「トウメイパワーが、満ち満ちたトウメイ~!」
「身も心も、スケスケで攻撃させて、頂いております~!」
登場話:第17カイ!「ぬぬっとオカルト同好会!」
データ
身長/45.9m
体重/2157.3t
概要
トウメイワルドの暴走したトウメイパワーがクダイテストに満ち満ちて誕生した、巨大級トウメイ戦闘兵たるダイワルド。
頭部と人格がトウメイワルドの物へ置き換わっており、透明人間がクダイテストに取り憑いた様な出立ちが特徴。只、頭部サイズが大分コンパクトな為非常に首長かつ、ややバランスが狂ったシルエットになっている。
右手へ持った「ミエナイフ」より放つ「スケスケビーム」での透明化能力を引き続き行使する他、頭部の帽子を取って包帯をほどく事で外装を剝がし、自分自身を透明化する能力も披露。
これらで相手の目視を狂わせて翻弄、そこを不意打ちする戦法を得意としている。
活躍
あらかじめ透明化してトウメイワルドの傍に潜んでいたクダイテストが、トウメイワルドが倒された後に残ったトウメイトジルギアを引き寄せ取り込んで変貌、誕生する。
誕生時に周辺一帯のビルや立体交差を透明化させ、繰り出されたゼンカイオージュラガオーンがそれへぶつかるのを誘って動きを阻害。更に透明化した何かをミエナイフで打って当て、それで相手が隙を見せた所へスケスケビームを浴びせてまたしてもジュランを透明化、3人の連携で動くゼンカイオーを無力化させる事に成功する。
「ゼンカイザー、貴様も丸見えトウメイ~♪」
介人「あぁ…いや~ん!丸見えだ~!!」
ガオーン「何か恥ずかしいよ、介人!」
(透明な)ジュラン「何でだよ!?」
そこをミエナイフから放った斬撃で追撃するも、加勢へ現れたゼンカイオーブルマジーンにゼンカイザーが乗り移って仕切り直し。今度は障害物の無い空へ飛んだ相手から一方的に攻撃を貰い、更にはツーカイオーリッキーまで参入して超リッキーガンからの銃撃の雨まで喰らう羽目に。
するとここで、自分がいなくても大丈夫と判断したジュランは「ある目的」の為に合体を解除して戦線を離脱する。
「こうなれば奥の手トウメイ。自ら、ペリペリペリ…ペリペリペリペリペリ~」
不利を悟ったダイトウメイワルドは自身の外装を頭から全て引き剥がし、自ら透明と化し不可視の状態に。一方的にブルマジーンとツーカイオーを攻撃するも、ゼンカイマジーヌが魔法で降らせたペンキの雨を浴びて色が付いた結果シルエットが丸見えになって居場所がバレてしまう。
そして、そこにツーカイオーリッキーの「超力バースト」を撃ち込まれ敗北、「仕事の透明性は、大事トウメイ~!!」との断末魔を残して爆散。
体内のトウメイトジルギアも完全に破壊され、トウメイトピアが並行世界に解放された。
一方、このダイワルドが倒される間で再び透明になったジュランは、待たせていたオカルト好きの子供達が先に学校へ入っているのを見越していて自分も学校へ潜入。子供達の目の前で音楽室の楽器を演奏してお化けの存在を演出し、子供達やマジーヌの願いを人知れず果たしていた。
そして願いを果たされ、他のゼンカイジャーと一緒にはしゃぐ子供達とマジーヌの姿を透明化が解けた状態で遠くより見守ったジュランだった……が、その直後で人魂を引き連れた動く骨格標本に「遊ぼォォ…」と詰め寄られるのだった。
ジュラン「いや遊べないの!サウナ行かなくちゃだから!そう言うの好きな人の所行って~!!」
ダイカイトウワルド
「ひみつ全開ファイル⑤最強!ゼンカイジュウオウ!スーパーにヨホホーイ!ゼンカーイ!」に登場。
カイトウワルドの暴走したカイトウパワーがグタイテストに満ち満ちて誕生した、巨大級カイトウ戦闘兵たるダイワルド。
介人とゾックスがゼンカイジュウギアの取り合いを解決した直後に二人を倒すべくダイワルドとなって現れた。挑んだゼンカイジュウオーの猛攻の末に、「ゼンカイジュウオー・ツインブレイカー」で敗北・爆散した。
余談
- 今回の話の始まりとオチを務めたお化けの声も、伊藤氏が演じている。
- ゼンカイオーブルマジーンに合体したブルーンが攻撃を加える時に叫んでいた台詞は『太陽戦隊サンバルカン』のOPの歌詞。
関連タグ
ミイラカンス:透明人間繋がりの先輩。こちらは逆に、包帯を巻いている間だけ透明化できる(正確には、透明化能力のある包帯を全身に巻いている)。
プロジェクターゴモリュウ:去年のスーパー戦隊に登場した姿を透明化する能力を持った邪面獣。ただしこちらの透明化のトリックは、『透明人間』の2020年の映画版同様、最新の科学考証で実現可能だと言われているものである。
ショホウセンカメレオン、スダル・ウルキュー:ペイントで身体に色をつけられて、透明化能力を封じられた先輩。
デルタライズクロー:去年のウルトラマンの最強形態。柄に頭部の付いた片手剣を逆手で持つ姿が、スケスケビームを放つ際のポーズと一致している。