ドクターマン「これぞ新帝国ギアの戦士ミキ! いくらサタンメガスを破壊しても、ミキがエネルギーをワープすることによってサタンメガスは元へ戻る。すなわち、ミキを破壊しない限り、サタンメガスは限りなく再生して戦うことができるのだ!」(第43話)
登場話:第43話「セーラー服の戦士」、第44話「美しき良心回路」
概要
新帝国ギアの総統・ドクターマンが開発したネオメカジャイガンの1体。
両手の掌の黄色いレンズからは「サタンメガスレーザー」を発射し、胸部にある眼球型のランプからエネルギーを受信・発光させて敵の装甲を爆破する。
最大の特徴は再生能力。メカ人間ミキとリンクし、何度破壊されようと、ミキのエネルギーワープ装置が100km圏内ならば何度でも復活する。このため、ミキを破壊しなければ完全なる大破は不可能である。
上述の能力でバイオロボを苦しめたが、良心回路によって善の心を持ったミキの特攻を受けて融合し、その際に一瞬だけ女性のような顔になった。
これによって再生能力を失い、バイオロボのストレートフラッシュで首を切り落とされ、再生能力を失ってしまったために操縦者のメイスンはどうすることもできず、最期はバイオ粒子斬りを受けて爆散した(その直前にメイスンはメラージュ戦闘機で脱出した)。
余談
脚部はカブトカンスの流用。
出渕裕氏としては足もメイン画像のような新造で作って欲しかったが実現しなかった。ただし再生前に一度爆発する際に爆発用人形が作られており、この人形はデザイン画準拠だった。
この回は出渕氏が原案を出しており、「美しい心の少女が不死身の敵と連動しており、敵が倒されると少女も死ぬ」展開は『勇者ライディーン』の第36話「地獄の射手マダンガー」からのオマージュ。氏はこの展開を自身が監督した『ラーゼフォン』第19楽章の「ブルーフレンド」でも行っている。