概要
初登場は『ドラゴンクエストⅣ』。アンコウの姿をしたモンスター。「深海の釣り師」という異名を持ち、頭に生えている光る触手で獲物を誘って捕食する。「マヌーサ」の呪文を使ってくるが、ステータスからしてあまり強くない。
『ドラゴンクエストモンスターズ ジョーカー2』では砂の中にもぐって主人公を待ち伏せて、近づいたところを襲いかかる。専門的なことはともかく、同作では何故か悪魔系に分類されている。
『ドラゴンクエストモンスターズ テリーのワンダーランド3D』以降は自然系に変更されたほか、野生個体がたくらみの扉に出現。
『ドラゴンクエストモンスターズ2 イルとルカの不思議なふしぎな鍵』では裏ダンジョンの宿り木の塔に出現し、地面に潜って主人公を待ち伏せしている。時々シーホースを捕食している。
エビルアングラー系のモンスター
ファミリーコンピュータ版では没モンスターであり、同系統のモンスターは登場しなかった。リメイクのPlayStation版で日の目をみることになる。
- ピラニアン
海に出現するピラニアの一種らしいが、外見からして無理がある。どうみてもアンコウです本当にありがとうございました。後のシリーズでこの名前はとつげきうお系のモンスターが引き継ぐ事になる。
- しびれあんこう
マヒ毒を持ったアンコウのモンスター。他の敵とは組まずに2~4匹ずつになって現れることがある。
「ラリホー」やマヒ攻撃を使ってくる強敵。戦う事を面倒くさがって逃げようとして失敗すると何もできずに痛めつけられてしまうので注意。
- シーデーモン
『ドラゴンクエストモンスターズ ジョーカー3』に登場するモンスターで、深海に浮上して海上の漁師に襲いかかる海の悪魔。カラーリングが『ドラゴンクエストⅣ』に登場するピラニアンと同じであり、上記の通りとつげきうお系のモンスターに名前を取られたため改名したものだと思われる。
凍骨の氷原の海底に出現し、「ベギラマ」を唱えて攻撃してくる。稀にピッグマリオンを捕食しているが、逆にぬしさまに捕食されていることもある。
- しのあんこう
発売中止になったゲームボーイカラー版『ドラゴンクエストⅣ』で登場予定だったモンスター。その為ピラニアン、しびれあんこうと違って完全に没モンスターとなっている。
メダルでその存在が明かされているだけなのでどんな色をしていたかは不明。