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ラチェット&クランク

らちぇっとあんどくらんく

ソニーコンピュータエンタテインメント(SCEI)が発売、主にインソムニアックゲームズ社が開発を担当しているアクションゲームのシリーズである。
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概要編集

ソニーコンピュータエンタテインメント(SCEI)から発売されているゲームシリーズ。略称はラチェクラ

開発は主にインソムニアックゲームズ社が行っている。

1作目はプレイステーション発売8周年を記念して発売された。


主に主人公のラチェットと、相棒ロボットクランクが銀河を冒険し、様々な惑星でミッションをクリアしていくアクションゲームである。

シリーズ毎に様々なガラメカと呼ばれる武器や道具を用いて敵や障碍を打破していく、ハック&スラッシュ要素が押されたド派手なアクションが特徴となっている。

また、シリーズ通してブラックユーモア溢れるムービー、台詞等も印象的。


シリーズ作品一覧編集

#作品名ハード発売日
1ラチェット&クランクPS22002年12月3日
2ラチェット&クランク2 ガガガ!銀河のコマンドーっすPS22003年12月11日
3ラチェット&クランク3 突撃!ガラクチック★レンジャーズPS22004年11月25日
4ラチェット&クランク4th ギリギリ銀河のギガバトルPS22005年11月23日
5ラチェット&クランク5 激突!ドデカ銀河のミリミリ軍団PSP・PS22007年6月28日
6クランク&ラチェット マル秘ミッション☆イグニッション!PSP2008年11月20日
7ラチェット&クランク FUTUREPS32007年11月11日
7.5ラチェット&クランク FUTURE外伝 海賊ダークウォーターの秘宝PS32008年8月21日
8ラチェット&クランク FUTURE2PS32009年11月19日
9ラチェット&クランク 銀河戦隊QフォースPS3・PSVita2013年6月6日
10ラチェット&クランク オールフォーワンPS32011年10月20日
1~3ラチェット&クランク 銀河★最強ゴージャスパックPS32012年9月6日
11ラチェット&クランク INTO THE NEXUSPS32013年12月12日
Re1ラチェット&クランク THE GAMEPS42016年8月9日
Re1ラチェット&クランク THE MOVIEDVD2016年8月9日
12ラチェット&クランク パラレル・トラブルPS5・Windows 2021年6月11日

上記作品のうち、ラチェット&クランク5及びクランク&ラチェット(以下『マル秘』)はインソムニアックゲームズ社の子会社であるハイインパクトゲームズ社によって開発された。


2002年から現在に至るまでに10作以上出ており、10周年の2012年にはPS3にて1.2.3のHDが収録された『ラチェット&クランク1・2・3 銀河★最強ゴージャスパック』が発売されているので入門用にオススメ。


2016年には初代をリブートした『ラチェット&クランク THE GAME』(以下『PS4』)がPS4専用タイトルとして発売。同時に同作を映画にした『ラチェット&クランク THE MOVIE』も『THE GAME』に同梱されており、映画単体はレンタルもされている。


この他にもかつて携帯電話版では『ラチェット&クランク デジタル銀河の大脱出!』が、(海外版のみだが)Androidで『Ratchet&Clank:Before the Nexus』が配信されていた。


2021年6月11日にシリーズ最新作『ラチェット&クランク パラレル・トラブル』がPS5専用タイトルとして発売。2023年7月26日にはシリーズで初めてWindows版も発売された。


登場人物編集

シリーズに登場するキャラクターの一部を以下に紹介する。


ラチェット

Ratchet!!!!

