「面白いよぉ~! みんなゼーゼー言いながら走り回って、最後はドカーンって星ごと吹っ飛んじゃうんだ!!」
データ
登場話 | Episode.20「ランニング・ヒーロー」 |
---|---|
身長 | 5.8cm |
体重 | 22kg |
出身地 | ゲルマー星 |
罪状 | 15の惑星破壊罪、騒乱罪、及び地球破壊未遂の罪 |
ジャッジメント | デリート許可 |
CV | 関智一(通信機内の電子音声も担当) |
概要
「全ての住民がクイズ好き」だとされるゲルマー星人のアリエナイザー。
後述するゲルマー星人の特徴を活かして宇宙警察の捜査網をかいくぐり、自分の居場所はおろか正体すらつかませないままに数々の星を爆破してきた愉快犯であり、地球に惑星破壊爆弾を仕掛け、その在処をゲルマー星人らしくクイズにして地球署に挑戦して来た。
反面、自身の開催するゲームには拘りがあり、「謎は掛けるけど、嘘はつかない」がポリシーである。それでもゲーム内容が悪質なのには変わりないが。
スペシャルポリスの情報によると、ゲルマー星人は皆巨大な脳を持ち、非常に頭がいい。
また非常に小さい体が特徴で、成人でも平均身長は5.8cmしかなく、宇宙でもその体の小ささで有名で彼らが着ている服は、他の惑星の着せ替え人形やフィギュア用の衣類を輸入しているらしい。
そのためゲルマー星に衣料品店は存在しないらしい。
劇中での活躍
連絡手段としてデカレンジャーの面々に通信機を渡し、バンにクイズを出して爆弾の在処を探させた(その道中でジャスミンのエスパーで手掛かりを探そうとしたバンに、ペナルティとして車での移動と変身を禁止している)がセンを始めとした地球署のメンバーの活躍で爆弾を解除された。
その後は肝心の居場所がつかめず逃亡したかと思われていたが、実は掌に収まるほど小さいゲルマー星人の特性を活かし、無線機の中に隠れていたのだ。
これまでも同様の手口で15の惑星を破壊してきたようだが、この特性故にゲルマー星人である事実は疎か『バイズ・ゴア』の名前以外の情報が解っていなかった。
しかも、ペナルティ用のレーザー砲台をビルに設置して、弾道からの居場所の特定を防ぐなどの工作も行うほどの知能があったのも合わさり、捜査を困難なものにしていたものと思われる。
このおかげでエスパーであるジャスミンに居場所を特定される事態を(偶然にも)防いでいる。
なお通信機は彼の宇宙船でもあり、これで逃走してきたが3つ目の手掛かりがあったレストランにおいて、自分の挑発じみたセリフに怒ったバンが無線機を床に叩きつけて壊そうとした時に「おい、よせ!」と慌てて止めようとしたため、居場所を突き止められた。加えて様子を随時観察できる場所がバンのすぐ近くである点も裏付けとなった。
居場所が発覚したものの一瞬の隙を突いてバンの手から逃亡、保険として購入していた怪重機キャノングラディエーター2に乗り込んでデカレンジャーロボと戦うが「15の惑星破壊罪、騒乱罪、及び地球破壊未遂」でデリート判決を受け(その際、一瞬驚きつつも逆ギレしている)、ジャスティスフラッシャーによって自らが怪重機ごと爆砕・デリートされた。
余談
出身星と名前の由来はそのまんまゲーマーとハイスコア。また、名前の方は正体の点を考慮してデバイス(のコア)にもかかっている模様。
声を担当した関智一氏は『電磁戦隊メガレンジャー』にてビビデビの声でレギュラー出演しており、スーパー戦隊シリーズへの出演は7年ぶり。次回の出演は7年後の『海賊戦隊ゴーカイジャー』のナレーションおよび各種アイテムなどの音声、及び劇場版でのアカレンジャーの声など。
また、本年度の1時間後のアニメに登場した妖精を演じ、約13年後に製作された『スペース・スクワッド』にてバーグ星人クローネンの声を担当したほか、ワイハー星で行われたセンとウメコの結婚式の牧師役として顔出し出演している。
関連タグ