概要
「赤頭巾ちゃん」とは、童話「赤ずきん」に登場する赤ずきんを被った女の子である。
「赤ずきんちゃん」とも表記する。元々、話をする人の間で、「狼と人間の境界はぐだぐだ」と言う感覚はあったらしいので、赤ずきんちゃんはお婆さんがもふもふしてようが、肉球があろうが、尻尾が生えてようが、「うわっカニス・ルプスッ」と言う反応を元々してなかったらしい。
元々のスウェーデン民話では赤ずきんを被っていなかったが、フランスのシャルル・ペローの話では赤ずきん(英語で言うriding hood)を被り、性的なシーン(裸でベッドへ入るという描写のみ)と残酷シーンが削除されて、赤ずきんちゃんが狼に食べられたところで教訓として物語は終わっている。
ドイツの戯曲「小さな赤ずきんの生と死」から、赤ずきんちゃんを食べた狼を撃ち殺す猟師が登場した。
ドイツ「グリム童話」になってからは、赤ずきんちゃんとおばあさんが狼のお腹から生きたまま救出されるというハッピーエンドに変わった。
また上記以外にもフランスには数十種の類話があるといわれている。
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