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概要編集

その名の通りアジアに生息するゾウ

温厚で知能も高いことから、人間に使役されてきた歴史をもつ。

しかし、森林破壊や象牙狙いの密猟などで絶滅の危機に瀕している。


人間の仕事を手伝ったり移動に使われたりすることがあるが、品種改良せずに野生種そのままの遺伝子で人間と共存しているため、家畜化されているとは言えない。これはゾウの寿命が長い一方で生涯に産める子供が少なく、飼育下の繁殖も容易でないという制約が多い動物であるため、人間の管理下での品種改良が事実上、不可能であるためである。


生態にまつわる逸話編集

  • たいていはメスと子供のみで群れを形成、オスはメスよりもはるかに体が大きいため単独行動かオスのみの集団を作り生活する。だが、近年ネパールの国立公園では、メスと子供のみのはずの群れに1頭成獣のオスが確認されることがある。あわやストーカー…と思う人も多いだろうが、決して不審なオスではない。実はこのオスはいわばSPの役割を果たす。国立公園では動物の保全が進み肉食動物が増えたため、このような傾向にあるのだそう。詳細は研究中だそうだが、雇われるオスは大体群れのアルファメスの血縁関係者であることが多いそう。

主な亜種編集

インドタイマレー半島にかけて生息。

以前はインドゾウ、マレーゾウタイゾウ、と地域ごとに分類されていたが、全て同一亜種と判明した為、インドゾウに統合された。

日本で「アジアゾウ」というとインドゾウを指す。

その名の通りボルネオ島の固有種。

島での森林生活に適応するため小型になったとされる。

農地開発による森林伐採や作物を荒らす害獣として駆除され、推定生息数は2000頭未満。

2024年6月27日にはレッドリストの「EN(絶滅危機)」に追加され、種の存続が危ぶまれている。

その名の通りスマトラ島の固有種。

他の亜種と違い肋骨が20対(他の亜種は19対)、体色は明るめ。

ボルネオゾウと同様、農地開発による森林伐採や作物を荒らす害獣として駆除され、推定生息数は2400~2800頭。

その名の通りスリランカ(セイロン)の固有種。耳介はもっとも大きい。体色は暗め。




関連タグ編集

哺乳類 長鼻目 ゾウ科

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