データ
全長 | 61.5m |
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全幅 | 39m |
体重 | 7130t |
SA | 横山一敏(ノンクレジット) |
(※)スペックの出典は「SMP 百獣合体ガオナイト」パッケージ裏面より。
概要
本作に登場する、「炎の精霊騎士」の異名を持つ精霊王の一体。スーパー戦隊シリーズとしては初となる「劇場版限定(先行登場)の巨大ロボ」でもある。
ナレーション曰く、5人の心だけでなく、島民の故郷を思う心が一つになった事が誕生のきっかけになったとされる。
ガオコングを中核とし、彼が時空を超えて呼び寄せた5体のパワーアニマル(ガオイーグル、ガオシャーク、ガオバイソン、ガオタイガー、ガオエレファント)と百獣合体することで誕生する(ガオライオンも召喚されているが、特に目立った活躍はしていない)。
その出で立ちはガオマッスルに近似したものとなっている一方、顔面はスリット付きのフェイスガードで覆われており、なおかつエレファントソードを駆使した剣術を基本的な戦闘スタイルとしている点でも相違している(ハデスオルグの不意打ちに際し、ソードとシールドが外れる場面があるが、この姿に具体的な名称はない)。
必殺技はエレファントソードから光の刃を伸ばし、敵を5度に亘って滅多斬りにする「森羅万象・ビッグバンファイナル」(※)。
作中では、ガオシルバーが操縦するガオゴッドと共闘し、相対したオルグ三兄弟のうち合体早々にポセイドンオルグを居合斬りにて、ゼウスオルグを前出のビッグバンファイナルにてそれぞれ撃破している。
(※ 資料によっては「ビッグバーンファイナル」と表記されている場合もある)
備考
企画段階では仮称として「ガオマッスルクリムゾン」「ガオクリムゾン」といったネーミングが考案されており、当初から赤を主体としたカラーリングが志向されていたことが窺える。特徴的な頭部のフェイスガードについては、獣皇剣の鍔をモチーフとしたものや、牙をモチーフとした凶悪さの漂うものなど、複数のアイディアが提示されており、この内前者については「ガオゴッドの側近」という位置付けのイメージで起こされたものであるという。
作中には登場していないものの、両腕をガオベアー・ガオポーラーと換装した「ダブルナックルモード」も想定されており、実際にこの形態のデザイン画なども残されている。ポプラ社刊『戦隊ヒーローコレクション2』のように、このダブルナックルモード(ガオナイト ダブルナックル)をガオナイトとして、作中に登場した通常形態を「ガオナイト ソード&シールド」として紹介している書籍も存在する。
玩具では、単品版である「パワーアニマルシリーズSP ガオコング」と、既発売の商品群との組み合わせでガオナイトを再現可能である他、セット版として「百獣合体 DXガオナイト」が、トイザらス限定で発売されている。後者は独自の仕様として、付属のガオエレファントがブラックバージョンとされており、後年発売された「SMP 百獣合体 ガオナイト」においてもこの仕様が踏襲された。
また、パワーアニマルシリーズSP版にはマッスルアンカーも付属している(ナイトアンカーとかではない。念の為)。
関連タグ
劇場版限定戦隊ロボ
ガオナイト→バクレンオー