解説
初登場は『ドラゴンクエストⅧ』。身体に海草を纏ったような姿をしたモンスター。不気味な外見をしているが、これでも海の魔物達のスター的な存在である。マイクの手入れは毎日欠かせないらしい。
戦闘
「ベホイミ」で回復したり、「コミックソング」というコミカルな技で相手全員を行動不能にしてくることもある。また、このモンスターしか使わない「わかめ音頭」と言う技でプチアーノンを一気に6匹呼び出して来る(一部地域ではプチアーノンの上位種であるだいおうキッズを6匹呼び出して来る事も)。
わかめ王子系のモンスター
- フラワーゾンビ
呪いによってイバラにされた人々の嘆きと悲しみを吸収してイバラに咲いた赤いバラのモンスターである。誰が何を言おうと、このモンスターはバラのモンスターである。異論は認めん!
テンションを下げる攻撃をしたり「呪いの歌」を歌って相手全員を行動不能にさせたり、「天使のうたごえ」を歌って仲間を蘇生させたりとその行動パターンは多彩かつ厄介。系統としては植物系だが、ゾンビ系に大ダメージを与えられる武器が有効である(『ドラゴンクエストⅩ』では普通にゾンビ系に分類されている)。
『ドラゴンクエストモンスターズジョーカー』ではヨッドムア島到達時点で位階配合により現実的に作成できる上に、様々なAランク位階配合先へのパイプとなるので優秀である。
- ヘドロイド
暗闇のヘドロから生まれたモンスター。「ルカナン」で相手全員の守備力を下げたり、「バイキルト」を使って仲間の攻撃力を上げたりする他、「コミックソング」を歌って相手全員を行動不能にさせてくる。
このモンスターのみ悪魔系のモンスターとなっている。また、闇の世界で出現するモンスターの中では唯一、ラプソーンによる異変後も闇の世界に留まっている。
- こんぶ大将
『ドラゴンクエストⅩ』(Ver.2.0)で追加されたモンスター。数千匹の昆布モンスターを従えている。海草士官学校を首席で卒業し、多くの戦いで手柄を重ねライバルとの出世競争に勝ちついに大将にまで昇進したらしい。
漫画『ドラゴンクエスト 蒼天のソウラ』では幽霊船に所属するモンスターとして登場。味噌汁のダシに自らの体の一部を入れており、美味しいと言われると機嫌をよくする。
- とろろ将軍
こんぶ大将の転生モンスター。「マヒャデドス」や「まりょくのうた」を使ってくるほかに、こんぶ大将を呼びだしてくることがある。倒すと「粘質将軍ハンター」という称号が手に入る。
- 潮風のディーヴァ
奇跡の歌声を宿した試練の門を守りしボスモンスター。白が綺麗。「呪いのうた」「コミックソング」「潮風のララバイ」「たたかいのうた」といった歌系の特殊攻撃が得意。攻撃は専らチャンプスターに任せている。
- タタリ御前
『ドラゴンクエストⅩ』(Ver.3.0)で追加されたモンスター。怪しい陰陽師のような格好をした黒いわかめ王子で、ただならぬ怨念を漂わせる正体不明の禍々しきモンスターである。「マホトーン」や「呪いのうた」といった状態異常系の特殊攻撃が得意。フラワーゾンビ同様このモンスターもゾンビ系。
- マリモ王子
『ドラゴンクエストⅧ 4コマ漫画劇場』にて、堀口レオ氏のネタに登場したオリジナルモンスター。
わかめ王子とは海藻王子仲間であり、その名のごとく全身がマリモで構成されている。
彼が「マリモ音頭」を歌うと、どこからともなくアフロ達が召喚される。