概要
人物
経歴
1993年に東映へ入社し、約8年後にテレビ企画営業部へ異動したことによって、東映特撮作品のプロデュースに参加する。
2002年には『忍風戦隊ハリケンジャー』にてプロデューサー補を務め、同作品に登場する戦闘員のスーツアクターも務めたこともある。
2003年より『仮面ライダー555』にてサブプロデューサーに昇格し、2005年より『魔法戦隊マジレンジャー』にて3年振りに戦隊に関わり、獣拳戦隊ゲキレンジャーまでサブプロデューサーを務め、翌年には仮面ライダーキバのサブプロデューサーを務め再びライダーに関わる。
2009年には『侍戦隊シンケンジャー』にて自身初となる連続テレビドラマのチーフプロデューサーに就任し、その2年後には『海賊戦隊ゴーカイジャー』にて再びチーフを務めると同時に歴代のスーパー戦隊を登場させたことが話題になった。
2019年以降は『ルパパトキュウ』を最後にプロデューサー業から離れており、別の部署に異動となったことを丸山真哉プロデューサーが明かしている。
作風
- 侍や海賊、鉄道や怪盗といった今までの戦隊が使わなかった物をモチーフとすることが多い。
- 広報畑出身のため予算管理はしっかりしている。
- 例えば、ヒーローや怪人の強さを象徴する演出の定番である自動車の破壊が少なく、『仮面ライダーウィザード』ではその予算を変身時のCGに回したほど。
- プロットを重視し、脚本家にはプロットの完成度とそれにならった脚本作りをさせることが多い。ただしプロットを守れば、どんなギャグやアイデアも許すらしく、カオスエピソードも少なくない。塚田英明同様にパロディを好む傾向がある。
- 内容に関しては勿論児童向けらしい要素も少なくない一方で、明らかに子供には理解しきれないであろう設定や伏線が盛り込まれたりと大きなお友達ホイホイな内容に仕上がることも多く、作品の完成度の高さと相まりネットの一部層からは厚い支持を受けている。その反面子供受けしづらくなることで玩具の売り上げが残念な結果になることもあった。
- 彼がチーフを務める以前の戦隊に多かった「男幹部=着ぐるみ、紅一点の女幹部=顔出し」というスタイルを嫌い、顔出しする幹部を出す場合は男幹部(もしくは首領)にすることが多い。
- 他の色に変えられるという能力を持っている戦士が多い。
- 海賊戦隊ゴーカイジャー - 彼らは歴代の戦士に変身できる能力を持つが、担当する色とは異なる戦士にも変身することが出来る。
- 烈車戦隊トッキュウジャー - 乗り換え変身で色を変えることが出来る
- 動物戦隊ジュウオウジャー - 追加戦士のジュウオウザワールドは黒(サイ)・金(ワニ)・銀(狼)といった色に変化できる。
- 快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー - 所属する戦隊次第で金か銀のどちらかのヒーローに変身する戦士が登場。
- 脚本家は小林靖子や荒川稔久、香村純子と組むことが多い。特に香村氏とはゴーカイジャー以降担当作品に毎回起用している(トッキュウジャーは特典のドラマCDのみ)。サブには石橋大助や下山健人、サブプロデューサー時代から関わりのある大和屋暁や會川昇といった脚本家を起用している。
関連タグ
塚田英明……共に仕事をすることが多い。
日笠淳……師匠的存在
大森敬仁……弟子的存在