登場話:第45話「人間爆弾ジュン!」
概要
新帝国ギアのドクターマンが侵略用に生み出した巨大ロボ・ネオメカジャイガンの一体で、ファラが操縦する。
無数のアンテナを有する上に伸びた頭部に、全身に13もある不気味な仮面の意匠が目を引く。
回転する無数の仮面の幻影による「デスマスク攻撃」、左胸の顔からの火炎放射「バロックファイヤー」、右胸からの旋風「バロックストーム」、右腕のレイピア、左腕の「バロックミサイル」、正面の顔からの熱線「バロックビーム」といった多彩な技で敵を圧倒する。また、デスマスク攻撃の一環として、巨大な仮面を召喚して対象を追跡したり目から光線を放って攻撃したりも可能。
活躍
メッツラーにおびき出されたバイオマンを一網打尽にすべく、ファラの手で出撃。多彩な技でバイオマンを追い詰め、イエローフォーをバロックビームで融かさんとするも、同時に放たれたシルバのバイバスターを受けてテレポーテーション現象を起こし、イエローが渋谷へワープしてしまう。その後は巨大な白面を召喚してジュンを追跡し、倒れたジュンの頭にファラがヘアバンド型のスーパーミクロ爆弾を装着させることに成功する。
翌日、ミクロ爆弾をバイオロボ内で起動させるべくファラ操縦下で再度出撃し、ドクターマンが爆弾を起動させるが、バイオロボは自己防衛機能により機能停止。動かなくなったバイオロボを様々な技で容赦なく追い詰めるも、爆弾はすんでのところで排除されてしまう。
メッツラーが退けられたのを受けて三度出撃し、バイオロボにデスマスク攻撃を繰り出すも、巨大な仮面を両断され、最期はスーパーメーザー・バイオ粒子斬りを喰らって爆散した。
余談
神田正宏氏がデザインを担当した唯一のネオメカジャイガン(他は全て出渕裕氏が担当)。
脚部はデビルカンスの流用。
デザイン当初の名前は「ゴルゴダメガス」。
当初は胸部の顔のみを白面にして目立たせる予定だったが、修正指示があったため全身の顔を赤い模様の入った白面に変えた。また、頭部はネオグラードの外観を意識したものとなっている。