CV:津村まこと

絶滅危惧種族ロンバックスの最後の生き残り。

惑星ベルディンで暮らしており、フィジージェット氏にスカウトされた後は惑星エンダコーのメガポリスのマンションに移住する。

日本版の特徴として眉毛が黒く太いことが挙げられ(『2』~『FUTURE2』まで。『1』及び『オールフォーワン』以降は海外版と同じく茶眉で細い)、作中でも度々いじられている。


クランク

クランクッス

CV:大川透

ひょんなことからラチェットと行動を共にする小型のロボット 。目の色は緑で、語尾に「~っす」とつけるのが特徴。

クランクとはラチェットが付けた名前。日本語では分からないが名前の由来は、クランクが宇宙船の揺れで壁にぶつかり、ガチャン("CLANK" はガチャンと音を鳴らすの意)と音を鳴らした為。

頭がよく、冷静な判断力、分析能力の高さを活かして、ラチェットをサポートする。

特定の場所ではジャイアントクランクになり、敵を蹴散らすことが可能。

当初は目的一つに集中するタイプで融通が利かず、困っている人を放っておこうとしたり、ラチェットと対立することが多かったが、クォークを二回倒したことにより改善され、ラチェットとも和解している。

電撃を浴びると気絶してしまう弱点があり、『1』の惑星オルタニスで落雷に直撃した際に発覚する。

また、『2』以降のシリーズでは度々敵に誘拐されるイベントが発生する。その際、弱点である電撃を浴びせられる事も多い。(『2』…盗賊マスク、『3』…コートニー・ギアーズ、『5』…ルナ、『マル秘』…ナンバー・ウー、『FUTURE2』…ローレンス)


キャプテン・クォーク

キャプテンクォーク

CV:乃村健次

自称『銀河No.1のヒーロー』。

筋肉質でたくましい体つきとは裏腹に小心者。

『1』ではBBBに仕え、ラチェットを邪魔者として惑星アンブリスにて罠にかけ、スナグルビーストで倒そうとするが失敗。

その後自らスターファイターに乗り込みムーンベースGでドッグファイトするもまたしても敗れる。

スティーブと偽名を使いラチェットにPDmAを売ったり、脱毛マッシーンを開発したりするが、あっさりバレてしまう。

これでも昔はDr.ネファリウスを倒した立派なヒーローだった。

『3』からはなんだかんだでラチェット達の味方になる。

その『3』では、過去の記憶を失い野生化。フロラーナの怪物「サルゴン」となってしまっていたが、その後記憶が戻り、「ゲバゲバ戦隊Qフォース」を結成しキャプテンとなり、ネファリウス打倒のため立ち上がる。

しかしネファリウスのクルーザーに突入した際、クルーザーの自爆に巻き込まれ、帰らぬ人となってしまった……と思われていたが、実はアジトへと逃げ帰っていた。

『5』以降のシリーズでは、ラチェットとクランクと共に行動することが増え、『オールフォーワン』、『Qフォース』では本格的にプレイヤーキャラとして操作できるようになった(それまでは一部作品の一部パートのみでしか操作できなかった)。

尚、彼が一切登場しなかったのは現時点で『FUTURE外伝』のみである。(『4th』ではメインストーリーには一切関わらないが、ラストの声掛けで登場。)


リベット

リベット

CV:本泉莉奈

『パラレル・トラブル』で初登場したロンバックスの女性。

別次元におけるラチェットの並行同位体的な存在であり、リベットの次元でも他のロンバックスは居ない模様。


Dr.ネファリウス

無題

CV:山野史人

『3』で初登場。度々登場し、銀河支配を目論む悪の科学者。

様々な兵器を生み出す危険人物だが、宣伝ビデオで音痴な歌を披露したり、やるなと言われたことをやるなど間抜けな行動が多く、執事のローレンスも手を焼いている。また、興奮する等でショートした際はなぜか「ランスとジャニス」というドラマのワンシーンが再生される。

元々は生身の人間であったが、有機生命体、つまり生物全般を『生ゴミ』(英語版では "Squishy" だが直訳すると "squid" から連想して『グニャグニャな』、『イカ臭い』等の意味になってしまう為、『生ゴミ』と意訳したと思われる)呼ばわりするまでに激しく憎み、遂には全身をロボット化してしまう。

