1.童話の「赤ずきんちゃん」
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2.封印映像の赤ずきんちゃん
※この項目は封印映像シリーズのネタバレを含みます
アットエンタテインメントとパノラマが発売・制作するオリジナルビデオシリーズの封印映像シリーズに登場する謎の怪人。
封印映像10にて登場。
とある専門学校のエレベーターで度々目撃される身長150㎝足らずの小柄な少女。
エレベーター内の監視カメラにその姿は映っているが素顔が見えないため年齢は不詳。
赤いレインコートを着ていることから「赤ずきんちゃん」というあだ名を付けられる。
エレベーターに乗り込む理由は不明であるが、次第に専門学校の学生たちの間でエレベーターで赤ずきんちゃんと出会うと幸運が訪れるという噂が立つようになる。
しかし、エレベーター内にて事件がおき、事態は一変する。
ある日偶然居合わせた男子学生を背後から襲いかかり包丁でメッタ刺しにするという陰惨な事件を起こす。
その際監視カメラに男子学生をメッタ刺しにしたナイフを掲げ不気味な笑みを浮かべる。
その素顔は色白く、皺で歪み口はピエロのように裂けていた。
赤ずきんちゃんの素顔は少女ではなく老婆のそれであった。
男子学生をメッタ刺しにしたあと、エレベーターを操作しどこかへ姿を消す。
男子学生は全治3ヶ月の重傷を負う。
赤ずきんちゃんが男子学生を襲った理由は不明で赤ずきんちゃんのその後の行方も不明となる。
封印映像25の「続赤ずきんちゃん」にて再登場。
先述した事件を聞いた投稿者から赤ずきんちゃんらしき怪人を映した映像をスタッフが入手する。
その後の調査で赤いレインコートの赤ずきんちゃんかと思われる怪人による不可解な出来事を聴取する。
赤ずきんちゃんの正体は数年前に姿を忽然と消したホームレスらしくとある河川敷の高架下で住処らしきテントを発見する。テント内から古いカメラを発見したスタッフはカメラの映像を確かめる。
そこに映っていたのはカメラの持ち主かと思われる男が赤ずきんちゃんの住処に潜入しその際住処に戻ってきた赤ずきんちゃんによりメッタ刺しにされ殺される衝撃的な映像であった。
男をメッタ刺しにするその様子は専門学校の監視カメラに映っていたときのものと同じで、映像の最後でカメラに映った顔は皺で歪んだ老婆のような不気味な顔であった。
赤ずきんちゃんは何者か。正体や目的は明かされぬまま物語は幕を閉じる。