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悪いが、積もる話はあとだ。取り急ぎ本部に報告したいんだが…


データ

登場話Episode.11「プライド・スナイパー」
身長182cm
体重66kg
出身地ビリーザ星
郷本直也


概要

共通してせっかちな性格とされるビリーザ星出身のスペシャルポリス。

ホージーとは宇宙警察学校での同期で、様々な分野でトップを競い合った親友であった。

卒業時にはお揃いのブレスレットを身に着け、共に宇宙の平和のために戦い続けようと誓いを立てていた。

 

その後はホージーでも敵わないとされる射撃の腕前を買われて刑事に配属されたが、スペシャルポリスとなってから2年後のある日、突如として失踪。音信不通となっていたが、墜落した宇宙船の操縦者としてホージーの前に姿を現した。「捜査中の事故で記憶をなくしていたが、ようやく記憶が戻り復職した」とは本人談。

なんでも復帰して早々に逃走中の凶悪犯を宇宙船で追っていたところ、辛うじてデリートできたものの地球に墜落してしまったらしく、消火・救助活動に現れたのがホージーだったことには驚いていた。

射撃の腕は相変わらずすさまじく、射撃訓練では1発の銃撃で目標となる球体を3つまとめて撃ち抜いている。


スペシャルポリスの情報によると、ビリーザ星人は地球人とほぼ同じ姿、能力を持つが、西部劇がそっくりそのまま現実になったような環境で、銃火器の開発技術が発達しており、剣などの近接武器は使われないらしい。

そもそも星の歴史自体が地球人から見れば西部劇そのものだという。ということは先住民がいて、彼らをビリーザ星から追放して乗っ取ったということだろうか?




以下、彼の正体にまつわるネタバレにつき注意!

ピクシブ百科・ネタバレ注意アイコン





















































世の中は全て金。金なんだよ


誇りだけで生きていけるか!金以外に正義なんかないんだよ!


ビリー・ザ・キッド星人野比のび太


身長182cm(ヴィーノ時)/245cm(ギガンテス時、巨大化時:42m)
体重66kg(ヴィーノ時)/133kg(ギガンテス時、巨大化時:4375t)
罪状複数の星における広域殺人
ジャッジメントデリート許可
CV郷本直也

その正体は、あちこちの惑星で要人を殺して回っていた凄腕の殺し屋ギガンテスと同一人物たるアリエナイザー

本人によれば、どれだけ命を張ろうが人々から感謝されず、あまつさえ恐れられ疎まれることすらある日々の仕事に嫌気が差したらしく、そんな折に射撃の腕を見込んだ非合法組織にスカウトされたことで金に目が眩み、「デカなんか割に合わない」として退職、大金を得るために闇稼業へと足を踏み入れていた。


やがて自身の体をサイボーグに改造してギガンテスと名前を変え、裏社会の住人から依頼を受けては様々な惑星で要人を暗殺。

怪人態であるギガンテスの姿で出身星と身元が不明な凶悪犯として指名手配されていたが、表の顔であるヴィーノの姿と裏の顔であるギガンテスの姿を使い分け、宇宙警察の捜査を逃れてきた様子である。

正体判明後、宇宙最高裁判所からデリート判決が下されていたことが語られている(ヴィーノとしての犯罪歴はホージーも把握していなかったことから、おそらくギガンテスに下された判決がそのままヴィーノ自身にも適用されたものと思われる)。


肉体改造の副作用から急に胸が痛みだすことがあり、同時に殺人衝動で荒っぽい性格に変貌する。こうした危険な一面はエスパーであるジャスミンにも「ただならぬ殺気」としてヴィーノの姿の時から察知・警戒されていた。


ギガンテスの姿では腕をライフルのような武器に変形させることができ、これで標的を狙撃するほか、肩部・胸部の突起から電撃状の光線を放つことも可能。加えてデカレンジャーの面々をまとめて相手取るほどの高い格闘能力も持ち、さらには不測の事態に陥ると銀色のケースに入った生命力増大薬を使い巨大・凶暴化することができる。


劇中での活躍

エージェント・アブレラを経由して何者かからドギー・クルーガー暗殺の依頼を受け、スペシャルポリス時代の自分を演じ、凶悪犯を追って来たと偽って地球に侵入。

ホージーと再会し、彼の友人ということでチェック無しでデカベースに侵入するも、殺人衝動が抑えられなくなりギガンテスの姿で第三動力室を襲撃、駆けつけたデカレンジャー5名を圧倒してその場を去る。

その後、ギガンテス出現で混乱に陥る中、宇宙警察本部での会議から帰還したドギーが指示を下していた隙を見計らい、柱の陰から彼を狙撃した。


追ってきたホージーの前で正体を現すと、殺し屋になった経緯を語りつつ彼のブレスレットを銃撃で破壊し、悠然とその場を去るが、当のドギーがスワン謹製の新型防弾ジャケットを着用していたため暗殺に失敗。

さらに、ウメコからはゲストフロアに妨害電波発信装置を設置して惑星間通信を妨げていた事、ジャスミンからはビリーザ星のスペシャルポリスを二年前に退職していた事、センからは第三動力室の破壊がギガンテス化した副作用ゆえの行動だった事を暴かれた。


