概要
- 光を波動と考えたときの呼び方。粒子と考えた時に光子と呼ぶのに対する。電磁波とだいたい同義。
- 波形の光。
- ビーム・レーザー・魔力・気などによるエネルギー性の攻撃を波状にして飛ばす飛び道具や特殊能力の類。
- アーマード・コアシリーズに登場する特殊な攻撃方法。本項で解説。
- デストロン・ディセプティコンのお留守番参謀。→ショックウェーブ
アーマード・コアシリーズ
近接格闘用装備レーザーブレードを装備したACが使用できる攻撃。
正式名称は「エネルギー波」。「ブレード光波」と呼ばれる事もある。
後述の条件を満たしたACがブレードを振った直後にタイミングよくブーストボタンを押すと、振り抜いたブレードから光の刃を発射する。性能はブレード本体に依存しており、ブレードの種類によって発射される刃の数や威力、形状などが異なる。
ブレードと同時に命中させればかなりの高威力を発揮し、ブレード自体が弾数無制限なので何回でも発射できる利点を持つ。その一方、敵をロックオンしていても真正面にしか発射されず、誘導性も全く無いのが難点。飛び道具とはいえ、遠距離戦で敵ACに当てる事はほぼ不可能である。
初期のシリーズでは強化人間専用の特殊能力のような扱いだったが、マスター・オブ・アリーナでは、真人間でも光波を発射できる代わりに格闘戦用のブレードが発振されない「エネルギー波発射用の特殊ブレード」が登場した。ACNX~ACLRでは、プレイヤーが強化人間になる手段が無くなった為か、ブレードさえ装備すればだれでも光波が使用できるようになった。しかし、世界観が変更されたARMORED CORE4以降の作品ではどのブレードからも光波発射能力が失われており、ACが光波を使用する事は不可能になってしまった。
光波による攻撃能力を持ったボスキャラも存在しており、ナインボール=セラフやN-WGⅨ/Vが放つブレード光波は、装甲を極限まで強化したガチタンですら致命的ダメージを被るほどの高威力を誇る。一方、パルヴァライザーのようにそれほど威力が高くない光波を撃ってくる者もいる。スティグロやスピリット級移動要塞の光波砲台のようにブレードを振る動作を行わずに光波を発射してくる兵器も存在する。
元ネタはフロムソフトウェアの処女作『キングスフィールド』の魔法剣。
『叢-MURAKUMO-』のクラウドブレイカー05も光波発射用の実体剣「Clair de Luna」を持つ。
また、ダークソウルシリーズの「月光の大剣」が放つ魔法の光も「光波」と呼ばれている。