「オレ様、マッハルコン!バリバリ行くぜ!!」
CV:平田広明
概要
ゴーオンジャーの大いなる力として海賊戦隊ゴーカイジャーに登場。
スピードルとベアールVの子供でナンバリングは13(12番目のケラインからの通し)。戦後に生まれたのでこれでも子供。
また親父臭い声で喋り、ジャイアン族(巨大トレーラー=でかい)に匹敵するほどの巨体を誇り、両親が小柄なこともあってむしろマッハルコンの方がスピードルとベアールの父親に見える。改めて言うが、逆にこいつがその二人の息子なのである。
性格
しかも反抗期に突入しているので、声色が似ている壊し屋ヒーロー並みにマシンワールド内を暴走していた。
自分を構ってくれない親への寂しさからグレており、害統領ババッチードの「鎖国バリア」を破れるのはマッハルコンしかいないと知ったマーベラス達の説得にも耳を貸さなかった。
その後協力するか否かについて勝負することになるのだが、当初はゴーカイジャーのマシンを次々と退けるが、一瞬の隙を突かれて敗北。「何もないんだったら探せばいい」というマーベラスの言葉に共鳴し、彼らの相棒になることを決意した。
ちなみに四輪駆動型炎神族だが、タイヤを90度回転してホバーモードになるなどウィング族(飛行機)同様に飛行能力を有している。
並の炎神では追いつけないスピードを有しているのは父親譲りかもしれないが、体格と飛行能力については『先祖にジャイアン族とウィング族がいる=隔世遺伝』という見方もできる。
実際、父親は滑空式だが飛行能力を有し、公式でジャイアン族とウィング族のハーフがいるので可能性としてはありうる。
『炎神戦隊ゴーオンジャー 10 YEARS GRANDPRIX』には登場していないものの、スピードルとベアールVの婚姻設定は健在のため、ゴーオンジャー本編でも彼は実在しているものと考えられる。ただし、ゴーカイジャー達との合体はしているものの、他の(彼の両親を含めた「ゴーオンジャー」本編に登場した)炎神達と合体出来るかどうかは不明である。
ちなみに炎神なので玩具付属の炎神ソウルはゴーオンジャーの変身アイテムゴーフォンを始めとする関連商品との連動ギミックが存在する。
もっとも、彼の炎神ソウルは他の炎神と異なり、ヒューマンワールドに召喚された際は彼の炎神キャスト共々巨大であり(ゴーカイオーがそれら2つを持って、人間大での比率に一致する)、カンゼンソウルに至ってはさらに巨大(召喚時に使用されるソウルが人間大で言えば「親指と人差し指でつまめる程度」のサイズなら、カンゼンソウルは「手のひらより大きく二人がかりで持ち上げる程」のサイズである)であるため、その意味でも一線を画している。
大いなる力
ゴーオンジャーの大いなる力でガオライオンと同様にゴーカイオーの上半身と合体することでゴーオンゴーカイオーになり、更にゴーカイジャーの大いなる力によりカンゼンソウルをセットした状態で豪獣神を加えることで最強形態カンゼンゴーカイオーとなる。
ちなみにゴーオンジャーの大いなる力は「仲間と認めた炎神を召喚すること」であり、マッハルコンそのものではない。
余談
見た目やネーミングからして、モチーフはレーシングカー、名前は「マッハ」+「ファルコン」と思われる。
演じる平田氏は『パイレーツ・オブ・カリビアン』のジャック・スパロウや『ONEPIECE』のサンジといった海賊を題材にした作品の主要人物を多く演じている。
翌年の仮面ライダー作品にはナレーションとして出演した、ウルトラ作品ではウルトラマンパワードでマーク・ミッチェルの吹き替えをしており三大特撮制覇を果たした。
スーパーヒーロー戦記にもクライマックスに少し映り込んでおり、なんとスピードルと親子揃って並走している。
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