アブレラから暗殺が失敗したことを聞かされると、今度は一般人の女性を人質に取ってドギーをおびき出そうと画策する。

しかし代わりにやって来たホージーの「俺を倒せばボスがやってくる」という約束を呑んで早撃ち勝負を挑み、ここ一番で手負いの状態ながら普段以上の力を発揮したホージーの前に敗北。悪に堕ちたかつての友がこの結果に愕然とするのに対し、ホージーは自身を支えているものが「刑事の誇り」であることを語る。

その直後、生命力増大薬を飲み干し自力で巨大化(その際、先述の台詞を先のホージーの主張に対する反論として放った。なお、巨大化時に自身の付けていたブレスレットがちぎれ飛んだ)し、夜の市街地でデカレンジャーロボと対決。最早言葉を話さず、得意だった射撃も使わず、ただ唸り声を上げ手当たりしだいに光線を放ちながら相手を殴る蹴るばかりの怪物に堕ちた彼はしだいに劣勢に陥ってゆき、最終的にジャスティスフラッシャーでデリートされた。


遺されたブレスレットはホージーが回収し、現在も形見として右手首に嵌めている。


なお、ヴィーノを雇った張本人に関して、ドギーはある人物に心当たりがあるようで…。


余談

彼の名前の由来は、一説によると某青いロボットが登場する作品の射撃が得意なキャラから来ているという噂があるらしい。出身星はビリー・ザ・キッドに、仮名はギリシャ神話の巨人・ギガンテス(同じく青いロボットが登場する作品のガキ大将あだ名にも掛かっているのだろうか?)に由来。


刑事時代の忘れ形見であるホージーとお揃いの腕輪を殺し屋になってなお身に着けていることから、「割に合わない」と吐き捨てつつも刑事という職業に対し複雑な心境を抱いていたことが見て取れる。

ちなみに刑事の仕事をそのように酷評されたことに対しホージーは「そんなこと…最初からわかっていたはずだ…!」と返しており、多少なりとも彼に共感できる節はあった様子である。

とはいえ、ヴィーノが他者からの感謝や報酬といった見返りを求めていたのに対し、ホージーを支えていたのは、それらとは無縁の「誇り」。両者の明暗を分けてしまったのは、「誰のため、何のために戦い続けるか」だったのかもしれない。


2022年12月23日ニコニコ動画で公式配信されたヴィーノの登場回では、ヴィーノは他のアリエナイザーのように『怪重機に乗り込む』ではなく、『自ら生命力増大薬を服用して巨大化する』というプロセスで巨大戦に挑んだのが災いして、ニコニコ動画で公式配信されるスーパー戦隊シリーズの恒例行事?に倣って、ヴィーノの服用した生命力増大薬が『芋羊羹カプセル』や『カプセル型芋羊羹』呼ばわりされるというシリアスな雰囲気に水を差すコメントが流れた。


リメイク版にあたる『パワーレンジャー・S.P.D.』ではドルー/ギガニス名義で登場し、神奈延年氏が吹き替えを担当する。


関連タグ

特捜戦隊デカレンジャー

アリエナイザー 殺し屋 ヒットマン


他作品の関連・類似項目

特撮関連

スーパー戦隊

ポッペン星人ハイマル:やはり悪に堕ちた元宇宙警察の関係者にして、地球署メンバーの知人。

ハンターキラーセイギ(シャリバン):同じく悪の道に進んだ警察関係者繫がり。前者はスーパーヒーロー作戦では銀河連邦の横暴に嫌気がさしてマクーに寝返ったという設定があり、後者は刑事としての仕事に嫌気がさして悪の道に走った刑事でもある。

ハイド怪人:『バトルフィーバーJ』に登場する、悪魔に魂を売った戦隊メンバーの親友の大先輩。

ドクター・ケンプドクター・マゼンダドクター・オブラー:『超獣戦隊ライブマン』に登場する、戦隊メンバーの親友達で悪魔に魂を売ったことで敵対関係になってしまった。こちらはレギュラー幹部達。

マッドレーサー・バロン:4年前の警察戦隊である『未来戦隊タイムレンジャー』に登場するブルー戦士の旧友の先輩で、こちらもヴィーノ同様に悪に堕ちた。

バリゾーグ:『海賊戦隊ゴーカイジャー』に登場する、ブルー戦士知人にして悪側サイボーグ繋がりで、こちらは洗脳によって敵に回った。また、レギュラー幹部である。


仮面ライダー

コマンダー・ドーパント:同じく人間などの醜さなどに失望したために悪の道に走った刑事繫がり

さそり男プロペラカブトガルマジロンライオンサンダーシャドームーンティーレックス・ドーパントヘキジャインベス:ヴィーノと同じで主人公の友人・知人だったライダー怪人


特撮以外の作品

藤堂武史:こちらは「悪いのび太」と例えられた特撮キャラ。ただし、彼はヴィーノとは違い、人が死ぬ作戦等には反対したり、ポイ捨てを注意するなど最低限の倫理観はちゃんと弁えててたりするところもある点もある他、元を辿れは両親や家庭に恵まれていなかったために歪んでしまったという同情の余地があるだけでなく、彼は最終的に改心するという点ではハイマルやドクター・オブラーに近い。


レオーネ・アバッキオ:同じく警察の負の面を目の当たりにしてギャングに身を堕としたジョジョ第五部の人物。

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