概要
『月刊少女野崎くん』の作中で、夢野咲子こと野崎が『月刊少女ロマンス』で連載している少女漫画。正統派の作品としてファンを獲得しているが、ネームの段階ではかなり珍奇な筋立てであることもしばしば。
前の担当者を毛嫌いしている野崎によってバレンタインネタではなく節分ネタが採用されたり、夏休みになった直後に夏のイベントをすっ飛ばして新学期になったりしていた。
メインキャラ二人に加え、瀬尾と若松をモデルとしたサブキャラクターも登場するなど、野崎の実生活が色濃く反映されており浪漫学園の生徒や先生の名前がそのまま使われているケースもある(生徒指導の青木が現実では瀬尾に、漫画では鈴木に存在が言及されている)。
『恋しよっ♡』のヒロイン。平凡という設定の割にはモテる。
恥ずかしがり屋な女子高校生。鈴木に対して自分の気持ちを素直に伝えられない。
上述の性格から、背景担当者は面倒臭い奴と評している。
マミコの恋の相手で、正統派王子様系の爽やかイケメン。
自転車通学をしている男子高校生。野崎が一番描きやすい顔をしている。
よく野崎の頓珍漢なネタの影響を受け、3人になったり、4輪自転車に乗らされたり、芸を披露させられたりと残念なイケメンと化すことが多い。
空気の読めない男子。気まぐれのように和歌を助けることもある。
時折、和歌を陰ながら励ましている本人。瀬尾がモデル。
尾瀬の無神経な言動に振り回される女子。
応援の言葉をくれる正体不明の男の声が励まし。若松がモデル。
長谷川
一話目から登場している黒髪のクールな女子。
少々近寄りがたい雰囲気の持ち主で、マミコからはさん付けで呼ばれている。
大橋
マミコの友人で眼鏡のモブキャラ。
モデルかどうかは不明だが、野崎の隣の席に眼鏡の長谷川くんがいる。
龍之介
鈴木の幼馴染の男子。応援部所属。
幻の没キャラ
野崎が考案した新キャラだったが、登場したのも束の間、前の担当者の「僕のアイディアですよね?」発言のせいでリストラされてしまった。野崎曰く「どうしても愛せなくなった」とのこと。
尾瀬と和歌のモデルについては堀先輩が気がついているほか、読者の間では尾瀬と和歌のエピソードが人気であり二人のデート話も作ることとなった。
野崎が今の担当者に懐いているのは、脇役の長谷川さん、大橋さん、龍之介君の名前を言えたことにあり、前の担当者のダメさが際立っている。