概要
あざの耕平による吸血鬼を題材としたライトノベルシリーズ。イラストは草河遊也が担当。
2004年から2009年にかけて富士見ファンタジア文庫より長編全11巻、短編集全6巻が刊行された。
長編1巻から3巻が第一部、4巻から7巻が第二部、8巻から11巻が第三部にあたる。
短編集にはドラゴンマガジンに掲載された短編と描き下ろしの過去編が収録。
2006年にアニメ化され、全12話が放送されている。
pixivでは略称である「BBB」が使用されていることもある。
ストーリー
人間の手で吸血鬼が滅ぼされたはずの世界。
しかし、極秘裏に二つの種族が共存する場所があった。
経済特別解放区――通称・特区。
人間と吸血鬼の間のトラブルを処理する調停員・葛城ミミコは、特区にやってきた吸血鬼の兄弟と出会う。
兄の名は望月ジロー。弟は望月コタロウ。
そしてジローこそ、十年前、人間と吸血鬼が衝突した香港聖戦において人間に味方し、伝説となった「銀刀」その人だったのだ。
三人の出会いが、特区の運命の歯車を回す……。
(公式サイトより)