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ニシン

にしん

海水魚のひとつ。漢字表記は「鰊」または「鯡」。嘗ては特に東日本で重要な水産物だった。

硬骨綱ニシン目ニシン科に属する。「青魚」「春告魚」「カド」「カドイワシ」などとも呼ぶ。
北太平洋・北大西洋に分布する寒流域の回遊魚。
魚体は細長く、体長は30-35cmほど。背側は青黒色を帯び、腹側は銀白色。
重要な食用魚であり、鮮魚としての流通の他加工品(身欠きニシン)の原料としてもお馴染み。塩漬けにした卵は「数の子」と呼ばれ、正月の縁起物とされる。

春、産卵の為に北日本沿岸に現れる。嘗ては産卵時に放出される精子が海を真っ白に染めるほどの大群が見られ(これを「群来(くき)」と呼ぶ)、最盛期には100万t近くの漁獲高があった(特に南北海道ではニシン漁で財を成した漁師による「ニシン御殿」が建ち並ぶほどであった)。
然し、高度経済成長期を境に日本国内での水揚量は100tにまで激減し、最近ではロシアやカナダからの輸入品が大半を占めるようになった。
激減の原因としては海流あるいは海水温の変化、乱獲、森林破壊などとする諸説があるが、同様に一時漁獲量が減ったノルウェーでは資源管理を行ったところ漁獲量が復活したと言うデータがあり、日本の場合は乱獲が主要の原因だと見られる。

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