を離れればからかい好きでお茶目な性格も垣間見える。
サインをねだられ「(料金)高いよ?」と返したり、夜凪に対し「ちょっと反省か……デートしに行こうよ」と言って連れ出したりしている。
経歴
幼少期
昆虫と他人の横顔が好きな変な子供だったという。本人曰く横顔については、「誰かから見られていると思いもしていない、そういう無意識の表情を盗み見るのが大好きだった」とか。(なので、どこぞの人間観察が好きな情報屋とは違う)
それをプロフィール帳の「好きなもの」のところに書いたら気味悪がられたことで、「他人から自分の横顔がどう見られているのか」(≒他人の視線)が気になりだし、逃げるように作り物の世界に没頭した。
そして何らかの機会で星アリサと出会い、彼女から言葉をかけてもらったことで役者の道へと入ったようだ。
ちなみに子供の頃から芸能界にいたらしく星アキラとは付き合いが長い。
役者デビュー後
スターズのトップ俳優として、技術に秀でるための教育を受ける。
主演女優として映画の興行的成功すなわちキャスト・スタッフの時間と労力・宣伝コスト・そして大衆の期待、それら全てを一人で背負う彼女は、「だから強く美しい“天使”となった」。
自身を作り上げた仮面、見られている自分を完全に操作できる女優という職業を天職のように感じているが、反面、その仮面が強固になっていくほど孤独感も感じている。
そんな中、仮面があることを見抜いてくる人物が現れた。
見抜いた上で、その作り上げた仮面ごと自分を大切にしてくれる人が現れた。
そして自分の「天使」としての寿命を知った彼女はある一歩に踏み出すことになる。
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二次創作
作中で絡みの多い夜凪景とのカップリング
→ちよなぎ