曖昧さ回避
2の概要
CV:うえだゆうじ
フルネームは「ヒューリー=フラットライナー」。
イギリスの辺境、ワイス卿の領地で森番を務めるボサボサの長髪で大柄な男。よく顔が恐いと言われるが、「生まれつきだ」と答えている。行動は粗暴で言動も荒々しいが、他人を気遣い思いやる優しさを持ち合わせており、「面倒見の良い田舎のあんちゃん」(ピーベリー談)である。
5年前に両親が人造人間に殺され復讐を決意、その際自身も致命傷を負い相打ちとなり死亡する。
が、その生き様と死に様に価値を見出したピーベリーに遺体を回収され、人造人間に改造され蘇る。
人造人間として蘇った者は「記憶の消失」と「人格の破綻」の最低でもどちらかを引き起こすが、彼の場合は生前の記憶も人格もほぼ完全に残った代わりに、「怒り」と「復讐」に火が付くと衝動に呑まれてしまう。全てを狂わせた人造人間を一機残さず破壊することが蘇った彼の行動原理になった。
かつてピーベリーから全てを奪った者への復讐を為すべく「運動神経機能特化型」として設計されており、極大出力のガルバーニ電流で身体制御を行う事での超高速での移動・攻撃ができる。戦闘時はこの身体能力と大振りのナイフを両手に構えた二刀流で敵と渡り合う。
また、戦闘で欠損が発生しても(燃費は最悪だが)放電で欠損部位を補う事が出来、最終決戦時はこれに特化した改修が施された。
コンセプトは『復讐の聖者』。作者が『るろうに剣心』の雪代縁とは違った復讐キャラは描けないかと思ったのが誕生のきっかけである。そしてそのコンセプトの通り、彼は「人造人間を破壊する」という行動原理に「死者が生者の営みを狂わせてはならないし、だからこそそれを行う人造人間は退場しなければならない」という明確なビジョンを見出していく。
なお、名前の「ヒューリー(Fury)」は「激昂」、「フラットライナー(FLATLINER)」は心電図で死亡を表す「FLATLINE」を意味する。
関連イラスト
Pixivでは正式名称よりも「ヒューリー」タグでのイラストが多い。