ドクターマン「バイオマンは、絶対に荒神山へは行かさん!ネプチューンカンス、出撃!」
登場話:第16話「走れ21599秒」
概要
新帝国ギアのドクターマンが侵略用に生み出した巨大ロボ・メカジャイガンの一体。その名通り、神話のネプチューンを思わせる屈強なひげ面のファイターで、口からの水流、目を光らせての爆破攻撃、トライデントを武器に戦う。
ファラが展開する、荒神山(こうじんやま)を噴火させて東京にM8の大地震を起こし、その混乱に乗じて地上に総攻撃を仕掛けるという作戦を遂行すべく、バイオマンの足止めを使命とする。
活躍
時限爆弾により荒神山を噴火させるまでの6時間のうち、残り1時間となった段階でファラとサイゴーンを退けたバイオマンが荒神山に向かったため、彼らを阻止すべくドクターマンの指示を受け出撃。
爆破攻撃や水流波で攻撃し、さらにトライデントを振るって挑まんとするも、最期はスーパーメーザー・逆転一文字斬りを受けて爆散した。
余談
米国の特撮映画『シンドバッド虎の目大冒険』の登場キャラクター・ミナトンのような質感、あまり沈んだ金色にしない等、デザイナーのこだわりがデザイン画に見られる。
また、デザインコンセプトは「ハリーハウンゼン的」「黄金の石像がロボットになっている」というもの。
ネプチューン(当たり前だがお笑いトリオの方ではない)をモチーフとした最初の戦隊怪人(仮面ライダーシリーズでは既に10年前登場している)。次に登場するのは17年後。
脚部はビートルカンスの流用。
ネプチューンカンスが登場した第16話が放送された1984年5月19日には『機界戦隊ゼンカイジャー』のブルーン/ゼンカイブルーンの声を演じることになる佐藤拓也氏が誕生している。