概要
インゴルシュタットの隠れ里で人造人間を生み出し続ける組織・ポーラールートが手掛けた機能特化型人造人間「究極の8体」の2号機「呼吸機能特化型人造人間」。
生前は下水道で暮らし犯罪に手を染める浮浪者であったが、あまりに度が過ぎていたことから他の浮浪者達によって殺される。環境適応のために異常発達した肺が素体として見出された。
その極大出力の肺で圧縮空気を思いのままに操作し、空気の刃で万物を切り裂き、噴出空気で空を舞う。故に彼の名はリッパー=ホッパー、切り裂き跳ぶ者という訳である。
動向
劇中では早々に行方をくらませた後ロンドンに潜伏し、「忘れられる」事への恐怖、という執念に取り憑かれ、「切り裂きジャック」として娼婦の連続殺害事件を引き起こしていたが、その後、死体卿率いるブリッツ=ブルーダーのアジトに囚われていた。
アジトが暴かれた際に「究極の8体」の破壊を目的とするピーベリーによって解き放たれヒューリーと交戦、一時は追い詰めるも「運動神経機能特化型」としての機能を引き出しきったヒューリーに肺を引きずり出され敗北。切り裂きジャックという忘れ難き名を残したことに満足し、僅かに気管に残った圧縮空気を使い自爆して果てた。