したがって、彼の思想は人類そのものに憎しみを抱いていることとなる。

尚、元を辿れば「生物はできんボーイじゃった!」ことからの逆恨みである可能性がある。

エージェント・クランクの本当の大ファンでビデオも全部持っている。

クォークに倒された過去を持つが、現在は主にラチェットのことを敵対視している。

『FUTURE2』で再登場し、『オールフォーワン』ではプレイヤーキャラの1人として登場する。


タルウィン・アポジー

CV:黒河奈美

『FUTURE』で初登場。有名な探検家、マックス・アポジーの娘。

クロックとゼファーの2人のロボットを従えている。ヌンダック小惑星環のアポジー宇宙ステーションに住んでいたが、ラチェットと会ってからは行動を共にする。

『FUTURE外伝』、『INTO THE NEXUS』にも登場。『INTO THE NEXUS』ではポララ銀河防衛軍の司令官になっており、惑星イグリアックに居る模様。


BBB(ビッグ・バッド・ボス)

CV:後藤哲夫

『1』に登場するラスボス。

玉ねぎのような容姿が特徴的。

ブラーグの指導者であり人口増加、環境汚染により死の惑星と化したブラーグの故郷オークソンの代わりとして幾つかの惑星の美しい部分だけを切り離して新しい惑星開発を行う。

ちなみに、オークソンは『4th』でも再び訪れる事になる。


デカケツ親父

CV:宝亀克寿

名前通りデカいおケツの持ち主。

『1』のノバリスにおいて、ラチェットにインフォボットを売る役割で初登場。以降の作品にも度々登場しており、冒険に役立つアイテムや作中世界のお金であるボルトをくれたりすることも。

『FUTURE』、『FUTURE2』ではいずれもある助言が終盤でラチェット、クランクの助けになる。


ダーラ・グラッチ

CV:園田恵子

『1』で初登場した女性ロボットTVレポーター。

様々な惑星で中継を行うが、中継中によくモンスターに襲われたり、噛まれたりしてしまう。

中継の締めセリフは『1』では「では以上、チャンネル2でした。」、『2』以降は「では以上、レポーターのダーラでした。」


スキッド・ミックマークス

CV:高木渉

『1』で初登場した、ラチェットもファンであるプロのホバーボーダー。

乗っていた宇宙船が惑星アリディアに墜落してしまい、そこでラチェットと出会う。

母船周辺に大量発生したサンドシャークを退治してくれたラチェットにお礼としてホバーボードをプレゼントする。

『3』ではQフォースの隠密行動担当となり、アクエイトスでの任務等でラチェットと行動を共にする。しかし途中でコートニーの罠にはまり、有機生命体をロボ化するメカ「バイオブリタレーター」の実験台にされロボ化してしまう(幸いEDで元の身体に戻っている)。


ふとっちょアル

CV:高戸靖広

『1』で初登場。

「Mr.アルのロボ工房」を営んでいるメカマニア。

クランクにヘリブースターをつけたりと随所でラチェットをサポートする。

『3』ではQフォースのメカニック担当として登場。なんと、ある惑星の防衛システムを使ってVコミック(ゲーム)で遊んでいた。

ネファリウスの施設を逆探知したり、バイオブリタレーターを的確に分析するなどQフォースの中では有能かつ常識人。

またあるシーンではVコミックの隠しコマンド(実際にゲーム内で使える)を教えてくれる。

『4th』にも登場。バトルスーツを開発し、バトルボットのアップグレードパーツを仕入れてくれる。が、途中で後述のエース・ハードライトに撃たれてしまう。(幸い一命は取り留めたが……)


ヘルガ

CV:くじら

『1』でフィットネスコースのトレーナーとして初登場。(この時点では名前は不明だった。)

毒舌でどこか鼻につく性格で、ラチェットのコースのクリアっぷりに文句を言い、コースクリアの商品であるスイングショットの料金を「あんなのクリアしたうちに入んない」といい要求する。(尚、スイングショット購入の際には△ ムカつくけれど、1000ボルトはらって、スイングショットをもらうとのテロップが出る。)

