「ツナミボンバー!」
CV:水木一郎
概要
『劇場版 百獣戦隊ガオレンジャー 火の山、吼える』に登場する、オルグ三兄弟の次男たる水鬼。
鬼と半魚人を足して2で割った感じの姿を持ち、青くメタリックなゴツい体格をしている。頭部にはオルグらしく長大な1本角が生え、両肩にも波の意匠がある他、金色の腹部や背中に羽織った赤いマントも特徴の1つ。ポセイドンの名の通り、原典同様に刃先が4つに分かれたトライデントで武装している。
性格は昼間から1人で飲んだくれる程の無類の酒好きで常に酔っている他、かなりの大食い。だが鬼らしく怪力が自慢であり、戦闘力では酔いが災いして若干千鳥足になる物の、武器であるトライデントを軽々と振るって水を操り戦う。主な技として「水流ツナミアタック」や、「泡爆弾・ツナミボンバー」なる必殺技を放つ。
活躍
テトムと赤い宝石を賭け、酒の飲み比べ勝負を繰り広げるも負けてしまい、伊莉耶の赤い宝石のペンダントを奪われてしまう。
酔っ払った状態で走に襲い掛かるが、そこへ岳と魁人が駆け付け、集結したガオレンジャーと交戦。レッドとホワイトを圧倒する物の、ガオメインバスターの射撃を浴び、怯んだ所へイエロー達4人から破邪の爪で追撃を受けた所へ、レッドが止めとして放ったブレイジングファイヤーをハデスオルグと交互に受けて敗北する。
巨大戦ではガオコングを中心に新たな百獣合体を遂げたガオナイトに単身で挑むも、結局はエレファントソードの居合い斬りを喰らって爆散した。
余談
モチーフとなったのはギリシャ神話における海神であるポセイドンおよびアンコウで、前者と同モチーフの怪人は『超電子バイオマン』のネプチューンカンス以来である。
声を演じた水木氏は本編でも挿入歌を歌っている他、11年後の『特命戦隊ゴーバスターズ』では葉月サブロー博士としてゲスト出演し、更にタテガミライオーの合体音声も担当している。
関連タグ
百獣戦隊ガオレンジャー オルグ(百獣戦隊ガオレンジャー) ポセイドン アンコウ 水属性
豆腐仙人、シュテンドウジ兄弟、バラハングリー、血祭ドウコク:スーパー戦隊シリーズにおける、酒好きな戦隊怪人たち。
仮面ライダーポセイドン:10年後に登場するポセイドン繋がりのダークライダー。登場が同じく本編では無く劇場版である点も共通。但し、変身者は平成最後のTVシリーズ本編にも登場している。