姫川歌子
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ひめかわうたこ
『ガラスの仮面』に登場するキャラクター。
姫川亜弓の母であり有名映画監督の姫川貢を夫に持つ。
国際映画祭では最優秀主演女優賞を獲得。亜弓の美貌と演技の才能は彼女譲りである。
結婚・出産後も大女優として活動し、『奇跡の人』ではアニー・サリバン役に抜擢。ヘレン役に亜弓と北島マヤがオーディションの最終選考に残り、どちらを選ぶかで注視されるが、彼女は女優の見地から両者を選び、Wキャストが決定した。娘の亜弓とは息の合った舞台を見せるが、マヤとはほぼ全編アドリブという体当たりの演技をこなすことになった。
マヤとの共演はこの時のみだが、娘よりも女優であることを選ぶ亜弓をして「唯一のライバル」と認めるマヤの天賦の才能を、やはり女優として感じ取っている。
後ろ盾のないマヤが理不尽ないじめを受けていることを気の毒に思うなど、良識的な人物。
かつては月影千草の内弟子であり、『紅天女』を目指した女優の一人である。そのため、今でも夫と同じく、『紅天女』にこだわりを持ち続けている。
亜弓が長年姫川家に仕えるばあやにさえ視力の不調を隠して振る舞っていたことに気づいた時は、全盲の危険性を諭すも、女優生命を掛けた亜弓の訴えに了承。周囲に秘匿して『紅天女』の稽古をバックアップする。
女優という職業上、家族と過ごす時間が少ないが、夫婦仲や親子仲はとても良い。
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