『3』でヘルガという名前が判明し、Qフォースのトレーニング担当となる。(クォークからは冗談でお色気担当と言われた。)目のデザインが1作目の時から変わっている。

墜落で死亡した(とこの時点では思われていた)クォークの追悼式では「アンタがまた生まれ変わってきたなら今度は優しくしてあげるよ……」と涙ながらに語った。

因みに『2』のプリズンシップのPVにも一瞬だけ登場している(セリフはなし)。


スクランチ

『3』で初登場した一つ目の猿。クォークが野生化時代に知り合った。

妹がクォークにナンパされたため、彼に対して良い感情を抱いていない。

Qフォース結成後はかく乱担当となり、ラチェット達を助ける。

クランク単独ミッションでは、クランクと行動を共にし、クランクはバナナを発射する「バナコン」を使ってスクランチを導き仕掛けを解いていく。

また、あるステージではラチェットと共にバギーに乗り込み、敵を攻撃する場面も。

その後『5』ではラチェットと離ればなれになったクランクにラチェットのピンチを知らせる役割で再登場。


ヘルプデスク

CV:田中敦子(シリーズメイン)

『1』から登場し、主に序盤で操作説明などを行う。

基本的に声のみで姿を見ることはできないが、『1』ではガラクトロンの本社、惑星カレボⅢに行くことで会うことができる。正体はロボットであり、ラチェットは落胆するがクランクは喜んでいた。

2』では舞台がズガガ銀河からガガガ銀河に移ったこともあり、メガコープ製のヘルプデスクが登場。そちらのCVは津田真澄氏。


フィジージェット

CV:島香裕

『2』に登場。

メガコープ創立者であり、ガラメカ、ペット、ロボットなどを開発させている。

そんな中開発したプロトペットを販売しようとするも、盗賊に奪われてしまう。

困った彼はズガガ銀河を救ったラチェット達に目を付けオファーする。

前半はマトモだが、後半になるにつれて言動がおかしくなっていく。


……おかしくなっていたように見えたのはクォークが変装し、ラチェットを今度こそ亡き者にしようとしていたから。本物はクォークによってタンスの中に監禁されていた。


サッグリーダー

CV:山野井仁

『2』に登場。

惑星スニベラック出身の荒くれ者集団「サッグ商会」のリーダー。より多くの金を出した雇い主についていき、金さえ払えば結果は出す、現金第一主義……だが福利厚生にも非常に気を遣っており、雇い主の依頼より従業員のピクニックを優先させる程。

当初は盗賊マスクと取引していたが中盤で裏切り、メガコープのフィジージェットに協力する。

ラチェットとクランクとは、エンダコー(ヘリコプターに搭乗)、バトルサテライト(巨大メックに搭乗、ジャイアントクランク戦)、スニベラック(前述のバトルサテライト戦のものとは別の巨大メックに搭乗)と3度にわたり戦うこととなる。

『INTO THE NEXUS』でもサッグ商会自体は敵として登場する。


盗賊マスク/アンジェラ・クロス

CV:増田ゆき

『2』に登場。

フィジージェットが開発したプロトペットを盗んだ張本人。ラチェットとの最初の出会いはアラノス。プロトペットを取り返しに来たラチェットに敵をけしかけ自分は逃亡。後にサッグリーダーの雇い主になる。

そしてシベリウスで決闘しラチェットに敗れる。その後タボーラで再会するが、ヘリの上で転落しマスクが外れたことで正体を現す。その正体は、ラチェットと同じロンバックスの女性アンジェラだった。彼女はかつてメガコープで働いておりプロトペットのDNAの開発を担当していたが、その最中にトラブルが起こり、それにもかかわらず発売を早められていたという。以後はラチェットと協力しプロトペットに関わる危機を止めることを決意する。

