「テメェ等デカか!?ちょうどいい、むしゃくしゃしてたとこだぁ!!」
データ
概要
フリーターが多いと言われているジューザ星人のアリエナイザー。
本来は犬を可愛がる等心優しい性格だが、交通事故で妻子を亡くしてからは自暴自棄になり、暴走行為を行う自動車を両腕から出す鎌で切断するという事件を起こしていた。
スペシャルポリスの情報によると、ジューザ星人はとても器用で、両腕の鎌で木を切ったり料理を作ったりもする。
そのためジューザ星にはチェーンソーやカッター、包丁といった刃物類の道具が存在しないらしい。
劇中での活躍
その犯行現場を偶然目撃していたリドミハ星人カーサスによって、妹のカーミア殺害の濡れ衣を着せられた上エージェント・アブレラによって巨大化させられて暴走する。
デカレンジャーロボによって拘束され動けなくなり、「器物損壊及び、リドミハ星人殺害の罪」でジャッジメントされるが、センの捜査・推理もあって切断された車の断面の微妙な違いが決め手となり、カーミアを殺害していないことが判明。
従って器物損壊のみで比較的軽い罪とされ、デリート判決は下りなかった。(※)
その後はデカベースに保護・拘留され、治療されて無事に元に戻った後は服役して罪を償うとのこと。
パワーレンジャー・S.P.D.では
通称T-トップというバウンティハンターとして登場。
原作のような悲しい過去は(恐らく)無いが、やはり嵌められてしまい同様の経緯で巨大化。
ジャッジメントされるも無罪となったため原作と違って元の大きさに戻されている。
尚、地球上で破壊行為をした罰として地球から永久追放される事になった。
余談
(※)作中初のデリート不許可者である。ほかにデリート不許可を受けたものはゾイナー星人ベートニンのみ。
ただし、ベートニンは完全無罪(エージェント・アブレラによる重要文化財窃盗の押し売りに巻き込まれかけただけで、本人は事前にきっぱりと断っていた)であるのに対し、こちらはあくまでカーミア殺人が冤罪として認められたのみで、車破壊による器物損壊罪により逮捕されているため、完全な無罪ではない。
とはいえ上記の事情、かつ破壊されたり狙われていた車はいずれも危険な運転を行っていたこと、運転手には一切怪我を負わせていないこと、カーサス達に利用されていたなどからある程度の情状酌量がつくと思われる(ボス曰く「そう重くはないだろう」とのこと)。
モチーフはカマキリ。出身星と名前の由来は『13日の金曜日』から来ている(金曜日→フライデー→ブライディ)。
声を担当した沼田氏は4年前の戦隊『未来戦隊タイムレンジャー』にてタックの声でレギュラー出演しており、同作ではEpisode.48にてスドラ星人ギレーヌの声も担当。怪人の声優は今回が初であり、2年後の『轟轟戦隊ボウケンジャー』ではマモリガミの声を担当している。
関連タグ
特捜戦隊デカレンジャー アリエナイザー 哀しき悪役 カマキリ
他作品の関連項目
ブライディ:メタルヒーローシリーズ第6作における同名の特撮怪人。