『FUTURE2』では宇宙空間で聴けるラジオにて名前のみ登場するが、それによると失踪してしまった模様。

『パラレル・トラブル』のゾルドゥーム監獄に再び訪れると、リベットが彼女とともにゾルドゥーム監獄を脱獄したことを懐かしそうに話す。


ローレンス

CV:福田信昭

『3』で初登場。

ネファリウスの執事。言葉の間にやたらと「あ」がつく。ネファリウスに忠実ではあるが、遠まわしに「おかしい」や「マヌケ」と愚痴ったり、主人が負けたりピンチに陥ると我先に逃げるなど、内心ではネファリウスの事をバカにしているような素振りも見せる。尚、彼が会話する相手は殆どネファリウスのみである。

『パラレル・トラブル』では産休の為登場しない。


コートニー・ギアーズ

コートニー様

CV:池田千草

『3』で初登場。

表向きは銀河のアイドルだが、実際はネファリウスの手下。自身の容姿を利用してクランクを誘拐したり、スキッドを実験台にロボットにするなどネファリウスの計画をサポートしていた。また、「コートニーの祈り〜Death to Squishies〜」という洗脳ソングが存在する。

『4th』では復活したらしく、(作中のニュースでは昨年2人の変態ファンにバラされたと紹介された。)ストーリーには関わらないが、あるゲーム内ムービーにおいてターミネート4のリアクターと共演している他、「コートニーの祈り」もゲーム序盤のあるシーンで流れ、アルがそれに合わせて踊った。

『FUTURE』ではコートニー本人は登場しないものの、「コートニーの祈り」(歌なし版)は登場する(ガラメカ「グルーヴトロン」で一定確率で流れる)。


クロンク

CV:大川透

『3』で初登場。クランクの偽物で、クランクの振りをしてラチェットのもとに潜入していたDr.ネファリウスの仲間。

コートニー・ギアーズがクランクを誘拐した際に、ラチェットのもとに送り込まれた。

クランクとの違いは目の色が赤く、語尾に「~でゲス」をつけること。

メトロポリスでジャイアント化してラチェットと戦うも敗れ、その後囚われていた本物のクランクも救出された。

『5』、『マル秘』でも再登場。『マル秘』ではラチェットに濡れ衣を着せた張本人でありラスボス。


サーシャ

CV:川上とも子

『3』で初登場したフェニックス号の艦長で銀河大統領の娘。クォークのことはあまり信頼していない一方、ラチェットには想いを寄せている描写が見られる。

『4th』では冒頭のムービーに登場。メトロポリスの市長になっており、ラチェットにドレッドゾーンの事を伝えた。


銀河大統領

CV:郷里大輔

『3』で登場した大統領でサーシャの父親。エージェントクランクの大ファンだが、現実でもクランクのことをヒーローだと思い込んだり(反対にラチェットのことは運転手程度にしか見ていない)、PVを見ただけでクォークをリーダーに抜擢しようとするなど見た目に反してマヌケな性格。

但しクォークを信頼しているという気持ちは本物らしく、上記の追悼式の際には落ち込んでいるフェニックス号のクルー達を激励していた。


バトルボット

CV:白熊寛嗣花輪英司

『4th』に登場する2体のバトルボット。名前はそれぞれ、マースィとグリーン。性格が強気な方がマースィ、弱気な方がグリーンである。

元は別のヒーローと共に戦っていたが、アル曰く「前の持ち主がし……もういらないって言った」のことで、ラチェットの元に来た。

バトル中ラチェットを援護したり、仕掛けを解いたりしてくれる。

あるステージでは、2人とも囚われの身となってしまい、ラチェットが救出しにいく。

ドレッドゾーン脱出後は2人でハンバーガーショップを経営している模様。


キャプテン・スターシールド

『4th』の冒頭ムービーに登場するヒーロー。

ドレッドゾーンにおいて上位の成績を収めていたが、エースに倒されてしまう。

おまけ要素の服装には彼の服装もあり、解説文では「本来は強いヒーローなのに、本編ではやられキャラ扱い」とネタにされてしまっている。

しかしその実力は本物らしく、上記の冒頭ムービーでも実況から「実力派ヒーロー」とアナウンスされていた。


シェルショック

CV:武虎

『4th』に登場したターミネート4の1人である軍人ロボットで、『4th』の最初のボス。

肩書きは正義の処刑執行人

惑星クロノスで3度にわたりラチェットと戦うも敗れた。

エース曰く、「シェルショックは鈍くてオツムも弱かった」のこと。

ターミネート4のメンバーでは唯一、トーナメント以外のステージで戦う相手でもある。


リアクター

CV:乃村健次

『4th』に登場したターミネート4の1人であるロボット。

チタニウムトーナメントでラチェットと対戦。試合前にはラチェットに対し「ラチェットか、オモチャかペットじゃないのか?」と挑発するも、敗れる。

ゲーム内ムービーではリアクターファンの少年(なお彼はリアクター敗北後はラチェットのファンになった模様)が度々登場し、リアクター本人もCMに出演したり、「実録リアクター」なる彼の主演映画も制作されているらしく、作中世界ではかなりの人気がある模様。


エビサレイター

『4th』に登場したターミネート4の1人。カマキリのような姿のサイボーグで、手に装備した「チタニウムブレード」を武器に戦う。

プラチナムトーナメントでラチェットに敗れた。なお、ターミネート4のメンバーで唯一セリフがなく、ゲーム内ムービーでの出番も他の3人に比べ少ない。


エース・ハードライト

CV:内田直哉

『4th』に登場。

ドレッドゾーンのターミネート4の1人でチャンピオン。

ラチェットによると、「もう大昔のヒーロー」らしい。

ヴォックスとつるみ、無敵のヒーローとして売り出しているが、エースのグッズだけ大量に売れ残るなど、人気はいまいち。

ゲーム内のおまけ要素であるバトルトレカによると弱点は寒さらしい。

勝利のためならばあらゆるあくどい手段を駆使する冷酷な性格だが、実はヴォックスに従わされていただけであり、ラチェットとのバトルの後、息絶える寸前にラチェットに「ヴォックスに従うな、ヒーローを貫け。」と言い残す。

惑星トーバルには彼の像があり、あるミッションではこの像が重要な役割を果たす。

ちなみに『FUTURE』のある惑星の放送で罪人として捕まっていることを示す音声が聴ける為、生きている様子。


グリーマン・ヴォックス

CV:楠見尚己

『4th』に登場。

残虐テレビショー「ドレッドゾーン」の主催者で『4th』のラスボス。

銀河のはずれの無法地帯「シャドウ・セクター」に「ドレッドゾーンステーション」を構え、銀河中からさらってきたヒーローをそこで無理やり戦わせ、巨万の富を得ようと企む。

エースが倒された後は掌返しのごとくラチェットに協力を依頼するが、当然拒否され、因果応報とも言える最期を迎えた。

口癖は『どうよ?』


オットー皇帝

CV:龍田直樹

『5』に登場。

御伽話として有名な、種族も文明も超ミニサイズの“テクノマイト”の技術を束ねる主導者。自分たちの技術を利用して世界征服を目論んでいた。

“IQダウンローダー”という、対象の知性を自分に移すことが出来る機械で全生物の知性を取り入れ、最高の知性体への進化を目論んでいたが、ひょんな事からクォークの相棒のサル“スクランチ”の知性を植え付けられた事で知能がサル並になってしまった。


帝王タキオン

CV:岩崎ひろし

『FUTURE』に登場。

「王」の発音が何故か裏返る変な癖をもつ小柄な生物。

ポララ銀河を完全に支配下に置く帝国軍の首魁であり、過去のとある因縁からラチェット達ロンバックスの絶滅と自分の同種クラグマイツ族の復活を目論む危険な存在。

ラチェットの過去を知る数少ない存在であると同時に、ラチェットの父親ケイデンを殺害した張本人。

最終的にラチェット達によって斃され、次元の裂け目へと消えていった。


アリスター・アジマス将軍

CV:森田順平

『Future2』に登場。

ラチェット達の次元におけるロンバックス族のもう1人の生き残り。

ラチェットの父ケイデンの親友であり、ロンバックス近衛軍の4ボルト司令官を務めていた実力者。

発明家を騙って近寄ってきたタキオンに騙されロンバックス衰退の原因を作ってしまった張本人であり、その事をずっと悔やみながらたった1人でネファリウスの軍団と戦い続けていた。

全銀河の時空を司る施設“グレートクロック”に種族復興の望みを見出しラチェット達と協力するも後に発覚したクロックの性質と在り方から対立。自ら招いたクロックの暴走を食い止める為に命を落とす。



ガラメカ編集

ラチェット&クランクシリーズでは武器やサポートするアイテムをガラメカという。武器ガラメカは『2』以降アップグレードシステムが導入されており、やり込み要素が増えた。


ブラスター系編集

威力は低いが、連射が可能であり、使う幅が広い優秀な武器。

  • マシーンブラスター
  • ランス→ヘビーランサー
  • N60ストーム→N90ハリケーン
  • デュアルバイパー→デュアルラプター
  • コンバスター→マグマコンバスター

など



爆弾系編集

爆弾を投げて爆発させ、その爆風で敵を倒す。

威力は高いが、弾数は少なめである。(バクダングラブは40と多め)

  • バクダングラブ
  • ワイドボーン→ドデカボーン
  • バウンダー→ヘビーバウンダー
  • ナイトロボーン→ナイトロンガバー
  • B6オブリタレイター→B11バーポライザー

など


バーナー系編集

連続して炎などを放出する火炎放射器のような武器。回り込まれた場合などに役立つ。但し全体的に威力が低いため、強敵には向かない。

  • ファイヤーバーナー→マグマボム(PS4のみ)
  • マグマイザー→メテオキャノン(2)、リキッドフリーザー(3)

など


散弾系編集

散弾を前方に発射する。

射程は短いが効果範囲が広い。また、シリーズによっては溜め撃ちが可能なものも。

  • ブリッツガン→ブリッツキャノン
  • ショックブラスター→ショックキャノン
  • マグマショット→マグマバルカン

など


援護系編集

ラチェットの背後や周囲に仲間を出し、共に攻撃させる武器。

  • アクマングラブ→マオーングラブ(3)、サイアクマングラブ(5)、アポカリプスグラブ(PS4)
  • シンセノイド→キロノイド
  • ホーダイングラブ→マホーダイングラブ
  • ホーダインセッター→マホーダインセッター

など


シールド系編集

ラチェットの周囲をガードしてくれる頼もしいガラメカ。

もちろん弾数はかなり少ない。アップグレードすると反撃性能が付与されるものが多い。

  • ボムシールダー
  • シールドチャージャー→テスラバリヤー
  • ホロングラブ→ホロダイングラブ
  • ホロンランチャー→オムニホロンランチャー

など


メルモ系編集

ビームを敵に当てて無害な動物に変換する。

弾数が無限なのが大きな特徴。

また中には、3のクワッグブリッツァーのようにフェニックス(一体目のみ。フェニックスが飛んでいる限り、二体目以降はアヒル)に変換させ、敵に突撃させるとんでもないシロモノも。

  • メルモビーム
  • メルモシープ→ブラックメルモシープ(2)、メルモゴート(PS4)
  • メルモクワッガー→クワッグブリッツァー
  • メルモチューン

など


バズーカー系編集

バズーカー砲で攻撃するガラメカ。一発の破壊力が大きく、弾数もそこそこ多いが、弾薬自体の値段は高めなので調子に乗って使いすぎないように。

  • ロケットバズーカー
  • コンパクトバズーカー→グレートバズーカー
  • ランペイジャー→バーサーカー
  • ロケットアービター→ロケットサイレンサー

など


ライフル系編集

遠くから狙撃するガラメカ。

射程距離は全ガラメカ中最長、破壊力も抜群で、貫通力があり一度に複数の敵を倒すことが可能だが、連射も小回りも効かないので、バトルアリーナやボス戦ではあまり使うことはない。

初代のビデオミサイルのように、弾自体を操作する一風変わった狙撃法を行うガラメカもある。

  • ビデオミサイル
  • パルスライフル→パルスナイパー
  • スナイパーライフル→スプリッターライフル
  • フュージョンライフル→ニュートリノライフル

など


ブレード系編集

刃を撃ち出し敵を攻撃するガラメカ。威力はものによりピンキリだが、全体的に弾数が多く連射も効き射程も長い。

敵や障害物等に当たると分裂し、複数回攻撃するものもある。

  • シュリケングラブ→ブンシングラブ
  • ディスクブレーダー→マルチディスクガン
  • バズブレイド→ドゥームブレイド

など


電気系編集

一つの弾が分裂したり、複数の敵をロックオンして攻撃するなど、多くの敵を一掃することができるガラメカ。基本的に強力だが本体の値段は非常に高い。

  • サンダークロウ
  • プラズマコイル→プラズマストーム
  • ゾディアック
  • ヒドラスピッター→メデューサー

など


格闘系編集

ムチや鉄球などを振り回したり、叩きつけたり、直接パンチで殴ったりする一風変わったガラメカ。

接近戦が得意なプレイヤーにはもってこいの武器。

  • パンチングラブ→ガチコングラブ(マル秘のみ)
  • プラズマロープ→カンタムロープ(3)、プラズマコード(マル秘)
  • スコーピオンテイル→リバイアサンテイル

など


RYNO系編集

毎度登場するチートガラメカ。銀河一の破壊力を誇り、非常に高価で入手が難しい(PS2作品・『マル秘』のみ。PS3作品以降はあるアイテムを全て集めて特定の人物に渡すことで無料で入手できる)。

また、ステージではこの武器ガラメカ用の弾薬が置いていないことが多いため、基本的にショップで補充するしかないのが難点。

  • ランチャーNo.8
  • ランチャー8ネオ
  • ナンバー9→ナンバー9サウザンド
  • ナンバーゼロ→ナンバーナッシング

など


※ここで紹介しているガラメカはあくまでも一例です。


惑星・ステージ編集

シリーズに登場する惑星・ステージを紹介。ここでは複数の作品に登場した惑星やストーリー上重要な出来事のおこる惑星を紹介する。


ベルディン編集

ラチェットの故郷である辺境の惑星。『1』で初登場。

ラチェットとクランクの出会いの場でもあり、BBBとの決戦の地でもある。

『3』でも登場。此方もチュートリアルステージとなるが、マップ構成が大きく異なる。


ケルバン(ケルヴァン)編集

ビルが建ち並ぶ巨大都市惑星。『1』で初登場。

『1』ではアルのロボ工房があり、クランクはここでアルにヘリブースターを付けてもらう。

『3』では中盤以降のステージとして登場。ティラノイドのロボ化やクロンクとの戦いなど、様々な重要イベントが起こる。

『FUTURE』では何とチュートリアルステージとしての登場。


フェニックス号編集

『3』に登場する巨大宇宙戦艦で、『3』の物語の拠点となる。

トレーニングルームやガラメカショップ出張所(他のショップと違い、武器の試し撃ちができる)など様々な設備が整っており、ラチェットの部屋も用意されている。

『Qフォース』にも登場するが、名前が同じだけで見た目も内部構造も全く異なる。



イグリアック(イグリアク)編集

『FUTURE』で初登場。ポララ銀河のプラクサス宙域に属する都市惑星。

『FUTURE』では侵攻するクラグマイツと戦いつつ街中を潜り抜けていく。

『INTO THE NEXUS』では銀河歴史博物館があり、様々なキャラクターの案内などが聞ける。


インソムニアック・ミュージアム(クライムツリーハウス)編集

『2』以降、複数の作品に度々登場し(登場しない作品もある)、ある条件を満たすと行ける隠しステージ。

シリーズによって展示内容は異なるが、主にボツデータが見れたり、限定のミニゲームで遊べたりする。

『5』、『マル秘』では名称が『クライムツリーハウス』となっている。



テレビCM編集


ラチェット&クランク(初代)



関連タグ編集

ラチェット&クランク 洋ゲー Ratchet&Clank(海外版表記)

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